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安易に褒めることの危険性について [リサーチ]

ほめるってむずかしいですね。

ほめる、しかるのバランスはどうすればよいのか。。。。
アメとムチの実験は、昔からよく行われるものの一つです。
人だけではなく、サルやネズミを使った多くの実験があります。
基本的には、最もよい学習には、アメだけを与えるケースが正解という見解です。


しかしながら、要注意です。
たいがい、ほめるっていいこと、と安易に考えがちですが、
実は、"ほめることには、大きなリスク"があります。


こどもたちが、内発的動機から、
自分の内面から、やる気を出して、何かに取り組んでいるとき、
その行為をほめたくなるかもしれません。


そこが問題です。
好きで取り組んでいるその行為を安易に褒めてしまうと何がおこるか。

実は、脳内で、自分の行為の意味を書き換えてしまうことに繋がります。

好きで自ら内発的におこしているはずの行為が、
褒められるために行っているというように、意味付けが変わってしまうのです。

『認知的不協和』というものです。


これまで、好きで熱心に取り組んでいたはずのことを、
興味を失ってしまって、最近しなくなった。。。。

そんなことがもしお子様にあれば、

大好きだったあのことをしているお子様に対して、その行為を安易に褒めたことがなかったか、
御確認される必要があるかと思います。


せっかく、興味関心を抱いて、大好きで、自主的に取り組んでいるときには、
その行為に対して褒めることは、きっと必要ないことなのでしょう。

むしろ、妨害になってしまう恐れがあるのですね。


褒めるということも、時と場合を選ぶのですね。
このことは、きっと、大人でも当てはまるのではないでしょうか。

そういう意味で、主体的に内面から湧き出ることで出力されるボランティア活動に対して、
大学や高校等で謎の単位を与えたりすることには、
個人的に、??だと考えています。

みなさまのお考えはいかがでしょうか。

いずれにせよ、お子様たちが興味関心を抱かれて取り組まれているときには、
内面からやる気アクセルがかかっているため(自己強化)、
アクセルを外部から弱めることはしたくはないですよね。

褒めることが、アクセルだけではなく、時にはブレーキになってしまうことの例を、
今回はお話ししました。








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かにさんくらぶへ広告掲載いたしました♬ [探Q舎]

11月号のかにさんくらぶへ広告掲載いたしました♬
初めてのチャレンジです。

スクールガイドのスペースに、
21世紀型・探究型学習塾「探Q舎」掲載されています。


本日より配布スタートとのことです。
近々、みなさまのお手元に届けられるかと思います。
ご覧下さいね!!

皆様、どのようなイメージを抱かれるでしょうか?
ちょっと変わった塾だわっ、ものは試しよねっ、ちょっと行ってみようかしら・・・
なんて思ってくだされば嬉しく思います。


"従来とは異なる新たな学び場"を望まれているあなたにとっては、
きっと良いご縁になることでしょう。









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『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 POPULAR [読書]

中学生、高校生、大学生、
学生のうちに読めたら、きっとラッキーでしょう。



『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 POPULAR
何十年も前に書かれた歴史的名著ですが、全く色あせていません。
スラッとしたタッチでほんとうに大事なことがたくさん書かれています。
物語として人生の本質に迫るベストセラーです。

中途半端に、道徳、道徳と騒ぐくらいなら、こういう素晴らしい本をじっくり読んで、
自分をみつめる機会を持ってもらう方が、
子どもたちのココロに大切なものがより、しっかりと届くのではないでしょうか。

何でもかんでも口に出して議論すればいいいというわけではなく、

物語だからこそ素直に語れる、素直に受け取れる、
という深い内容もたしかにあるのではないでしょうか。


ゲームの秋もいいと思います。
ラインの秋もいいと思います。
音楽もスポーツもいいと思います。
食欲ももちろん。


でも、読書もいいですよ、きっと・・・・

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p49 〜50
「世の中とはこういうものだ。その中に人間が生きているということには、こういう意味があるのだ。」
などと、ひと口に説明することは、だれにだってできやしない。

英語や、理科や、算数なら、ぼくでも君に教えることができる。しかし、人間が集まってこの世の中を作り、その中でひとりひとりが、それぞれの自分の一生をしょって生きていくということに、どれだけの意味があるのか、どれだけのねうちがあるのか、ということになると、ぼくはもう君に教えることができない。それは、君が、だんだんおとなになっていくにしたがって、いや、おとなになってからも、まだまだ勉強して、自分で見つけていかなくてはならないことなのだ。


p52
つねに自分の体験から出発して正直に考えていけ、

p54
君に考えてもらわなければならない問題は、それから先にあるんだ

p69
ゴムまりやピンポンの玉をもちだして、『これがわたしたちの住んでいる地球よ。それから、これがお月さまよ。そうすると、こうなるのよ。』
・・・
このときのことは、へんにぼくの心に残って、それから大きくなるまでのあいだによく思いだした。

p76
頭の中でどこまでも、どこまでも高くもちあげていったら、あるところにきて、どかんと大きな考えにぶつかったんじゃないか。

p123
あの人々こそ、この世の中ぜんたいを、がっしりと肩にかついでいる人たちなのだ。
・・・君自身は、いったい、なにを作り出しているだろう。
p124
生み出す働きこそ、人間を人間らしくしてくれるのだ。


だから、君は、生産する人と消費する人という、この区別の一点を、今後、けっして見落とさないようにしていきたまえ。

p160
そのすばらしい活動力で、いったい、なにをなしとげたのか。

p162
結局、この大きな流れの中にただよっている一つの水玉にすぎないことに気がつくだろう。
ついで、この流れにしっかりとむすびついていないかぎり、どんな非凡な人のしたことでも、
ひじょうにはかないものだということを知るにちがいない。

p168
英雄とか偉人とかいわれている人々の中で、ほんとうに尊敬ができるのは、人類の進歩に役立った人だけだ。




p171 雪の日のできごと
p192  石段の思い出
ここから先が、特によいです。
ほんとうにいいおはなしです。




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中山道太田宿について学んでいます [ジャンク]

学びのとびらの講座に参加して、
中山道太田宿について学んでいます。
ちょうど2回終わった所で、折り返し地点です。

知らないことばかりで、面白いです。
どの町も、それぞれ面白い歴史があるんですよね。

恥ずかしながら、知識不足によりついて行けないこともありますが、
とっても詳しい方がご説明下さり、新鮮で教わることが多いです。
人生の大先輩のみなさまに囲まれ、一生懸命ついていっています (笑)。

この道は、船が運ばれていたんだよとか、
ここは以前は、文房具屋さんで私たちが幼い頃にはよく買いに来たんだよとか、
本陣には、寺子屋があったんだよとか、
洪水のときは、この辺りまで浸水したんだよとか、
攻めにくいように戦略的に直角に曲がった道の造りになっているんだよとか

沢山教えてくださいました。

お宝拝見ツアーもありました。

次回も街歩きのようなので、楽しみにしています。
学んだことを、咀嚼してもう一度味わい、子どもたちに伝えられる部分は、
うまく表現方法を変えて、お伝えできるようになりたいです。


ところで、安藤広重の画、
「太田の渡し」
ですが、川はどちら方向に流れているか、みなさんご存知でしょうか?

色々な見方ができるそうですよ。
山の名前は?
手前側は、どちら?


太田の渡し_edited-1.jpg
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年長の皆さんと触れ合うたびに、彼らの偉大さを思い知る [探Q舎]

年長の皆さんと触れ合うたびに実感することがあります。

そう、一人一人の人間としての、
彼らの偉大さを思い知るのです。

かわいらしい外見に惑わされずに、近い将来立派な人物になられる一人の大人として、
真摯に謙虚に接しなければと、心を引き締めます。

人は、幼い頃から観察眼鋭く、筋が通っていないことにとても敏感で、
高い思考が脳内でたしかに巡っているということです。
もしかしたら、大人以上に鋭く、本質を見抜く力があるかもしれません。


改めて、友人たちの幼少期のお話を伺ったりしながら、
幼稚園や保育園の時代には、みなさん頭の中でどのようなことを考えているのか
自分のこと、友人たちのこと、を振り返ったりしました。

そうすると、大人が想像している以上に小さな頃から、
筋道立てて考えている、
物事をもの凄く観察している、ということが改めてわかります。


皆さんの3歳〜6歳頃の記憶はいかがでしょうか。
きっと、上記のことに同意していただけるのではないでしょうか。



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いにしえの時代、
3歳や5歳といった時期には、
既に四書五経や論語を音読、暗唱したりも決して珍しくはなく・・・

あるいは、新渡戸稲造の武士道に記されているように、
たった5歳にして立派に切腹したという話しがあるほど、
身体は小さいけれど、精神は大人並みってことも・・・
決して珍しくはなかったといいます。

言うまでもなく、昔と今では、なにもかも全く違う状況ではあります。
当然ながら、時代が変われば、人がおかれているあらゆる環境も違います。

平均寿命が格段に伸びていることが関係するのかしないのか、
今の五歳と昔の五歳
今の十歳と昔の十歳、
今の二十歳と昔の二十歳では、

たしかに、人間としての成熟度が随分違うようにも思います。

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しかしながら、"人間の本質"はどうでしょうか。
時代が変わっても、人間の本質は変わらないような気がします。

実際のところ、"教育の違い"が大きな差を生んでいるようにも思えます。
すなわち、かわいらしくておぼこい外見に私たち大人は騙されがちなのではないかと・・・

もちろん、まだ語彙力や伝える力は足りないのだけれど、
脳の中では高い思考がたしかに巡っているということを
見逃しがちであるということに・・・・・

お子様たちと接する機会をいただくたびに、
このような考えを巡らせるのです。

言葉ではおっしゃいませんが、鋭い視線で、大事なことをご指摘いただくこと、しばしば。
きらきらとした美しい目で、
「ちょっとちょっと、先生、しっかりしてくれないと!!」と、強く訴えられ、
お叱りをうけることもあったりなんかします。

そういえば、自分も四歳頃の記憶を遡れば、そのように思って心の中で突っ込んでいたっけ。
「まあ、先生もただの人間だから、しかたないよね、いろいろあるよね・・・・」と。

授業の中で、ここまで触れるとさすがに難しいかな、と思い、
一段階低い所で留めておくと、
「どのようにしてそれが分かるの?どうやって調べたの?」って尋ねられたり。
それが、本質を突いているので、もうタジタジです。

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昨今、
ジェームズ・J・ヘックマン氏の「幼児教育の経済学」や
中室牧子氏の「学力の経済学」など、
多くの本で、教育の中でも、幼児教育が最重要であると説かれていますが、

今一度、幼児教育という枠に閉じこめずに、人間教育として大きな枠組みで捉え直せば、
新たな方向性を見出せるかもしれません。

幼児を幼児としてだけではなく、一人の人間として向き合う姿勢をもつことによって、
認知能力、非認知能力といった視点からさらに、
人間力という原点に立ち返ろうと思うに至ったわけです。









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探Q力をきたえよう!第4回目終了 [市民講座]

美濃加茂市生涯学習センターにて、
10月初めから行っています市民企画講座のレポートです。

本日、探Q力をきたえよう!第4回目を終了しました。
台風の影響で休校だったにも関わらず、ご参加いただきありがとうございました。

今回は、「集中力を高めよう!」と言うテーマでした。
子ども達って、時間を忘れて遊びに夢中になれることからも、
もともとみなさんもの凄い集中力をもってらっしゃることはよくわかるのですが。

今回は、脳のこの場所を活動させようってことから入りました。
頭と手先を同時に動かすことや、
きめられた時間内にハイパフォーマンスを発揮することなどなど、

チャレンジしていただきました。
けっこう難しい問題もあり、集中力を持続することが求められました。
粘り強さ、根気、忍耐力、そうですね、GRITが求められます。

年長さんから小5のみなさん、
素晴らしい集中力と、粘り強さで臨んでくださいました。

ご自身のパフォーマンスに納得行かなかった子ども達は、
次の課題に移ろうとしても、前の課題に再チャレンジしてたりして、
やる気や、悔しい気持ち、チャレンジ精神が高いご様子。
頼もしい子ども達、これからの御活躍が楽しみです。

そういえば、写真を一度も撮影していませんねえ。
いつも授業中、写真撮影をすっかり忘れてしまうのです。
みなさまにお伝えする証拠写真を一度くらいは撮っておかなくては・・・

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60分の中でいくつか違うタイプの課題に挑戦いただきたかったので、
慌ただしい感じだったかもしれませんが、

いつでもどこでも、
そして、手間や材料にこだわらなくても、
無理せずにそこにあるものを使って
気軽に脳を鍛える方法ばかりです。
脳トレ、とかそのような大げさなものは必要なく、
なるべく お家にあるもので。。。。

そういうこともお伝えしたくて。

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みなさんチャレンジ精神あふれるお子様達です。
そして、保護者の皆様もまた、子ども達に負けず劣らず学び精神あふれる方ばかりです。

保護者様のお子様に対する温かい愛情が半端なければ、
やはり、お子様たちの保護者さんへの愛情もまた同じくらい半端ないものです。

お子様たち同様、保護者のみなさまがたも、
学びをとても大切にされている姿勢が感じられ、
やはり、親子ってどこまでも親子なんだなあーっと思いました。

探Qッ子たちの保護者さんたちもまた、
お子様に負けないくらい探Q人。


全国にまだまだ少ない探究型学習塾ですが、
実際に、近くにある一定数の割合で、探究の重要性をご理解されている
探Q者の方々がたしかにいらっしゃることを実感でき、
探Q舎としては、ただただ、嬉しく励まされるばかりです。


探Qおやこが、これからも徐々に増えて行きますよう願っております。





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逆向き設計〜ひろげる&ふかめる [探Q舎]

授業は、逆向き設計。

授業の達成目標を設定し、これを達成するために、プランを組む。
はじめに、達成目標ありき、それから具体的なテーマを決定し、さらに内容を決定する。

1)世界をながめる、ひろげる、たいかんする
スクリーニング的に多種多様な教科横断型のテーマを取り扱い、興味関心のアンテナを増やす。
手足を使い、目を使い、耳を使い、肌を使う、そして脳を使う。
五感をフル活用、
カラダもココロもフル稼働、
元気いっぱいのびのびと。

指導案には、個人ごとにカルテを作成し、お子様からの授業の評価として記録する。
当然だが、あるお子様にはホームランやヒットとなり、またあるお子様には凡打や三振となりうる。
データがふえてくると、お子様の興味関心の方向性がどんどん明確化される。


2)世界をみつめる、ふかめる、ほりさげる
自分だけの探究テーマにじっくりとことん取り組み、
独創的な研究を行い世界で唯一のオリジナルの学びを自ら創出する。

学びへの『意識』の変革を狙う、
新たな価値観の創成を狙う、
『行動』の具体的な変化をおこす。

おおげさなことばで言えば、
世界観、人生観を変えること自体を達成目標とする。

指導案としては、授業ごとに、もっと具体的な達成目標を設定しているが、
複雑になるので、ここでは、これ以上触れない。


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これまでの体験も子ども達によって多種多様なので、
あえてポイントを狙って興味関心を引き起こすテーマも取り上げている。
まだまだフレッシュな小学生さんたち、あまり体験していない分野もあるかと思う。
生まれてからまだ10年かそれ以下、未体験も山ほどある。

また、ご家庭の環境によって、さまざまな教育環境だと思う。
やはり、ご家庭の力に勝るものはない。
当然ながら、お子様達にとって、お家の皆さんの影響が最も大きい。

アートはあんまりだけど科学技術系はめっぽう強いとか、
文学系や芸術系にはよく触れるけどスポーツ系は頻度が低いとか、
自然にはあまりふれないけど
、読み書きや、読み聞かせに力を入れているとか、

お家の方の影響もあり、食わず嫌いになっていることもあるかもしれない。
昆虫の食わず嫌い、詩の食わず嫌い、音楽の食わず嫌いなど。

はじめは、自分が興味がないと思い込んでただけで、実際触れてみると意外にハマることも多い。
「へー、あれれ?最初に思ってたものと違うぞ!!」
「これってこんなに面白いもんなんだ!?」ってことになってしまったり。
プラスの方向への期待はずれになったりするから面白い。


せまいようで、ひろい世界。
ただ広いだけではなく、奥深くもある・・・・

実際のところ、
大人でも子どもでも、誰もが全ての世界に首を突っ込み、深めるには人生は短い。
しかし、保育園や幼稚園、小学校の時代こそ、
ダイナミックにいろいろな体験をしてほしいと願う。

そして、その後、深く深く掘り下げる "たったひとつ"、が見つかればシメタモノだ。

ひとりひとりにとっての、それぞれの"深めるたったひとつの道"を
探し出し、キワメルまでのプロセスとして、
大きな可能性をもつ子どもたちには、いろいろな世界にふれていただかなければ・・・

そこから、きっと何かが動き出す。



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洞窟おじさん [ジャンク]

さきほど偶然、知ったのですが、中学1年13歳の男の子、かずまくんが家出をして、
そのまま43年も山で暮らしたというお話し。

弱冠13歳の少年が意を決して家出をするとは、
よほどの事情があったんでしょうけれど、
その逞しいサバイバル能力には頭が下がります。

ドラマみたいなほんとの話しの連続で、
「ほんまかいなっ!!」って驚くエピソードが山ほどありました。


2015年に自伝を書かれているようですので、
近いうちに読んでみたいと思います。
■洞窟オジさん (小学館文庫) 文庫 – 2015/9/8
加村 一馬 (著)

43年間も野生体験をされた方の、人生観は一体どのようなものなんでしょう。
興味津々です。













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ハエトリソウも避難です [探Q舎]

ハエトリソウも避難です。

左側のできたてほやほやの葉はやわらかく、
トゲもまだまだみえるかみえないかと言う感じで、
ちいさなギザギザになっているだけですね。
これからだんだんトゲが出てきます。

右の葉も、この数日間にでてきたばかりの葉です。
だんだん立派な葉に成長してきました。

真ん中にも近い将来の葉が出てきているようです。

171022_ハエトリソウ.jpg
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『地球歳時記 ブロンズ新社』 [読書]

『地球歳時記 ブロンズ新社』
ちきゅうのうた、 vol7
がっこうのうた、vol11
ゆめのうた、vol13
の3冊です。


世界一短い詩、ハイクを世界数十カ国の小さな子ども達が詠んでいます。
毎回、それぞれのテーマを設定して募集されるようで、絵と共にハイク作品が載っています。


それぞれのお国柄が出ていて、興味深かったです。
国民性って面白いですね。
ハイクにも、絵にも、何となく"その国らしさ"がにじみ出ており、国名を伏せられていても
どこの国のお子様の作品か、結構当てられそうなぐらいです。

勝手きままな印象ですが、ざっとこんな感じでしょうか・・・
ほんと勝手な印象ですけどね。

ドイツは、年齢のわりにとても落ち着いていてどこか哲学的、絵の雰囲気も同様
アルメニアは、妙にロマンチック、絵も幻想的で可憐な色遣い
中国は、やはり、The 漢詩 ! だし、絵も、The 中国 ! 一目瞭然
ニュージーランドやオーストラリアは、開放的で視界が広く色鮮やか
フランスは、オシャレな表現上手でしょう?というが自覚あり
カナダは、安定した日常の幸福感が語られている、現実を素直に詠む傾向
インドは、普段から宇宙的な世界観で世界をみている
シンガポールは、学校の勉強が厳しいのか、将来を夢みている?
ロシアは、生き物を擬人化するのがお好みのよう

ハイクも、それに付随した絵も、それはそれは高い表現力で、
思わずうなってしまう作品にも出会いました。

絵とセットになっているので、とても味わい深いです。
素晴らしい作品に癒されました。

やはり、子ども達の力って偉大ですね。
観察力、創造力、表現力・・・はんぱないです。




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