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手順が違うとこんなに違う [探Q舎]

小学年低学年さん。

実験の手順はこのように記載されています。

「洗濯のり100mlを水に100ml混ぜる」
シンプルなことではあるのですが、洗濯のりは大変粘性が高いのがポイントです。

なるべく正確に量り取るためには?





科学実験。


水を入れたビーカーに、物質を加えて水溶液を作製する。
単純に見えて、じつはとってもふかーい世界。

溶かす試薬がたった数種類だけだったとしても、
その加える順番がとても大切であることがしばしばです。

順番を間違うだけで、
短時間で水溶液ができあがるはずのものが何時間もかかってしまうこともあります。






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簡単そうに見える科学実験の場合でも、
実験前に、自分なりにその操作の一つ一つをよく考えてみましょう。


その行程の一つ一つには、必ず意味、意義があります。

なぜ、これをするのか?
どうしてこの順番なのか?
もっと時間、労力、費用を節約できないか?
この段階を改善できないか?

立ちどまるところ、グッと考えるところ、がたくさんあります。
なるほど、このためか!という面白いところがあります。



研究の楽しさは、試行錯誤の段階。
何度も何度も失敗に失敗を重ねて、その度に工夫を繰り返します。
頭をこねくり回して、次から次へといろいろな方法に挑戦します。

そうして尊い創造がなされるのです。
新しい仕事はいきなりヒョコッと出現することはありませんね。










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