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いきなり"人生" [探Q舎]

像の写真をみて、自由にタイトルを与え、像が何を考えているかを考える課題。


授業開始から1分も経過しないうちに、


いきなり,飛び出た「人生!」という言葉。
これが、開口一番の言葉とは、驚き。

大連休開け一番に、"人生"を口に出す低学年さん、凄い。



3分以内に
つけられたタイトルは,「じんせいきびしくマン、じんせいたのしみマン。」



どういう意味なのか問いかけてみると、
なんでも、人生の厳しさと楽しさにおもいを馳せているもよう。

お子様のお考えの説明はこのようなものだった。

自分や自分のまわりの子ども達はみな、優しい家族に囲まれていると言い、
それは、優しすぎるぐらいだという。
人生の厳しさに目を向けたい、向けなければいけないという意識があるそう。

普段、優しさに包み込まれているけれど、
少しはどこかで厳しさに立ち向かいたいという願いもあるといい、
人生の中で、優しいゾーンに甘んじることなく、厳しいゾーンにも移ろうと自分を励ましてくれるのが
この像だとのこと。

子ども達が優しいゾーンにばかりいると、像が首を動かして振り返って「まて!」と声がかかるという。

厳しいゾーンに身を置いて、厳しさも味わってこそ、人生をほんとうに楽しめるとの考え。


とまあ、このように対話の中では実に立派に表現できて、人に伝達できのだけれど、
さすがにこの辺りの人生観を文章にするのはハードルが高かったらしい。




10連休を過ごしたこのタイミングだからこそか、影響があるのかないのか。
連休に遊びすぎた(?)反省からきた、人生の振り返りなのか。


非常に意味深。



しかしながら、どのような背景であれ、なかなかふかーいい探Qになった。
低学年さんが、授業の初っぱなから、人生を語り出したことは紛れもない事実なわけで。

参りました。


本人さん以外は、人の思考や意識の氷山の一角しか、決して目に見えない。
しかし、だからこそ、探Qが面白いわけ。

ご両親様にこの場をお見せできたら・・・。
もの凄く、驚かれるのではないだろうか。

今度お目にかかったら、この授業のこと直接お話ししよう。







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