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自由は一番大変!? [探Q舎]

「ここは、自由すぎるんじゃない?」

そのようにときおりこのようなことを仰るお子様たち。



ノリノリで学ばれているときに、ふとつぶやかれることが多いので、
非常に興味深いです。


入塾後間もないお子様でなく、通塾されてかなり経過するお子様でさえ、
ふと我に返ってつぶやかれるパターンが多いです。




自由すぎますか?
どのようなところでしょう?

「うーん。・・・だってこうしなさいって一回も言われたことないしっ・・・」

「いつも好きにしていいって」

「ここは、こうして、こうするようにしなさいなんてことないから」


ほうほう、

それはどうですか?
もっと、ルールがほしいですか?


「そういうわけじゃないけど、学校とちがいすぎてふしぎ」

「でも、やっぱり自分のすきにしたいから、これがいい・・・」

「いろいろ決まっているとヤダ・・・」




「自由って、自分でかんがえないといけないってことなんだね」

「いちばんアタマ使うかもっ」


とのこと。



自由って、難しいですか?


「難しいかどうかわからないけど、
そういえばそうかもしれない」


「いつもとちがうアタマを使う感じかな」




良いのではないでしょうか?


考える力ですしね。
しっかりアタマ使ってくださいな。

探Qですしね。
いろいろなナゾと向き合っていきましょ。

創造ですしね。
問いも答えを自分なりに創造しましょ。









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安宅和人氏と柴山和久氏の対談 (DIAMOND online) [記事]

安宅氏は以前にもブログでご紹介したことがありますね。
安宅和人さん(ヤフーCSO)×柴山和久さん(ウェルスナビCEO)対談前編、後編
より、安宅和人さんのコメントを一部ひかせていただきます。
=======================================================================
安宅さんに聞く「これからの時代を生き抜く“レアな人材”になるための方法」
2019.7.10 4:15
https://diamond.jp/articles/-/208123?page=2

安宅氏
「みんなで仏像を見学に来たのに、一人で裏の山門の下のアリの巣に夢中になって、
いなくなった!と大騒ぎされるような子どもでした。」

→まあ正直申しまして、イメージ通りの少年でした。
少年時代からやっぱり面白少年だったんだ!!って感じたので、皆様にもお伝えしたくて・・・


安宅氏
「人生には競争がついてまわる。でも人生というのは、ハッピーに生きることです。
自分が生きる軸を、自分で見出せる人はいいんですけど、
多くの人が、その判断を他人――特に身近な人に依存してしまう点に問題があると思いますね。」

→自分が生きる軸っていう表現素敵ですね。
探Q舎でぜひ、この軸を探Qしましょう。

小学生時代に 道の探Qしましょう。
中学生時代に 未来の展望しましょう。



===============================================
安宅さんに聞く「人口減でも日本は成長できる。G7並みは無茶じゃない」対談後編
2019.7.12 4:15
https://diamond.jp/articles/-/208126


安宅氏
「若い人にきちんと“武器”を与えてほしい。この国の特に初等・中等教育は、いまだに“マシン(機械)としての人”を作ろうとしていて、大いに問題だと思います。たとえば漢字の書き取りって、いまだに宿題も含め厖大な時間を投下してやっていますよね。でも、今やコンピュータが字は書いてくれますから、 自分の名前と住所さえちゃんとかければ、不要な能力です。ほぼまずならないのに「閣僚」「閣僚」と書き続ける。「大臣」「大臣」と練習したって、使う機会 はほとんどないですよ(笑)。計算も同じです。手計算なんて、僕だって6年前に娘が中学受験をするときの勉強を見ていたとき以来、ほぼやっていません。」

→、探Q舎は、この武器を身につける機会をお届けしたい!と願っています。
探Q舎は全力で、小中学生の探Q生の皆様をマシンにならないように努めます。
ドリル浸けの学習から、創造の学びへ、探Qの学びへ。
マシンにはできない力を身につけましょう。


安宅氏
「現代においては、計算が正しくできることよりも、自分なりにどう思うか、どう考えるか、それをどうモデル化し、式に落とせるか、という思考の部分が大事なのに、そこはまったく鍛えられない。これからの世の中では「自分がどう感じるか」が価値の源泉になっていく。それは確実な流れです。だから、どうせ社会に出たら機械がやってくれることに過度の時間を使わなくていいし、そんなことに情熱を傾けるなら、自分なりにやりたいことを見つけてレア化を目指してほしい。」

→全くおっしゃる通りだと思います。
自分なりにどう感じるか、どう考えるかが重要です。
探Q舎は、"自分なりにやりたいことを見つける"ことを大事にしています。
自分でテーマやナゾ(Q)を見つけて、そのQに取り組んでいます。
2017年の春までどこにも答えのない研究をしていましたが、
今も子ども達と共に答えのない研究をしています。

個性的なお子様やリーダー役のお子様も多いです。
自分なりにやりたいことや好きなことがあれば、自己肯定感問題もバッチリですよ。
情熱、好奇心、ひたむきさ・・・
ドリルをマシンのように多量に延々とこなすことが、学びや思考ではありません。
大事な少年少女時代に、内の世界、外の世界を広げ深める体験をぜひなさってください。
そして、感性が内と外の世界を仲介するのではないでしょうか。


安宅氏
「機械にできることは、捨ててきたと思います。多くの主要先進国では、とくに中学・高校は計算機持ち込み可で授業をやっていると聞いていますし。その点で、日本は20~30年遅れているんじゃないでしょうか。もっとも問題なのは、初等・中等教育だと思います。義務教育の12年間で、保育園児や小学2~3年生までがもっている野性を完全に失いますからね。野性の中の良さというのは残して育てていってあげないといけない。」

→20年〜30年ではきかないでしょう。これは東京の感覚でしょうか。
悲しいことに、もっともっと遅れているのではないかと感じます。
信じられないことが学校でも塾でもあちこちで平気でされていると聞きます。まるで軍隊のようです。

仰せの通り、「もっとも問題なのは、初等・中等教育」だと思います。
同感です。

「野性の中の良さというのは残して育てていってあげないといけない。」
全く同感です。
野性の学びは、野性からですよ♪

3年生を過ぎても、野性を完全に失わないよう、野性を引き出すよう尽力するのが
21世紀型・探究型の探Q舎の任務です。


おすすめの本があります。
■遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる
ピーター・グレイ (著), 吉田 新一郎 (翻訳)












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探Qファミリーとの新たな出会い [探Q舎]

新たな探Qファミリーに出会えて幸せです。


ご本人様と保護者様より幼少の頃のお話もうかがうことができました。
豊かな探Qの日々を送られてきたことが一目みてわかりました。
親子の距離感が絶妙だと感じました。


心身ともにお健やかにみえて素直で伸び伸びされています。
自己肯定感が低いお子様が多い年代ですが、そのような心配は全くなさそうで、
内面に確固たる"自分"をお持ちのようにうかがえました。

おそらく、こちらが多くを教わらなければならないでしょう。
これから楽しみです。

こちらもベストを尽くしますので、どうぞ宜しくお願いします。
至らないことがあれば、ご遠慮なくビシビシ ツッコミを入れて下さいね。




ご本人さんも保護者さんも、好奇心旺盛でした。
初対面なのに、大いに盛り上がりました。
探Q舎に興味を持っていただく皆さんは、概して
好奇心旺盛な探Qファミリーですね。

塾の名前が、皆さんの探Q心に拍車をかけるのでしょうか。
ポジティブ思考がすぎるでしょうか。


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動物、動物、動物・・・・ [探Q舎]

動物好きがとまらないお子様のお話しです。
ハムスター、
ハチドリ、
魚、
リス、
ペンギン、
ビーバー、

おそらく、もう少し、動物熱が続くのではないでしょうか。



えっ?どこでやめるかですって?

それは、もう、ご本人さんが納得されるまでです。




こちらのお子様は、途中に、
動物以外の探Qがいろいろと入っていますが、最近とくに動物率が高いです。
ヒトはどう?と尋ねますと、首を横に三往復・・・

丁度、いま動物に興味がある年齢にあたっているので、
きわめて自然なことですが、すでに園時代から動物大好きだそうです。



大好きで、大好きで、まいどまいど、

動物に愛称をつけたり、
歌を作ったり、
お家からぬいぐるみをもってこられたりします。

そのぬいぐるみと一緒に探Qしました。
本の写真やタブレットの映像と比べたりされていました。
このぬいぐるみ、ここおかしすぎるよね〜などなど。



本で巣の形態を見たあと、その動物の絵をかたどって、
エサや落ち葉なども印刷して、色々なもので巣づくりを行ないました。
動物の家のイメージを自分のものにするためでしょうか。
実際に巣を三次元で再現してみることで、二次元の写真から得た知識
を自分の心身に取り込むクリエイティブラーニングだと思います。


少しこちらが後の話しですが、、突如、小さな小さなぬいぐるみの家を作られました。
その場にある素材を上手く使って、
なんと20分で、素早く。
この時は、全くオリジナルで、創造性豊かな家づくりです。
ただし、一週間前の家づくりが大きく影響していると思います。



また別の日には、ペンギンのくらしを学び、
お父さんペンギンが、数ヶ月もタマゴを足の上に乗せて激やせすることを学び・・・


自分の体重は、お父さんペンギンと丁度同じくらいだそうです。
ということで、それならと、タマゴの重さと同じ重さを自分の足の上に置いて体感しました。
次回、実際のペンギンのタマゴと同じ大きさと重さにして、にせタマゴを作ることにしました。







これまでそれぞれの動物を探Qしてきましたが、
区切りのいいところで、これらの動物たちに関して新たに知り得た知識を使って、
さらに、上の概念を構築していけたらいいですね。


たとえば、リスとビーバーの暮らし。
同じ仲間ってご自身で気づかれるでしょうか、ここ、興味あります。

水中と土中ということを省くと、どこまでライフスタイルが似ているのでしょうか。
巣の造りはどうでしょうか。
冬に備える秋のスケジュールはどうなのでしょうか。

各動物を個別に捉えたあと、帰納的に考えることができてくるか。
共通点相違点を確認し、
これまで探Qした動物達を総合的に捉え直してほしいですね。

今後は、

そろそろ医学系、化学系、物理系の分野にシフトできたらいいなあと願っていて、
こっそり入れて行って、角度を変えて行こうと企んでいますよ!

生まれてから大人になり、
そして子孫を産む。
彼らの、ライフスタイルを知り、彼らの気持ちになって人生を捉えたあとは・・・


今度は、カラダの内部のしくみを知ると寿命がどのようにして決まっているのかなど、
かなり高度な内容も分かってくるのではないでしょうか。

ちょうど、ものの仕組みにご興味を持たれています。
併行してできればベストです。

少し前に、骨や筋肉の動きにご興味を持たれるかと思ったんですが、
反応はいまいちでした。
タイミング見てリベンジです。


目下の所、 "キーワード "は、

" しくみ" です。



将来の夢は、
獣医さん。


その夢を一緒にみています。


もちろん、生命倫理を忘れずに。
自然への畏敬の念、人間の力の及ばない領域を自覚する謙虚さ、
知識に対する批判的で真摯な態度、
テクノロジーに対して問いかける慎重な姿勢、

これらは、のちと直面する聖職にはもっとも必要とされるものでしょう。



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