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理論と実践の往来 [探Q舎]




理論を活用できていると実感できる機会も多くある一方、
実践から新たに理論を構築する必要性を感じる機会もまた多くあります。



理論から実践へ、
実践から理論へ、


理論と実践の往来をこれからもずっと・・・




実践を積み重ねつつ、理論も深まって行きます。

これぞ、教育の探Q!!

行ったり来たりを繰り返し、正のスパイラルを創って行きましょう!



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人間が自分と闘うときの姿 [探Q舎]

人間が自分と闘うときの姿は共通しているのだろうか?

同じ様なポーズになる不思議。

そして、見事に自分に克って満足げに終えられるところまで、とても似ている。

偶然ではなさそう。

そういえば、数学者岡潔の写真にも同様の姿があった・・・・


ちなみに、どのようなポーズかというと、

一般的な学校や塾ではほぼ間違いなく、これは不可能だとうことだけ述べておこう。

人間が自分との闘いの世界に入り込む姿を見るたび、

イイものだなあ〜

そう、つくづく思う。

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自由研究のテーマ決めた! [探Q舎]

本日、とあるお子様の開口一番。

「自由研究のテーマを決めたっ!」

「素晴らしい!!何するの?」

「探Q舎で前にやったのを使って、もっと色々確認したい!」

まさかの、事態です。
なんと、このお答えは、想定していませんでした。

しかも、それは随分前に行ったものではありませんか?!

妙に嬉しい、この展開。

どのように工夫されるのか、展開されるのか、

いやあ、楽しみですねえ。

この話題は、あえて、こちらからは触れないことにしてみます。
その方が、お子様のためですし、お子様の一番楽しいところを奪ってはなりませんから。
ご自身でどのように進められるか、そっと見守るつもりです。

本日も、また、楽しみが増えました!!


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『心理学が描くリスクの世界 第3版:行動的意思決定入門』 [読書]

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意思決定の理論。



人生は意思決定、行動選択の連続といえる。
誰もがそれぞれ、絶え間なく、自分自身にとってベストな選択を探しているはず?!

今回は、まず大人の研究成果をおさえておこう。
そんなわけでこの分野をざっと見通すために読んだ書がこちら。

『心理学が描くリスクの世界 第3版:行動的意思決定入門』 単行本 – 2018/1/23
広田 すみれ (著, 編集), 増田 真也 (著, 編集), 坂上 貴之 (著, 編集)


本書は、大人の心理学だけれど、
基本的なところをおさえられたので、かなりスッキリした気分。
心理学的アプローチにより得られた意思決定多くの興味深い実験結果が紹介されていた。

大変読みやすく、実験に使われた問題や例題も豊富に掲載されているので、
クイズに挑戦する感覚で楽しめると思う。

クイズを楽しめるのと同時に、これまで知らなかった世界に出会える。
ああ、そうだったのか・・・これは意外!!
なるほど、そういうことね!!
人の心理って摩訶不思議なしくみね!
合理的思考ばかりが言い訳じゃない!
などと、
こちらの分野の専門家でなければ、少なくともどこかのページで驚けること間違いない。

おまけ。
若い女の子は、"私のどこが好きっ?"と彼に尋ねない方が賢明かもしれない。



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個人の意思決定ももちろん面白いのだけど、集団での意思決定はさらに興味深く思える。
集団の意思決定、集団の課題解決、同調なども興味深い。

同調の結果は、こんなにも・・・?
にわかに信じられないほど、高い比率。
被験者じゃないから思い切って言ってしまおう。
もっと、しっかり自分を持って、自分の考えを貫いて!!



こうなると、やはり小中学生の子ども達の集団としての心理がきになるところ。

探Q舎の学び。
一人の場合は、比較的シンプルなのだけれど、二人以上になると授業が格段に複雑な展開を見せる。
まあ、それは当然なのだが・・・・・(何算なのかはわからない。)
ただ、それは単なる1+1ではないことだけは確か。

子ども達にも、大人達の世界同様、おそらく複雑な集団心理が働いているのだろう。
協同的な学びといいつつ、一人一人が手を抜いてしまったらそれはそれは大変。
大人の世界よりも協同が上手であってくれることを祈る。

アクティブラーニングの成功の鍵は、この辺りにあるのではないか。



子ども達の世界での、集団の意思決定、集団の課題解決、同調、ピアプレッシャーなども興味深い。
ぜひ、最新の知見を入手しなければ・・・

探究型の学びの中での子ども達の心理の探究は、こちらの探Qテーマでもある。




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感情と理性のバランス:意思決定の理論 [ジャンク]


以前より、心理学には興味があったのだが、
日頃、子ども達に関わる中で、積極的に実践に取り入れたい気持ちが益々高まっている。

自己決定、主体性、自律、自己制御、自由選択・・・
子ども達の意志、感情を最優先に、探究を進める中で、
彼らの意思決定のメカニズムに迫りたい場面が多々ある。

まずは、個人の意思決定。
これは、基本的には、心理学の立場では、二重過程理論として知られ、
感情の過程と理性の過程が時と場合によりバランスを変えつつ、
統合的に意思決定がなされるというもの。

普段は、前者の無意識的な感情の過程が優位であり、判断も速いが、
複雑、深刻な課題に直面した際には、後者の過程が働き、
ある程度時間をかけて統合的判断がなされるという。



児童心理学の中でも意思決定に関する実験がなされているが、
最も有名な意思決定に関する実験の一つは1960年代に実施された4歳児対象のマシュマロ実験
(15分間食べずに我慢したら2個もらえる)だろうか。

4歳児の被験者たちは、40年後にも再び実験に協力した。
感情のコントロールが求められる課題に取り組んでいるときの脳活動のMRI測定した結果、
40年前にマシュマロの誘惑に打ち勝ったグループは、合理的・論理的思考や自制に関与する前頭前野の活動が高く、誘惑に負けてしまったグループは感情に関与する領域の活動が高かった。

この実験では、意思決定において、
感情優位型か理性優位型かは、既に4歳のときに決まっているというのだろうか。
40年後にもそれは変わらないと・・・・・?



現在、小中学生対象の研究は、現在どれくらい進んでいるのだろう。
"子ども達の意思決定のメカニズム"、もっと知りたくなってくる。
自己肯定感ややる気、モチベーションに関する研究はよく見るが、意思決定の理論はどうだろう。


ちょっと探してみたけれど、残念ながらピタリと当てはまるものはなさそう。
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海外のニュースもぜひ!! [ジャンク]

日本のニュースだけではなく、
海外のニュースも目を通しましょう。
ザッとでも全然違うと思います。




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声に出して読む機会を増やす [探Q舎]

入塾されて間もない頃に、音読していただく機会を設けます。

お子様に、初めて出会う文章についてちょっと今声に出して読んでみて!
とお願いしてみてください。
以下の2パターンでなければ、良い傾向ではないでしょうか。




大半は、2パターンに分かれます。

まずは、一つ目。
読書には慣れているのかもしれませんが、
とても焦っているような感じです。
制限時間があり誰かとスピードを競っているかのように戦闘的です。
せっかちな性格なのかもしれませんし、お気に召す内容でないのかもしれません。
それにしても・・・です。


そして、二つ目。
読書に慣れておらず、句読点は一つもないかのように無視されます。
ぽつりぽつりと読みながら、妙なところに息継ぎが入り、
文章の意味が理解できていないのではないかと疑われます。




いずれのパターンにおいても、

欠けている姿勢は、
●落ち着いてじっくりと読むこと、
●リズムやテンポをつかむこと
●文章の内容自体を味わうこと、

です。


このような読み方が身につくためには、
どうすればいいのかという問題ですが、こんな感じでしょうか。

1) 味わう価値のある"良い文章に出会う機会"を増やすこと。
2) 興味関心が湧いて、ある程度考えなければならない文章であること、
3) じっくり文章を読めるだけの時間的ゆとりとココロのゆとり。
4) 呼吸の重要性を再確認すること。




そんなわけで、
これからも、声に出して文章を読む機会を確保したいと思います。

時には、音読して味わうことだけを目的にしてもいいくらいだと思うんです。
余計な解釈はつけずとも、
ただ、リズムの良い文章や、美しい文章を味わうだけというのも悪くないのではないでしょうか。

上手に音読できるようになるに連れて、読解力も向上していくと予想しています。
(実証はこれからですが・・・音読から見えてくることは多いです。)
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現在、取り組み中ですが、
好奇心が強くてアクティブなお子様にとっては、これまでに経験のない学びの時間かもしれません。
じっくり腰を落ち着けてというところが課題になっています。

例えば、間に問題が設定されていなければ、ぶっ飛ばしてショートカットといったように、
現代っ子特有の効率重視型で終えてしまうという戦略がとられます。
これは、テストの時の対策そのものでしょうか。



いくつか、毛色の異なる良き文章を用意して、お一人お一人の味わいポイントを探らねばと・・・
色々な角度から挑戦しているところです。


初めのころよりは落ち着いてきましたが、
これからも、まだまだ良くなると期待しています。

動の学びも、静の学びも、深めていきましょう。





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ちょこっとがイイ感じ♪ [探Q舎]

お子様がお家で遊ばれていたり、
何でもないときに疑問に思われたことを
ポツリと話されることがしばしばあります。

学校の勉強とかでなくて、日常の一コマの中でのココロの声を。

そのようにちょこっと心情を話されたところを、
ちょこっと拾う。

お子様が不思議だな?!とか、なぜか知りたい!と思われて、
それをこちらに表現してくださったとき、
ほんの少しググッと引き込み,
さらに興味関心深めることをします。



お子様のココロからちょこっと顔を出したものを拾って、
そして、生の体験へと。



これがイイ感じなのです。

もちろん、
五感を使って体験するとなると、
時間も、手間も、労力もかなりかかるのはたしかです。


人によっては、どうしてこんな無駄なことをするの?とか
学びではなく、遊びじゃないの?とか、

一見、そのように感じられるかもしれませんが、
これぞ、THE MANABI !!ではないでしょうか?

生きるってそういうことでは?
創造ってそういうことでは?
探究ってそういうことでは?

一見無駄な時間、無駄な行程、無駄な労力と思われるものこそ、
大切な何かを私達に教えてくれるのです。




ある時の、あるお子様だけに提供する、お一人専用のちょこっと教材。
お子様ご自身としても、

ちょっと贅沢な気分になるそうですよ?!


ちょうどいいタイミングで、
ちょこっとギフトをプレゼントできるかどうかが勝負です!!




それは、現在は、確かにちょこっとだけど、

もしかすると、、、、、

ちょこっとギフトを超える大きなギフトに化ける可能性をはらんでいるのでございます。

これが、実に楽しいところで、息がピタリと合えば、
お子様は、言葉無しに、表情、行動でご評価下さる ワケですね。

ココロに寄り添う、心情に合わせる、
ちょうどそのときの興味関心に合わせていくことは、

学びの進化&深化の鍵と言えるかと。

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以下、しつこいようですが・・・
改めて、強調します。


21世紀型・探究型学習塾「探Q舎」は、
正真正銘のプチ寺子屋です。


設備も機械も特別なものは備えていません。

しかし、教育に対する心構えとお子様の立場になって考えることは大手には負けません。

そして、今回ご紹介しましたように、
小回りがきき、お子様のその時々の興味関心の波に合わせて、
即座に対応できる機動性、瞬発力、柔軟性を発揮できるところが探Q舎の一番の強みです。


とある時だけの、とあるお子様だけの、

お一人だけの世界に一つだけの教材が生まれては消え、
消えては生まれる、そんな摩訶不思議な寺子屋です。

一体どうなっているのでしょうか?


駆け込み寺ならぬ、駆け込み寺子屋が、私の理想かもしれません。

ご興味を抱いてくださったぎふッ子のみなさん。
寺の子、寺子屋、探Q舎にようこそ!!







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ステキなジェネレーションギャップ [ジャンク]

今日明日は丸二日間、名古屋で講座受講でございます。


その帰りに、駅にて。
線路で電車を待っていたんですが、
ステキなジェネレーションギャップを発見。

待ち時間が結構あったのですが、ココロは踊りました。

それは、何かと申しますと新旧の葉です。



木々の葉っぱ達が風でそよぎながら、
線路側を覗き込んでくれて、こちらに顔を向けて、
始終ゆらゆらとご機嫌だったのです。

撮影するときは、できれば、じっとしていて欲しかったのですが、
そうはいきません。



世代間の素晴らしいコラボレーションが
ひと際、自らの木を美しく飾っていました。

これぞ、協同のお手本。
これぞ、相乗効果のお手本。

人間社会もぜひ、見習いましょう。

普通の木を何でこないに撮影しているんだろう?!って
不思議に思った方もいらっしゃるかと思いますが、まあ、気にせず
しぶとく、待ち続け風が止んだ瞬間を狙う私なのでした。


IMG_3704.JPG



IMG_3708.JPG

明日も、講座がとっても楽しみです。
探Q舎のこども達にもどんどん活かしますよ♪




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逆上がり、二重飛び、 [探Q舎]

逆上がり、二重飛び、

今週は、不意打ちが二つありまして。


「見て見て、僕連続でできるんだよ。」
連続逆上がりを披露してくれるお子様がいたり。

また、別のお子様は、
「昨日できるようになった。」
縄跳びを持参して、授業前に披露してくれたり。

新しいことができるようになるってステキですね。


逆上がりも二重跳びも、、、、
そうそう、初めてできたときは結構嬉しかったなあ・・・
なんて遠い過去が思い出されました。
(ただ人に見せたいとかはなくて、静かに自分の中で納得するタイプだったように思います。)




表情から、新鮮な嬉しさ、喜びが伝わってきます。
ナナメの関係の者にも、
見て欲しい、認めて欲しい、褒めて欲しい、
そんなきもちを抱いて、すぐに見せてくれるお子様たち。

考える力は極めて大切。
創造も探究も極めて大切。

でも、こういうことも、大事なことだと。
こういうこととは、共に自分のことのように喜べるココロ。
お子様と時空間を共にすること。


こうやって、

挑戦する、できる、嬉しい、人に見せる、喜んでもらえる、褒めてもらえる、
さらに自信がつく、また頑張る、できることが増える、ってな感じで、
自己肯定感も高まり、進化していくんですよね。



ナナメの関係とはいえ、
このようなプロセスに少しでも関われる立場にいられる幸福を
今週もかみしめるのでした。

大事なことを思い出させてくれたお子様達に感謝。


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