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夏目漱石の音読 [探Q舎]

夏目漱石の音読

小学生の読む100年以上時を経た夏目漱石作品。

一生懸命音読する姿と、小学生らしいのびのびした、元気はつらつな声。

漱石の美しく滑らかな文体、心地よく耳に入ってきた。
小学生さんにとっては、
はじめて出逢う作品だけれど、それにしては結構上手にリズミカルに音読してくれた。

ご本人さんも、
分からない言葉がいくつかあったようだが、新鮮な気持ちで読んでくれたようだ。

読中は、どことなく気持ち良さそうで、
読後の表情もどこか晴れやかであったように思う。


これが、大文豪のなせる技。
これが、100年以上の時を超えた作品の威力。


もちろん、「これ、意味が分からない!」という名詞はいくつかあった。

これらについては、
音読後に、映像をさがしながら、簡潔な説明を添えながら、理解してもらった。


今回は、そんな細かいところよりも、

美しい文章を味わってもらうことが第一だった。


何より、体感してもらうことを願ってのこと。



また、他のクラスでも別の作品でやってみよう。
子ども達の反応が楽しみ。














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エンドウ豆の探Q [探Q舎]


自然の造形美は、合理的で美しい。


IMG_5309.JPG


この交互交互の愛らしさ。


洗練、徹底、精巧。








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いきなり"人生" [探Q舎]

像の写真をみて、自由にタイトルを与え、像が何を考えているかを考える課題。


授業開始から1分も経過しないうちに、


いきなり,飛び出た「人生!」という言葉。
これが、開口一番の言葉とは、驚き。

大連休開け一番に、"人生"を口に出す低学年さん、凄い。



3分以内に
つけられたタイトルは,「じんせいきびしくマン、じんせいたのしみマン。」



どういう意味なのか問いかけてみると、
なんでも、人生の厳しさと楽しさにおもいを馳せているもよう。

お子様のお考えの説明はこのようなものだった。

自分や自分のまわりの子ども達はみな、優しい家族に囲まれていると言い、
それは、優しすぎるぐらいだという。
人生の厳しさに目を向けたい、向けなければいけないという意識があるそう。

普段、優しさに包み込まれているけれど、
少しはどこかで厳しさに立ち向かいたいという願いもあるといい、
人生の中で、優しいゾーンに甘んじることなく、厳しいゾーンにも移ろうと自分を励ましてくれるのが
この像だとのこと。

子ども達が優しいゾーンにばかりいると、像が首を動かして振り返って「まて!」と声がかかるという。

厳しいゾーンに身を置いて、厳しさも味わってこそ、人生をほんとうに楽しめるとの考え。


とまあ、このように対話の中では実に立派に表現できて、人に伝達できのだけれど、
さすがにこの辺りの人生観を文章にするのはハードルが高かったらしい。




10連休を過ごしたこのタイミングだからこそか、影響があるのかないのか。
連休に遊びすぎた(?)反省からきた、人生の振り返りなのか。


非常に意味深。



しかしながら、どのような背景であれ、なかなかふかーいい探Qになった。
低学年さんが、授業の初っぱなから、人生を語り出したことは紛れもない事実なわけで。

参りました。


本人さん以外は、人の思考や意識の氷山の一角しか、決して目に見えない。
しかし、だからこそ、探Qが面白いわけ。

ご両親様にこの場をお見せできたら・・・。
もの凄く、驚かれるのではないだろうか。

今度お目にかかったら、この授業のこと直接お話ししよう。







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爽やかな風を全身に受け、初心に返る [ジャンク]

母校を訪ね、お散歩。




歩くと汗ばむようなお天気。
でも、さすが、風薫る五月。
木陰にいると、爽やかな風に抱かれてほっこり、まったり。
気分爽快。
あっという間に時間が過ぎて。


たくましい太い幹、

IMG_5302.JPG



すくすく伸びた枝、豊かな葉、

IMG_5301.JPG


愛らしい実

松ぼっくり.jpg

薔薇の花のよう。
自然の造形美には到底、敵いっこない。
子ども達に見せちゃおう、母校からの贈り物を。


未来を担う子どもたち。
こんな風にすくすくのびのびと。
ご成長を、願うばかり。


探Q舎、三度目の五月。

爽やかな風を全身に受け、初心に返る。









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