『はらっぱ教室』 [探Q舎]
夏休みの読書感想文の課題で、
音の探Qについてお話ししました。
https://tanqsha.blog.so-net.ne.jp/2019-08-29
今回は、その逆バージョンです。
どのように文字にあらわすのか?ですね。
====================================================================
先日、とあるお子様に、にょきにょき成長しているね、
と言いましたら、
それ、のびのびじゃねえ?
と即座に指摘されまして。
このお子様にとっては、成長といえば、のびのび、そう決まってるようなんです。
いえいえ、いやいや、
いやはや、おやおや、
そこは1対1なんていう単純なものではないのでは?
もっと、もっと、
じゆうに のびのび、びよよーんと行きましょうよ♪
===============================================
こちら岐阜県ということで、せっかくですから、
岐阜県多治見市で昭和30年頃、数年間御活躍された
日本の教育者のお一人、
峰地光重氏をご紹介しましょう。
昭和の時代、岐阜県多治見市の甘原(つづはら)という集落で、
数年間、池田小学校甘原分校教諭をされていました。
65年ペスタロッチ賞受賞。
大変な時代にも関わらず、生活綴り方教育、郷土教育における偉大な業績を残された教育者です。
著書『はらっぱ教室』(1955年) という著書の中で、
「あかがえる」
という小学校2年生の松田かなえさんの作文があります。
この作品において、
注目すべきは、そのなきごえを実に豊かにいろいろな言葉で表現されているところなんです。
峰地氏は、
「実は、このかえるのなき声は、とらえどころのないような声で、いろいろとしなをかえてなきます。
わたしは、どういって文字にあらわしていいか、まよっていたのですが、かなえさんは、とにかく、こういうふうに、文字にかきあらわしてくれました。」
さて、どのようななきごえなのでしょうか。
一例ですが、たとえば以下の資料をどうぞ。
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/nihonaka.html
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/wav/KA099.WAV
みなさん、この泣き声を文字にしてみてください!
かなえさんを見習って、できればいくつかの豊かなパターンでお願いします!!
==============================================
峰地氏は、この著書の中で、
教科中心の教育の弊害を早い時代に見抜き、学習対象としての自然や社会をおきざりにしていると強く訴えています。
自然や社会を教科の中に閉じ込めて、教科一点張りで教育しようとしても不可能であると論じています。
人間は現実生活の中にこそより多くの真実をもっていると。
そういう考えから、子ども達が実際に住んでいる、生活している地域に密接した生活学習の実践を強調しました。教科、自然,社会、のバランスを大切に、自然、社会(つまり環境)と自分という存在を素直に直視する生活学習の重要性を喚起した教育者の一人でした。
===============================================
さて、にほんあかがえるのなきごえですが、
かなえさんには、こんな感じに聴こえたようです。
あやあ、おやあ
くるくる
くくくく
け、け
ご興味がおありの方は、にほんあかがえるのなきごえ、
ぜひ、他の映像でも聴いてみてくださいね。
音の探Qについてお話ししました。
https://tanqsha.blog.so-net.ne.jp/2019-08-29
今回は、その逆バージョンです。
どのように文字にあらわすのか?ですね。
====================================================================
先日、とあるお子様に、にょきにょき成長しているね、
と言いましたら、
それ、のびのびじゃねえ?
と即座に指摘されまして。
このお子様にとっては、成長といえば、のびのび、そう決まってるようなんです。
いえいえ、いやいや、
いやはや、おやおや、
そこは1対1なんていう単純なものではないのでは?
もっと、もっと、
じゆうに のびのび、びよよーんと行きましょうよ♪
===============================================
こちら岐阜県ということで、せっかくですから、
岐阜県多治見市で昭和30年頃、数年間御活躍された
日本の教育者のお一人、
峰地光重氏をご紹介しましょう。
昭和の時代、岐阜県多治見市の甘原(つづはら)という集落で、
数年間、池田小学校甘原分校教諭をされていました。
65年ペスタロッチ賞受賞。
大変な時代にも関わらず、生活綴り方教育、郷土教育における偉大な業績を残された教育者です。
著書『はらっぱ教室』(1955年) という著書の中で、
「あかがえる」
という小学校2年生の松田かなえさんの作文があります。
この作品において、
注目すべきは、そのなきごえを実に豊かにいろいろな言葉で表現されているところなんです。
峰地氏は、
「実は、このかえるのなき声は、とらえどころのないような声で、いろいろとしなをかえてなきます。
わたしは、どういって文字にあらわしていいか、まよっていたのですが、かなえさんは、とにかく、こういうふうに、文字にかきあらわしてくれました。」
さて、どのようななきごえなのでしょうか。
一例ですが、たとえば以下の資料をどうぞ。
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/nihonaka.html
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/wav/KA099.WAV
みなさん、この泣き声を文字にしてみてください!
かなえさんを見習って、できればいくつかの豊かなパターンでお願いします!!
==============================================
峰地氏は、この著書の中で、
教科中心の教育の弊害を早い時代に見抜き、学習対象としての自然や社会をおきざりにしていると強く訴えています。
自然や社会を教科の中に閉じ込めて、教科一点張りで教育しようとしても不可能であると論じています。
人間は現実生活の中にこそより多くの真実をもっていると。
そういう考えから、子ども達が実際に住んでいる、生活している地域に密接した生活学習の実践を強調しました。教科、自然,社会、のバランスを大切に、自然、社会(つまり環境)と自分という存在を素直に直視する生活学習の重要性を喚起した教育者の一人でした。
===============================================
さて、にほんあかがえるのなきごえですが、
かなえさんには、こんな感じに聴こえたようです。
あやあ、おやあ
くるくる
くくくく
け、け
ご興味がおありの方は、にほんあかがえるのなきごえ、
ぜひ、他の映像でも聴いてみてくださいね。
2019-09-12 15:34
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0