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7歳の子が一週間のスケジュール表の見える化をしてみました [探Q舎]

パーカースト女史の著書『ドルトン・プランの教育』
(原題『Education on the Dalton plan, 1922, Herren Parkhast』)

を読んでいて、学習計画を自分自身で立てられるのは、7歳頃ということが書かれていました。
そこで、ちょうど7歳のお子様にトライしていただきました。


まずは、一週間の過ごし方の計画を30分単位で立てて、スケジュールを埋めて、
その内容ごとに色分けしてもらいました。


はじめに、毎日規則正しく行う内容を埋めて行きます。
起床、朝食、学校、夕食、就寝などです。
その後、日によって違う習い事などの時間を四角で囲んで行きます。
それから、宿題の時間やお友達と遊ぶ時間です。

最後に土日の予定を考えていただきました。
朝寝坊するかもしれないから、予定を決められないとか、、、、
なかなか正直なつぶやきが聴こえてきました。


「えっと、3時間目って、4時間目って、何時から何時までだったっけ?」
とか、
「ここは、宿題をして、友達と遊ぶ時間をとっておきたい」
とか、
「ここに、習い事もうひとつ増やしたいんだけど!!」

とか、
ぶつぶつと、つぶやきつつ、作製して下さいました。


土日の予定とか、習い事の予定とか、現在の予定だけではなく、
本当はこのようにしたいという未来の計画?改定案?を語って下さりながら進行しました。

30分単位で区切って良い感じに枠取りができたので

「予定が立ったら、次は内容とか、教科ごとに同じ色で塗り分けると分かりやすいかもねっ」

とそれとなく言ったのですが、
どうも好きな色を沢山使いたいようで、

「うーん、黄色沢山使いたいから、習い事も下校時間も黄色で塗っちゃうっ!!」

てな感じで、スケジュール表をとにかく好きな色で沢山塗りつぶしたかったようです。

純粋で可愛らしいですねえ。

スケジュール表の見える化の意義を知るには、少し早かったようで、
半ば、塗り絵感覚??になっていました。

そうはいっても、

3時間目や4時間目が、何時から何時まで?と改めて考えてくれたり、
自分の現在の時間の使い方と、近い将来このように改善したいという、
現在と未来の対比をしてくれたり、

自分の時間の使い方を改めて見直すことができ、良い振り返りになったようです。


初めてこんなことをしたと仰ってましたが、
初めてにしては、なかなか頑張って良い計画表を作って下さいました。
良い感触が得られました。


7歳で自分の学習計画を練れるといったパーカーストはどうやら正しそうです。
このような機会さえあればもっと早い5.6歳でもできるかもしれませんね。












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