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大きな責任〜たかが一部、されど一部 [探Q舎]

今回の内容は、
少し、熱すぎるでしょうか。。。。。。



教育大改革に伴い、
学力論、教育論が活発で、教育界の至るところで以下のような言葉がみられます。

生きる力、やり抜く力、生き抜く力、へこたれない力、GRIT・・・・
本当の学力、真の学力、
学びとは何か、
教育とは何か。

教育の本質を問い直す時機ですね。


しかしながら、容易に"生きる力"という言葉を使うことが憚られます。
言うは易し、行うは難しです。

生きる力、それは、何か。
それが何を意味するのか、
どういう力なのかについて、
一人一人が、それぞれの立場で考え抜く (think out )ことが、
求められているのではないでしょうか。



一人残らず誰もが、死ぬまで自己教育します。
お子様がいらっしゃる方は、24時間教育と子育てに直面されています。
教育関係ではない人たちも、後輩や部下を教育する機会が沢山あると思います。


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教育関係の人たちは、、、
当たり前のことですが、

小学校の先生方は、幼児教育を、
中学校の先生方は、幼児教育、小学校教育を、
高校の先生方は、幼児教育、小学校教育、中学校教育を、
大学の先生方は、幼児教育、小学校教育、中学校教育、高校教育を、

引き継ぎます。

一人の人間の一生には区切りはありません。
教育課程はただ形式的に区切られていますが、
教育は、生から死まで、ひと連なりに繋がっています。


それぞれの教育課程は足し算ではなく、おそらくかけ算になるのではないかと考えますが、
みなさんは、どう思われますか。


そういうことを思うと、

小学生の子ども達と共に学んでいる時、
中学生の子ども達と共に学んでいる時、

これまでそのような体験をされてきたのかな?と過去をイメージします。
また、これからどのような世界にどんどん入り込まれるのかな?と未来をイメージします。

過去と未来の狭間で、"今"というかけがえのない時を共に学ぶ、
この一瞬の過ごし方をどうすればよいのか、
この一瞬、今という時、
この場所において、
どういうことが最も大切なのか、
こちらにできることはどういうことなのか、

と、突き詰められます。

このお子様は、こういうところの土台はかなり分厚くなっているようだわ、
でも、こういう方面は、あまり機会がなかったように思えるワ。。。。などなど。
ときおり、体験談を伺いながら、イメージが沸いてきます。



未来の巨人の人生の一時を共に学ぶ。
お一人お一人の過去と未来を思い浮かべながら、
敬意を持って接する。

そこで初めて、かけ算したときに1以上にできるのではないかと。。。。。
そのように思うのです。



時空間を共有して、お子様に接していると、
授業の1コマ、1コマの中で、
お子様の恐るべし力を目の当たりにして、
感動する瞬間に必ず出会います。

お世辞抜きに、ほんとに凄いなあと驚嘆するんです。
人間ってすごいなあ、と素直に感心させる力は、
やはりお子様の持ってる特性のひとつでしょうか。
(大人よりもわかりやすいです、ピュアだから?)


このようなことを申すのはどうかと思いますが、
正直のとこrろ、感動して涙が出そうになる瞬間が多々あります。
歳のせいもあるかもしれません。必死で堪えるんですよね(笑)。

身体は小さくても、自分なんかより大きな大きな存在に映る瞬間に出くわします。


そんな彼らの、"生きる力を身につけるサポートをするためには、、、、一体どうすべきなのか?


これを常に念頭において、突き詰めていくと、
人にしかできないこと、自分にしかできないことが残ってきます。


子どもたちにとっては、ほんの一部の時間かもしれませんが、
こちらにとっては、共に学ぶ限られた時空間に対して大変責任を感じるのです。


真の学力を身につけて、
生きる力の大きな子ども達に。
探Q力の大きな子ども達に。


どの発達段階の教育にたずさわるかに関係なく、全ての教育の成果はかけ算になると考えて、
相乗効果を目指ししたいです。


幼児教育、初等教育、中等教育、高等教育、
それぞれの立場の教育従事者が、
ひと連なりの個々の人生をイメージするとき、
教育は、子ども達の真の学力を、生きる力を強化することが必ずやできると信じています。


いずれの教育課程においても、
1以上の値にすることがきっと達成できるのではないかと、そんな風に考えています。


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