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熱中への道 (スライム道) [探Q舎]

現在、スライムづくりに熱中する、とある探Q生さんのおはなし。

2018年4月より、スライム熱が持続。
なんと、現在も続いている。

1年4ヶ月になるだろうか。


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■まず、園時代にハマったことがあるかどうか問合わせ。

保護者さまによると、
「今までスライム以外に熱中したものは特にありません。
保育園時代に、テレビマンガのプリキュアとアイカツが好きで見ていました。
グッズは色々買いましたね。
でも、その程度です。

理科的にハマったものは、スライム以外ないと思います。
参考になるか分かりませんが…。」


とのこと・・・・


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■続いて、1年生の4月から現在までの道のりを振り返ろう。

*理科の探Qだけを抽出し、過去から現在まで順に並べている。

*この間には、他の教科や、数学的思考、論理的思考、真善美を考える機会、
振り返り、他の分野の自己評価や、○○とは何か考える哲学等も多く含み、
それら全ての中に、お子様の科学への興味関心の変遷が読み取れるが、
複雑になるので 今回は省略する。


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○米つぶ
集中力高いまま、お米と戯れる、アートの要素が優勢。「面白かったけどちょっとつかれた」


○キャベツ
このときは、アートの要素が優勢。のびのび楽しく。

○片栗粉
とても気に入って、始めから終わりまで大、大興奮。
「もう一回やりたい!」
「ふしぎ、ふしぎ」
「どうしてこうなるの?」

*以降、3ヶ月ほど、しばしばこの実験を話題に。
*以降、振り返りの度に、この実験が1位のまま。

○バスボム
少し実験のあんばいが難しかったか?

○ゆかいないきもの
わいわい、けらけら笑いながら。

○人口いくら
大興奮。熱中。終了時間がきても「もっともっと!」やめたくないと言う。
「お家でもやってみたい」という。

*1週間後、原理がどうなっているのか尋ねてきた。→説明。

○氷
ほとんど無言で探Q。
ずっと好き放題実験。

○塩
ほとんど無言で1時間、熱中。
ご本人がしたいままに。
こちらも無言。
「塩まだある?」
「全部使ってもいい?」
「え、もう終わり?」

時間経過を追ったり、濃度を変えたり、冷凍したり、日光に当てたりしたいという。
はい、どうぞどうぞ、
お帰りの際、「これ、冷凍庫に入れといて!」
「これは、ベランダに出しといて!」と指令される。


*この4ヶ月、別のお子様たちの実験中のウキクサの驚異の成長ぐあいをときおり示すが、
全く興味なし。
「植物はあんまり・・・」
「いらないっ、こっちがいい」(自分の実験のこと)


○クロマトグラフィー
スゴく楽しそうで、目がキラキラ。
また今度やりたいと言う。
他のこともいろいろ試してみたいとのこと。
最後までもっとやりたそう。

*この実験も、振り返りの度にオモシロかったという感想。上位3位に入り続ける。


○液体 初級

○シャーベットづくり

○泡
大興奮。お気に入り。

これ以降、泡に興味を持って、ときおり泡のふしぎが話題になる。

*この時期、クマムシを紹介するも、虫嫌い・・・と見るまでに拒否。


○オーホー
夏休みのプレゼント?
この原理も質問された。

○オーホーの原理
質問後、一週間後に、説明。

○クモの巣
虫が嫌いだが、クモの巣アート。
創作はノリノリで。
ただ、虫の生態やクモの巣のふしぎ自体に興味を持つことはなかった。



○タマゴ
たまごいろいろ、遠心力、かたち・・・
少し興味関心あり。ただし化学系よりは興味関心低い。まだ「力」は早かった?



*ハエトリソウの実物と別のお子様の実験映像を見せるが、興味無し。


○片栗粉2回目 (1回目から半年後)
1回目以上に、科学的な実験方法に誘いながら、レベルをグッと上げて行なった。
→この後、この実験を夏休みの自由研究にしたいと言って自由研究に発展。

*惑星、太陽系の提示するも反応はそれほどでもない。

*恐竜の話し、少し。全く興味なし。

○過冷却
強い興味関心。
「わっ、すごい」
集中。


○液体、中級
上級への興味関心はまだのようだ。
それなりに、楽しんでさくさくと。
こうしたらどうなると思う?と尋ねてみたが・・・

*植物のタネ、そこまで興味なし。


○砂鉄、磁石
まず、家の中で。
磁力に強い興味。


○ならばと、翌週、磁石をもって外を探検。
砂鉄とりに夢中、最後まで帰りたがらない。
同時に、石にも良い反応あり。
おもしろいといって、いろいろとやってみて。

*以降、1ヶ月ほど、磁石で毎回始めの5分ほど実験していた。

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●2018.4月 スライムに出会う


○スライムづくり
実験するなかで、しくみを知りたくなって。


○スライムの原理
原理を知りたがる。

「学校でやれないことができる、理科っぽいことがいい!!」

○迷路づくり


○カビ
スライムづくりのプロセスで、同じ時に作ったスライムの中で、
カビの生えたスライムと生えなかったスライムが出てきたことから、
カビの生え方に興味関心芽生える。

早速
カビ実験。

*1ヶ月の実験後、「こんなことできるの、人生で一回きりだよ・・・」
としみじみ発言。

*しかし、翌週、「○○、また今度カビ実験したい。」と言う。


○葉
集中して実験。

○すいてき
集中して実験。一生懸命。
この実験もほどほどのお気に入りになった。



○小麦粉で粘土づくり
スライムづくりが好きそうだったので、あんばいを調整しながら、
小麦粉もやってみたらと言って実施。

「とにかく ふしぎだった」

*雲の種類、そこまで興味なさげ。

*スギの木の赤ちゃん紹介、そこまで興味なさげ。
松ぼっくりも、とくに興味なさそう。

○落ち葉
知り合いに会うのが恥ずかしいという理由で、慌ただしく落ち葉拾い。
これまで見過ごしていた変わった色や形の植物を見つけて、驚きもいくつかあり。

○長さと重さの実験
とくに重さの感覚を掴みたいと御希望があり、実施。

*船と飛行機、興味なさげ


*この時期、2ヶ月ほど、他のお子様の骨の実験の様子を見せる。
骨には興味がないとのこと。

*ハムスターには興味がなさそう。

*ハチドリにも興味がなさそう。

○ミクロ
プリントにて、ミクロの世界を紹介後、

実際に、ミクロの世界に案内した。
大興奮。顕微鏡壊れそう。

○ミクロ
ドアを開けると、スゴい勢いで入って来られて、「先週のもう一回やりたい!」と開口一番。
自分が見たいものをいくつもご持参。
「今日もいろんなもの見たい!」
はい、かしこまりました。

急遽、プログラムを変更。
45分間ミクロの探Qへ。

「小さな動物捕まえたり、植物も観る?」と尋ねたが、


「ううん、いい、外には行きたくない」

生物よりも無生物がお好みのよう。

じゃあ、
「絨毯の埃とかは?」
「髪の毛は?」
などなど、持参物や家の中にあるものを片っ端からミクロ探Q。

*リスにも、クジラ、イルカにも興味はそれほどなさそう。


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現在も、種々のスライムについてご研究、続行中。

2018、4月以降のスライム熱は、増すばかり。

ここに、一人、理科好き人間、あらわる。


ただいま、探Q舎で、スライム実験のポスター製作中。

学校の自由研究も、スライム研究のまとめにするという。


現在は、化学系、物理系への興味優勢。
生物系、医学系への興味が弱い。
今後、生物系、鉱物系、医学系のネタも散りばめて行く。



今年も、
こっそり、学校の自由研究作品展を覗きに行こう。
どんな作品を見せていただけるのか、

楽しみ楽しみ。



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