夏目漱石の音読 [探Q舎]
夏目漱石の音読
小学生の読む100年以上時を経た夏目漱石作品。
一生懸命音読する姿と、小学生らしいのびのびした、元気はつらつな声。
漱石の美しく滑らかな文体、心地よく耳に入ってきた。
小学生さんにとっては、
はじめて出逢う作品だけれど、それにしては結構上手にリズミカルに音読してくれた。
ご本人さんも、
分からない言葉がいくつかあったようだが、新鮮な気持ちで読んでくれたようだ。
読中は、どことなく気持ち良さそうで、
読後の表情もどこか晴れやかであったように思う。
これが、大文豪のなせる技。
これが、100年以上の時を超えた作品の威力。
もちろん、「これ、意味が分からない!」という名詞はいくつかあった。
これらについては、
音読後に、映像をさがしながら、簡潔な説明を添えながら、理解してもらった。
今回は、そんな細かいところよりも、
美しい文章を味わってもらうことが第一だった。
何より、体感してもらうことを願ってのこと。
また、他のクラスでも別の作品でやってみよう。
子ども達の反応が楽しみ。
小学生の読む100年以上時を経た夏目漱石作品。
一生懸命音読する姿と、小学生らしいのびのびした、元気はつらつな声。
漱石の美しく滑らかな文体、心地よく耳に入ってきた。
小学生さんにとっては、
はじめて出逢う作品だけれど、それにしては結構上手にリズミカルに音読してくれた。
ご本人さんも、
分からない言葉がいくつかあったようだが、新鮮な気持ちで読んでくれたようだ。
読中は、どことなく気持ち良さそうで、
読後の表情もどこか晴れやかであったように思う。
これが、大文豪のなせる技。
これが、100年以上の時を超えた作品の威力。
もちろん、「これ、意味が分からない!」という名詞はいくつかあった。
これらについては、
音読後に、映像をさがしながら、簡潔な説明を添えながら、理解してもらった。
今回は、そんな細かいところよりも、
美しい文章を味わってもらうことが第一だった。
何より、体感してもらうことを願ってのこと。
また、他のクラスでも別の作品でやってみよう。
子ども達の反応が楽しみ。
いきなり"人生" [探Q舎]
像の写真をみて、自由にタイトルを与え、像が何を考えているかを考える課題。
授業開始から1分も経過しないうちに、
いきなり,飛び出た「人生!」という言葉。
これが、開口一番の言葉とは、驚き。
大連休開け一番に、"人生"を口に出す低学年さん、凄い。
3分以内に
つけられたタイトルは,「じんせいきびしくマン、じんせいたのしみマン。」
どういう意味なのか問いかけてみると、
なんでも、人生の厳しさと楽しさにおもいを馳せているもよう。
お子様のお考えの説明はこのようなものだった。
自分や自分のまわりの子ども達はみな、優しい家族に囲まれていると言い、
それは、優しすぎるぐらいだという。
人生の厳しさに目を向けたい、向けなければいけないという意識があるそう。
普段、優しさに包み込まれているけれど、
少しはどこかで厳しさに立ち向かいたいという願いもあるといい、
人生の中で、優しいゾーンに甘んじることなく、厳しいゾーンにも移ろうと自分を励ましてくれるのが
この像だとのこと。
子ども達が優しいゾーンにばかりいると、像が首を動かして振り返って「まて!」と声がかかるという。
厳しいゾーンに身を置いて、厳しさも味わってこそ、人生をほんとうに楽しめるとの考え。
とまあ、このように対話の中では実に立派に表現できて、人に伝達できのだけれど、
さすがにこの辺りの人生観を文章にするのはハードルが高かったらしい。
10連休を過ごしたこのタイミングだからこそか、影響があるのかないのか。
連休に遊びすぎた(?)反省からきた、人生の振り返りなのか。
非常に意味深。
しかしながら、どのような背景であれ、なかなかふかーいい探Qになった。
低学年さんが、授業の初っぱなから、人生を語り出したことは紛れもない事実なわけで。
参りました。
本人さん以外は、人の思考や意識の氷山の一角しか、決して目に見えない。
しかし、だからこそ、探Qが面白いわけ。
ご両親様にこの場をお見せできたら・・・。
もの凄く、驚かれるのではないだろうか。
今度お目にかかったら、この授業のこと直接お話ししよう。
授業開始から1分も経過しないうちに、
いきなり,飛び出た「人生!」という言葉。
これが、開口一番の言葉とは、驚き。
大連休開け一番に、"人生"を口に出す低学年さん、凄い。
3分以内に
つけられたタイトルは,「じんせいきびしくマン、じんせいたのしみマン。」
どういう意味なのか問いかけてみると、
なんでも、人生の厳しさと楽しさにおもいを馳せているもよう。
お子様のお考えの説明はこのようなものだった。
自分や自分のまわりの子ども達はみな、優しい家族に囲まれていると言い、
それは、優しすぎるぐらいだという。
人生の厳しさに目を向けたい、向けなければいけないという意識があるそう。
普段、優しさに包み込まれているけれど、
少しはどこかで厳しさに立ち向かいたいという願いもあるといい、
人生の中で、優しいゾーンに甘んじることなく、厳しいゾーンにも移ろうと自分を励ましてくれるのが
この像だとのこと。
子ども達が優しいゾーンにばかりいると、像が首を動かして振り返って「まて!」と声がかかるという。
厳しいゾーンに身を置いて、厳しさも味わってこそ、人生をほんとうに楽しめるとの考え。
とまあ、このように対話の中では実に立派に表現できて、人に伝達できのだけれど、
さすがにこの辺りの人生観を文章にするのはハードルが高かったらしい。
10連休を過ごしたこのタイミングだからこそか、影響があるのかないのか。
連休に遊びすぎた(?)反省からきた、人生の振り返りなのか。
非常に意味深。
しかしながら、どのような背景であれ、なかなかふかーいい探Qになった。
低学年さんが、授業の初っぱなから、人生を語り出したことは紛れもない事実なわけで。
参りました。
本人さん以外は、人の思考や意識の氷山の一角しか、決して目に見えない。
しかし、だからこそ、探Qが面白いわけ。
ご両親様にこの場をお見せできたら・・・。
もの凄く、驚かれるのではないだろうか。
今度お目にかかったら、この授業のこと直接お話ししよう。