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多様性万歳!! [探Q舎]



いつでも、どこでも、探Q。
今日も、明日も、どこまでも、探Q。

そうは言っても、一人の人間の力は、ちっぽけなものです。
どうしても、偏りが生じてしまいがち・・・


そうです。
そんなとき、

大きな力を発揮してくれるのは、子ども達自身のテーマ創造力です!!

子ども達の探Q心こそが探Qの世界を広げ深めてくれるんです。


子ども達にヒントを頂いて初めて、
そっかあ、こういう方面のテーマはこれまで見逃していたなあ〜、
扱っていなかったなあということがときおりあります。


子ども達、おひとりおひとりが、
それぞれに、色々なご興味をもたれ、
ご提案くださるおかげで、日々コンテンツの幅も深さもイイ感じにバラツイてきました。


子ども達からテーマが湧き出てくる度、こっそりとウラ探Qをするんですけど、
こんなところに、こんな面白そうな世界があったのか!!
とその度に、驚きと嬉しさがこみ上げます。

偏らず、イイ感じにバラつく探Qテーマ達。
それは、子ども達の個性と多様性こそがもたらしてくれるもの。

今日も、ウラ探Qを一つ終え、
好奇心豊かなお一人お一人の子ども達に感謝。



皆様も、明日も深イイ探Qを!!




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探究堂さん見学 [探Q舎]

この度、京都の出町柳の

"オモシロガリヤを育てる寺子屋" 探究堂さん(山田洋文代表)
http://tanqdo.jp/

に見学に行ってきました。
探Q舎のFBにイイネをして下さり、これはぜひ見学を依頼してお目にかからねば、と思い立ち、
この度、実現しました!!



探究堂さんは、年長さんから小学4年生さん対象の、探究型の学習塾です。
子ども達の「探究する力」をのびのびぐんぐん育んでらっしゃいました。
子ども達の表情が深いいい学びを証明していました。

それもそのはず!!


何と、山田洋文代表は、
かの有名な東京コミュニティスクール
(*初代校長先生は、以前ブログでも紹介させていただきました、かの市川力氏です)
にてしっかり教員経験を積まれ、その後独立されて、2016年4月に開校されています。
超筋金入りの、探究プロデューサーなのです。
今は、大きな組織になってしまったけれど、
初期の頃の良い意味での混沌の中の学びがとても良かったと話されていました。


お話したのはほんの短い時間ですが、仰ることの全てに対して大きくうなずいてしまうほど、
大いに共感しました。ずっと縦に首をふり続けないといけないくらいでした。

保護者様ともお話しさせていただき、一緒に楽しく学ばれていると伺いました。
子ども達も、お家でカブトムシを育てていることなどをフィールドワーク中に話してくれたり、
12週間取り組んで来た成果発表の練習会で、
石の宝石箱に大切に並べられた石ころたちについて説明してくれたりしました。




★探究堂さんと探Q舎の共通点

ほんの一部ご紹介しましょう。

・学びには、混沌が効用をもたらす(代表との会話)。
・外から見ると、完全に遊んでいるようにしか見えない(代表との会話)。
・始めから知識を提供せず、実体験を先に(代表との会話)。
・就学前の五感をフル活用する学びが、入学後激減するという学びの激変への問題意識(代表との会話)
・数は少ないけれど、探究型学習塾へのニーズは確かにある(代表との会話)、
・保護者様も大変な面白がり屋、探究屋さん(保護者様との会話)。
・かこさとしさんがとっても大好き(代表との会話)。
・心身の解放と集中のバランスと、そのスイッチの切り替えに着目(授業1コマの構成)
・自らの人生を逞しくしなやかに切り拓くという理念(見学後にもう一度HPを拝見)



★この度の授業は・・・・

■年長さんコース
秋を探しに京都御苑へいざ出陣!!
子ども達は、代表からすてきな宝石箱を受け取り、
秋の自然がこれでもかこれでもかと、たーくさん届けてくれる宝石たちを探すツアーが始まります。

天気も良く、イイ感じです。
枯れ葉が舞い落ちます。
子ども達は、雪だ雪だと叫びながら、葉っぱを捕まえようと駆け巡ります。
これぞ、自然と戯れるという姿そのものです。

紅葉を裏から見て、表からも見て、
そしてまた裏から視て,表からも視て、
もう一度、裏から観て、表から観る。
子ども達の観察眼、感動力が育って行きます。


京都御苑の立派な木々もあの台風の影響でかなり倒れてしまっていました。
倒木であっても、立派な松ぼっくりが沢山沢山ついていました。
枝の折れた木を見ると、倒木を見ると、いのちについて、生きるということについて、
予期できない出来事とその対処法についてなどなど、考えさせられます。

子ども達が予期せぬ困難、障害にあっても、乗り越えられるように、
そんなことを考えていました。


一方の子ども達は?
松葉を集めて山を作る遊びに夢中!!
その山の中に、まつぼっくりを隠して、大はしゃぎです。

私もザクッと一握りとって触ってみました。
たしかに、触り心地が気持ちよかったです。
サラサラしていて、見た目よりもずっと柔らかいのですね。
なるほど、子ども達も、きっと手触りも心地よかったのでしょう。
かなりの時間、松葉の山作りに夢中でしたよ。

皆さん、それぞれ、素敵なカラフル宝石箱が完成しましたよ。
石ころ、木の枝、どんぐり、栗、松ぼっくり、木の実、などなど、

限られた9つの区画に、どれを選び、どのような配置で宝石を並べるか、
五感を働かせて、感情を宝石に乗せて行きます。

こうやって、実際に宝物に感情を乗せることで、感性が磨かれて行くでしょう。
自然界というものを、一人一人の子ども達の心身の中に溶け込ませて行くことができるのではないでしょうか。



■低学年コース

大変面白いと思いましたのは、最初の30分は遊びの時間としてオモイッキリ遊ばれるところです。
私も、小学1年さん、小学2年生さんの一緒に仲間に入れていただき、まさかの展開でした。

30分遊んで、90分プロジェクト学習という流れです。
メリハリがあり、最初に身体を動かして、心身を解放されることによって、
後半の学習を促進されるのです。
また、チームでの学びですから、チームの結束力を高める効用もあります。

詳細は、こちらで説明されています。
http://tanqdo.jp/2018/06/18/%e6%8e%88%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%80%8c%e9%81%8a%e3%81%b3%e3%81%ae%e6%99%82%e9%96%93%e3%80%8d%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8a%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%81%9f%e7%90%86%e7%94%b1/


実は、この出町柳は、研究者時代に大変お世話になった場所で大変懐かしい景色でした。
毎日目にしていた光景を、この度このようなご縁でもう一度観られるとは!!
よく行っていた鴨川デルタで、探究堂さんの子ども達と一緒に遊べることになろうとは!!

後半は、12週間続けられてきたプロジェクトの集大成、
来週の発表会は、お気に入りの石ころについて2分程度発表します。
今回は、そのための練習のようです。

子ども達、練習する度に、急成長です。
みるみる上手になっていきますよ。

探究堂さんの学習環境の素敵なところは、商店街の中にあり、人通りが多いことです。
子ども達の学びの様子を通りすがりの人たちが覗けるんですよ。
なんと素敵なことでしょうか。
素晴らしい授業を目撃する人が一人でも多く増えればきっと・・・日本の教育は

教室の空間的な広がりと開放的な環境を上手に活用されています。
道の向かいのお家に向かって、大きな声を出せるよう発表練習をされました。
これがまた、素晴らしいなあと感動しました。
一回目の子ども達の声は大変か細かったのに、発声練習をされた後は見違えるほど声が通りました!!


★学びのお土産とプレゼント

見学の帰りには、これまた素敵な古本屋さんにて、
絵本数冊と、中学生の教材作りの夏目漱石の資料を購入しました。
それに、京都御苑の松ぼっくりもお土産です・・・実験に使いましょうね。


探究堂さんから多くの学びのプレゼントをいただき、
大変充実した、誕生日でした。
この1年、充実した前進の年にしたい、
心新たにそう強く願うことができたのは、きっとこの出町柳への再訪のおかげです。



探究堂さんの代表山田先生、
そして、探究堂さんの子ども達、
貴重な機会をいただき、多くを教えていただき、本当に有難うございました。

探究堂さんで学ぶ子ども達がもっともっと増えますように。
そして、全国にこういった学び舎がもっともっと増えますように。




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風邪ひきさん多数発生 [探Q舎]

お子様たち、風邪ひきさんが多数出ています。
みなさんお気をつけ下さい。

もうすでにひいてしまわれた方は、早く治りますように。
沢山栄養を摂って、沢山睡眠もとってくださいね。
お大事に。

まだひいてない方も油断大敵です。
また、インフルエンザにもお気をつけください。


健康一番です。



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再会、そして新たな出会い [探Q舎]

探Q力をきたえよう!ー2の小学生コースが始まりました。

これまでは、60分でしたが、
少し慌ただしかったので今期は90分で少しゆとりを持たせてみました。



1) 再会できた子ども達

ちょうど1年ぶりに再会できました!!

まあ、なんと大きくなられたことでしょう。心身ともに。
表情も凛々しくなってこられて、ずいぶんと変わられました。
いやあ、ぐんぐん成長されていますねえ。おそるべし勢いを感じます。

再びお目にかかれて、嬉しいです。
講座を終えた今も、じんわりと嬉しさが続いており、
お子様達のたしかな成長を喜んでいます。




2) 新たな出会い

何かのご縁で、見つけてくださり、今回初参加くださった子ども達。
ニューフェイスさんたちも、元気いっぱい、好奇心旺盛で、
探Q心をどんどん膨らませて、発揮してくれる頼もしいお子様達です。




本日の様子では、皆さん、自然科学が大好きそうな印象でした。
ひと安心です。


次回のテーマはどうしましょうか。

晴れたら・・・
雨だったら・・・


しばらくの間、一緒にのびのびと楽しい学びの時間を過ごしましょう。
宜しくお願いします。

では、また二週間後に。
風邪などにお気をつけて、またお元気でご参加下さいね!


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センス・オブ・ワンダーの探Q [探Q舎]

それにしても、ほんとにふしぎ。
一人一人の個性、面白い、興味深い。

反応がお子様によって180度違ったり、全然違うところで食いついたり、
改めて、人間ってここまで多様性があるものだと感じる瞬間が非常に多い。

同じ現象を目にしても、
こんなにも違うものなのかと・・・






お子様A:
とても上品で控えめなつぶやきで、聞こえるか聞こえないかぐらいの声。
「うわ〜〜・・・・・・」という一言のあと、沈黙を大切にしたいよう。
自分の心の中で感動を深く、静かに味わっているような、そんな感じ。

お子様B:
目をキラキラさせて大声で、「スゴいね!スゴいね!どうして?」と、
素直に全身で表現し、感動を周囲と共有しようとする感じ。

お子様C:
「何が?それがどうした?」という感じ。
で、結論は?何がいいたいの?というような・・・・・

今回はお気に召さなかったか・・・
興味関心のアンテナに触れなかったのね、きっと。



ウィリアム・ジェームズは、『宗教的経験の諸相』の中で、
"人間が個々人で異なる原因は、感情を動かすような刺激への感受性が人によって違うこと、
および、そうした感受性の違いがもたらす衝動と抑制が人によって違うことにある。"
と言っている。



感受性(sensitivity)、感性(sensitivity)、感覚(sense)・・・

センスというものを深堀りしたくなった。

お一人、お一人、それぞれのセンス・オブ・ワンダーを・・・・と願うばかり。



まずは、レイチェル・カーソンを再読しよう。何十年ぶり?
もう少し整理できたら、また探Q会で話して皆さんと共有してみたい。





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プライベートの時間も [探Q舎]

プライベートの時間も

あんなことしてるとき。

こんなことしてるとき。

何をしていても、ふと、、、子ども達が浮かんで来て。

ああ、これは今のあの子にピタリとハマるネタだねわ、きっと。
これは、あの子にもってこいのネタだわ。ビンゴビンゴ・・・

などと、時と場合によって、
入れ替わり立ち替わり、
お子様たちのお顔が浮かびあがる。


授業のネタ探しに苦戦してる実感はないのだけれど、
もっと、もっと・・・という欲望が日に日に増してきてしまうようで、
とどまるところを知らない。

無意識の世界では、24時間体制で、
子ども達のことでフル回転しているよう。
ちょこちょこ夢にも出てきて。


でも、悪くない状況。
そう思ってる。

子ども達からよく尋ねられるのは、
「いつも何してるの?」
「授業じゃないとき、何やってるの?」


恥ずかしいのでこのようにはこたえないけど、
正直に応えれば、
心の中では、「24時間、あなた達のこと考えてるわー。」となる。

これは、あまりに恥ずかしすぎるので、絶対子ども達にはナイショ。


というよりも、言葉にしてしまうと、めちゃくちゃ嘘っぽい、真実味がない。
今回、こちらでとうとう言葉にしてしまったのだけれども・・・・・恥





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うれし〜い依頼! [探Q舎]

うれし〜い依頼がありました!
大変有り難いことです。

お役に立てて、同時にこちらも勉強させていただく、
とっても嬉しい機会です。



こういうことが、とってもタイミング良く起こるので、
ほんとうに不思議です。

なんと申しましょうか。
スラスラっと、
上手い具合にジクソーパズルがハマっていくような感覚でしょうか。


ありがたき、しあわせ、です。

よろこんで全力でがんばっちゃいま〜す。
楽しみです♪



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日没が早くなって [探Q舎]

日没が早くなってきました。
朝晩も冷え込みが厳しくなってきました。

自然は正直、暦も嘘をつきませんねえ。
驚くほど確かです。

1限目の授業ならまだギリギリ大丈夫なのですが、
2限目からだともうすでに厳しくなってきました。

それでも、懐中電灯を沢山持って外にいこうよ、
という野生派のお子様達もたくさんいらして、
なかなかに、野外研究欲が旺盛なのです。

平日の朝一からできたらどんなに素敵だろう・・・なんて夢をみたりして。
ちょっぴり学校さんが羨ましく思えたり・・・

おっとっと、
そんなこと言ってないで、現実的に対処ですよね。


あと、二週間ぐらいは、野外も行けるでしょうけれど、
その先は、しばらくは室内でじっくり探Qでしょうね。

室内で没頭できるような学び、子ども達とアイデア出し合って、
追究していきますよ。






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