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探Q力をきたえよう!第8回目終了 [市民講座]

探Q力をきたえよう!第8回目終了


1) ぼくの/わたしのたいせつなもの/こと
たいせつなもの、すきなもの、なくてはならないものについて考えていただきました。
今回は、次のクイズに備える目的もあり、書いたことをお友達に見えないようにするため、
テーブル一つ当たりお一人様に座っていただきました。

親子あたり、一つのテーブルという状況で、まずは、じっくりと考えていただきました。
この形式は初めてでしたが、ご家庭のカラー(?)が出ていて、とても興味深かったです。
そして、課題が課題だけに、親御さんの存在がお子様の記述にどこまで影響を与えただろうかという点が非常に興味深いですね。
例えば、親御さんが教室にいらっしゃらなければどこまで回答が変わったのだろうということです。
うーん、ヒトの場合は、対照実験とかできないですし、難しいところですね。

次回、もしも講座を行うことがあれば、保護者様の見学・参加なしで同じ授業を行ってみましょうか?
もし、実行できれば、また結果についてレポートしますので、どうぞお楽しみに。


書き終わったら、みんなで意見を共有します。
グループ分けするとおよそこのような感じでしょうか?

ひととのつながり関係・・・・・
楽しいこと、面白いこと・・・・・・
快適に日々を過ごすためのもの、こと・・・・・
生きるために絶対に必要なもの・・・・・・

以下は、皆さんから出て来たもののうち一部です。
かぞく、おともだち、バイオリン・・・・・
食事、睡眠、服、クツ・・・
いえ、地球、月、太陽、空気、酸素、水・・・・・いのち

思考のスケールが大きくて、太陽まででてきました!
みなさん、考える力、素晴らしいですね。
他にも、たくさんたくさん、大切なもの、なくてはならないものが挙ってきました。


実は、これは、ホスピスなどでも行われるものなんですよ。

大人でも普段、慌ただしい日々の中で、じっくり日々の生活を見直す機会はなかなかないですよね?
幸せはあちこちに散らばっていますが、空気や太陽、地球の存在は、存在するのが当たり前だと思ってしまっています。家族やお友達も、健康も同じです。

通常のパターンは、失って初めてそのありがたみに気づくというものです。
"そこに何かが存在する"とき、いろいろな巡り合わせがあってそこに存在しています。
決して、当然のことではないでしょう。
おそらく、当たり前ではないでしょう。

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改めて、日々の生活の中には、なくてはならないものが沢山あるということに気づき、
ステキなものに囲まれて生きているんだと実感して欲しくて。
そのハッピーな今、ここにいるという状況を少しだけ身体で感じて欲しかったんです。




探Q舎の授業では、もしも、高学年なら、
生きるって?幸せって?というタイトルで真っ向勝負をかけるんですが、さすがにこれはやりすぎですので、今回は、マイルドバージョンで行いました。



2) うまれかわったらなんのいきものになりたい?

人間に生まれたというまぎれもない事実をもう一度捉えるきっかけをという願いからです。
そして、地球には多種多様ないきものがそれぞれ工夫して個性を活かして生きているということを
お子様たちは、よくご存知です。
相手の気持ちを想像する楽しさを、勝手気ままに想像する楽しさを、相手の立場になって考えて欲しいという願いから、こんなことをしてみました。

クイズ形式でお友達が質問を浴びせながら、それは何かを当てるのですが、

いきものに詳しい子どもたち回答は、とってもマニアックでした!!
答えがかなり難易度が高くて、みなさん智慧を振り絞って考えました。
みなさんの生き物への興味関心が高いこと、よく勉強されていることが伝わってきました。


みなさん、それぞれ個性的な回答でした。
やっぱり次も、ヒトになりたい!という確固たる意志をお持ちのお子様もいらっしゃいましたが、
自分の好きな動物を挙げてくださったお子様もいらっしゃって、多種多様なご回答。


3) 動物園の動物か、野生の動物か、どちらになりたい?
野生を選ぶと言うご意見が多数でしたが、回答されたあと、モヤモヤが出て来たようです。
みなさんぼそぼそとそれぞれのメリット、デメリットを頭に思い浮かべてお考えのご様子。

帰路の宿題になったでしょうか?



お友達の考えを知って、みんなそれぞれ面白いなって感じてくれたでしょうか。


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さらに探Q、のコーナー。

★生き物の種類と数
いろいろな説がありますが、
地球上の生き物は、8,700,000(870万)種存在するといわれ、
その90パーセントがまだ発見されていないといわれています。
ほとんどの生き物がまだ見つかっていないんですね!



☆生命の存在、ヒトの存在にとって、奇跡と言って良い環境

■地球と月と太陽の大きさのバランスと、距離のバランスが絶妙。
第六回目の講座で学んだ通りです。
水が液体として存在する、温度も適温、大気の厚さ、電磁波、などなど。。。
ハビタブルゾーンとよばれる条件です。

■地球の磁場が、太陽からの有害な放射を遮ることができる。


■大気が地球を包んでいる。
住みやすい気温を維持、隕石の落下も防ぐ。
空気の組成も絶妙。
酸素21%、二酸化炭素0.03%.
もしも、二酸化炭素が増え、その量が6%になると、ひどくあえぐようになる。
もしも、酸素が16%になると人体への影響が現れてくる。
10%以下になると、もうヒトは生きてゆくことができなくなると言われている。






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