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働き蜂の働き方 [探Q舎]

■ミツバチの働き蜂はみんなメスです。
■この働き蜂たちが、群の必要な仕事のほとんどをこなします。
■この働き蜂たちの職業は、成虫になってからの日数と共に変化します。


若い者から順に、

1.掃除係
メインは巣の掃除、
その他、休憩、仕事探し

2.育児係
花粉を食べてミルク分泌。
幼虫の御世話。
女王蜂にローヤルゼリーを与えることも。

3.巣作り係
蜂ろう分泌。
巣作りに励む。
もうすぐ蛹になる幼虫の巣房にフタをする。

4.貯蜜係
酵素分泌。
外勤蜂が集めたハチミツを受け取り,巣に貯蔵

5.門番係
外敵を巣の入り口で見張る。
蜜を盗みに来る蜂たちを撃退。

6.外勤係
蜜や花粉を収集。
巣を冷やす水も集める。




★外勤蜂
危険な外回りは全ての職を経て、羽がボロボロになってから。
大抵は、この間に1〜2ヶ月の寿命を終える形になる。
外勤蜂が一番高齢であるため, 働き蜂が減りにくいしくみ!!
外勤蜂は日中はせっせと花に通い,夜間は巣中で休息する傾向。


★内勤蜂
交替制。
1匹あたりの労働時間は6-8時間程度という報告あり。




カラダの生理学的変化(分泌するものが変わる)と、コロニーとしての大集団の中での社会的役割が
ぴったりと一致しているところが面白いですね。

一見すると、外勤は最も体が丈夫な若いものが担う方が効率的に思えますが、そうではないのですね。
最も危険な外勤の役割が、ハチのキャリアの最後に来るところが、
何と自然界は厳しいのだろうと驚きます。

これが、自然の摂理なのでしょうか。


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