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立体大好きなお子様のおかげで楽しめました [探Q舎]

算数が大好きで空間認識力が高いお子様。
少し難しいかなと思いつつチャレンジしていただきました。

「考える力」の授業で、
1) 立方体の6つの各面の中心を頂点とする立体を描きましょう。
どんな立体でしょうか。

2) 正八面体の8つの各面の中心を頂点とする立体を描きましょう。
どんな立体でしょうか。

とてもきれいな問題です。

まあ、この問題がとっても気に入ったご様子で、何度も何度も書き直しながら、
自分自身が満足いくまで思考錯誤を繰り返し (ほぼ1時間みっちりです、
何かの設計図のような美しいアートが完成しました。
最後には、ニコニコして、ほんものの設計図みたい!!って言う言葉を。
達成感が得られた模様で、何よりです。


その後、しばらくの間、立体!立体!という情熱が収まらず、
急遽、「探究」の授業でも立体を取り上げることに・・・

ペーパークラフトや、不可能立体(最もシンプルなものはペンローズの三角形)の作製、
そして、最終的には製図法(第三角法)までに至りました。
まさか、第三角法まで、至るとは思ってもいず、想定外ではありましたが、
立体熱がこちらにも伝染したようで、随分愉しませていただきました。

その後も、お持ち帰りいただいた設計図を使ってお家でも熱心に立体作製に取り組んでられたそうです。
立体熱が随分持続していたのですね。




確かに、大人の私でも面白い世界だと感じます。
正規の投影法、第三角法は、
一カ所を空白にした問題をでクイズのようにどんな立体が考えられるかを楽しみながら、予想できます。考える力をぐぐっと鍛えることができるでしょう。

直線だけでなく、曲線もありえますから、多く立体が候補として考えられます。


メンタルローテーションの力は、日常生活でも重要ですが、
それだけでなく、これからの多種多様で複雑な世の中を見る目をも養ってくれることでしょう。
物事を多角的な視点で見ること、
このような柔軟性、広い視野は今後益々不可欠になってくると思われます。





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数学好きのあなたに、おまけです。
最初に記述した問題の続きです。

1) 立方体の6つの各面の中心を頂点とする立体を描きましょう。
どんな立体でしょうか。

さらに、立方体の中にできた新たな立体の体積と、立方体の体積との比は 何対何になるでしょうか?

普段、数学的な問題とは縁遠い方も、
時には、数学脳を活性化させることでリフレッシュできるかもしれません。


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