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円の教育 [探Q舎]

密かな自分との勝負のうちの一つ。

「鉄は熱いうちに打て。」

ゼロから、新たな世界に出会う学びがある一方で、
お子様がすでに小さなタネを抱えていることもある。

そのタネが発芽するようにしたい。


お子様の ”そのとき" は突然襲ってくることも多い。
意識できているタネと意識できていないタネがあることだろう。


何かのきかっけで、それがひょろっと湧いて来たら、
そのときにググッとサポートできたらと願っている。

そのときに、持ち合わせのものができるかぎりあると対応できるだろうし、
日頃より、子ども達に提供できるものを増やす努力を常に怠らずにいたいと思う。


当然ながら、
一人一人、そのときも、それが何かも、全然違っている。
好機を逃さぬようにするには、
正直のところほんとに大変だし難しい。


それでも、ある程度の備えはきっとできる。

子ども達によりそい、感情の動きを見守ること。
日々、引き出しを増やしつつ、深めつつ学び続けること。


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encyclopediaは、「百科事典」のこと。
円の教育という意味。


どんな分野の知識も全て密接につながり、円になる。

昔のエリート教育では、一人の君子を真ん中に、
それぞれの専門をもつ多くの教師が文字通り円を描いて、よってかかって教育したという。
1:1のマンツーマンどころか、なんと、4:1だったり6:1だったりしたそうだ。


小学生の頃の学びにこそ、
大きな円の学びが求められているのではないかと思う。

通常は、誰もがきっと1つまたは2つの教科を専門だと思うけれども、
どの教科も大切にしたいし、教科、分野を乗り越えて一つの大きく深い円を描きたいものだ。
いっそのこと、円というよりも、立体的な球のイメージにしてしまおう。



昔のエリート教育のようにはなかなかできないので、
せめて、自分の専門の教科の頭に偏らずに、
それぞれの教科の立場になって考えてみたい。


もしも、音楽が専門だったら、どうする?
もしも、地理が専門だったら、どうする?
もしも、数学が専門だったら、どうする?


などと、それぞれの専門家だったらどんな伝え方を小学生にするのか推測してみる。
という複眼的な見方をするゆとりをもっておきたいと思う。


そういうことを考えながら、


学びをつなげる楽しみを知り、
繋がる学びを味わうことができるのは、
円の教育を一番実践できるのは、

小学校の先生かもしれないと思うに至った。


教科の枠(しばり?)を乗り越え、
ついにはフェンスがなくなり、円の教育が実践されるように願う。




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