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逆向き設計〜ひろげる&ふかめる [探Q舎]

授業は、逆向き設計。

授業の達成目標を設定し、これを達成するために、プランを組む。
はじめに、達成目標ありき、それから具体的なテーマを決定し、さらに内容を決定する。

1)世界をながめる、ひろげる、たいかんする
スクリーニング的に多種多様な教科横断型のテーマを取り扱い、興味関心のアンテナを増やす。
手足を使い、目を使い、耳を使い、肌を使う、そして脳を使う。
五感をフル活用、
カラダもココロもフル稼働、
元気いっぱいのびのびと。

指導案には、個人ごとにカルテを作成し、お子様からの授業の評価として記録する。
当然だが、あるお子様にはホームランやヒットとなり、またあるお子様には凡打や三振となりうる。
データがふえてくると、お子様の興味関心の方向性がどんどん明確化される。


2)世界をみつめる、ふかめる、ほりさげる
自分だけの探究テーマにじっくりとことん取り組み、
独創的な研究を行い世界で唯一のオリジナルの学びを自ら創出する。

学びへの『意識』の変革を狙う、
新たな価値観の創成を狙う、
『行動』の具体的な変化をおこす。

おおげさなことばで言えば、
世界観、人生観を変えること自体を達成目標とする。

指導案としては、授業ごとに、もっと具体的な達成目標を設定しているが、
複雑になるので、ここでは、これ以上触れない。


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これまでの体験も子ども達によって多種多様なので、
あえてポイントを狙って興味関心を引き起こすテーマも取り上げている。
まだまだフレッシュな小学生さんたち、あまり体験していない分野もあるかと思う。
生まれてからまだ10年かそれ以下、未体験も山ほどある。

また、ご家庭の環境によって、さまざまな教育環境だと思う。
やはり、ご家庭の力に勝るものはない。
当然ながら、お子様達にとって、お家の皆さんの影響が最も大きい。

アートはあんまりだけど科学技術系はめっぽう強いとか、
文学系や芸術系にはよく触れるけどスポーツ系は頻度が低いとか、
自然にはあまりふれないけど
、読み書きや、読み聞かせに力を入れているとか、

お家の方の影響もあり、食わず嫌いになっていることもあるかもしれない。
昆虫の食わず嫌い、詩の食わず嫌い、音楽の食わず嫌いなど。

はじめは、自分が興味がないと思い込んでただけで、実際触れてみると意外にハマることも多い。
「へー、あれれ?最初に思ってたものと違うぞ!!」
「これってこんなに面白いもんなんだ!?」ってことになってしまったり。
プラスの方向への期待はずれになったりするから面白い。


せまいようで、ひろい世界。
ただ広いだけではなく、奥深くもある・・・・

実際のところ、
大人でも子どもでも、誰もが全ての世界に首を突っ込み、深めるには人生は短い。
しかし、保育園や幼稚園、小学校の時代こそ、
ダイナミックにいろいろな体験をしてほしいと願う。

そして、その後、深く深く掘り下げる "たったひとつ"、が見つかればシメタモノだ。

ひとりひとりにとっての、それぞれの"深めるたったひとつの道"を
探し出し、キワメルまでのプロセスとして、
大きな可能性をもつ子どもたちには、いろいろな世界にふれていただかなければ・・・

そこから、きっと何かが動き出す。



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