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今年最後の探Q [探Q舎]

探究コースの年末の最後の授業では、「道の探Q」を行いました。
子ども達自身が、自分たちの人生観、価値観を見つめ直しました。

自分自身は、どんな人になりたいのか、
自分自身は、どんな人を目指すのかを考えました。
さらに、そのためにはどんな力を高めたいか、高める必要があるのか、について探究しました。


お子様によって、
たった一つを自信たっぷりに示すお子様、数個挙げるお子様、まだ優先順位がつけられないお子様、
がいらっしゃいますが、

皆様に共通していたのは、
新鮮な気持ちで問いに向き合われたこと、
しっかり考えようと真っすぐな姿勢で臨まれたことです。

子ども達の考える力は、多くの大人が考えている以上にもっともっと高いと信じます。
本来持っている力を発揮する機会を増やして行きたいです。


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普段も何気ないときに、
哲学的な問いや、頭の中で考えられている難しいテーマについて、
ふわっと振ってこられるお子様達が多いです。


なるべくそのタイミングを逃さず拾うようにしていますが、
その時の授業の状況で中断できないときが悩ましいですね。
もの凄く良い探Qネタでも、実験中だったりすると中断できるゆとりはないですしネ・・・
それでも、次回に改めて振ってみて反応を確かめます。
ただ、やはりタイミング命という面が大きいため、出来るかぎり鉄は熱いうちに打て、ですね。
確かに、タイミングを逃し、翌週になると、情熱が冷めてしまっているケースもあります。

真摯に対応したい気持ちは変わりないのですが、
スピードとタイミングを取るのか、内容と密度を取るのか、
脇目もふれず本来の授業を徹底するのか、それとも思い切り脱線するのを良しとするのか、
この辺りはいつも葛藤です。
もちろん、時と場合によりますし、その都度判断するのですが、
授業は生き物、二度と同じものはない、という事実を実感する瞬間です。
大変大袈裟な表現ではありますが、大小抜きにすれば確かに"運命の分かれ道"であります。


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ところで、(以前もお話ししましたでしょうか?)
何年も前ですが、多くの(4ケタ)大人の皆さんに質問させて頂いたんですけど、
「何を一番大事にして生きていますか?」という質問に対して、
即答して下さった方はほんの僅かでした。



探Q生たちには、
自分自身で、自分なりの人生観・価値観を創造できる人間になっていただきたい。
自分自身で、自分自身に問いを創造し、自分自身で答えを創造できる人間になってもいただきたい。
そのように強く願っています。


新年の初授業では、「道の探Q」の後半戦の予定です。
楽しみ、楽しみ・・・



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