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探Q力をきたえよう!@坂祝町中央公民館 [市民講座]

10/29、11/12、11/26の3回、坂祝町の中央公民館で講座を行いました。
遊びは学び、学びは遊びの真実をもっと身近に感じてほしい・・・
感覚や感情を豊かに波打たせて生きてる実感を味わってほしい・・・
世界一学ばない大人ではなく、世界一学ぶ大人になってほしい・・・
みんなちがって、みんないいを感じてほしい・・・

そのような願いをたくさーんたくさーん胸に心に抱きつつ、

坂祝町の子どもたちにも自らにとって大切な学びを再発見いただききたくて。




今回のテーマは、みんなちがって、みんないいを前面に出して・・・

じぶんなりの問いと答えを発見いただくことを目的にしました。
ちがいを味わう楽しさをぜひ、実感しましょう!!



"感じる力の探Q:世界を感じるパワー磨き”

もしも、そこに正解があるというのなら、
それはみなさまお一人おひとりの内なる深遠なる世界にあるものでしょう。
あなたにしかきっとわかりません・・・




ごめんなさい。
1回目は残念なことに写真を撮り忘れてしまいました。
緊張していたのかもしれません。


2回目はこんな感じでした。
お二人欠席で8名様のご参加でした。
子どもたちにとってイスが大きすぎるのか、いくぶん座りにくそうでしたが、
みなさんにはご自由な姿勢で一番ご本人さんが快適なスタイルでお気楽に受講いただきました。



191112_坂祝_きれいの探Q_edited-1.jpg



坂祝町のお子様ものびのびされていてとても健康的な表情が印象的でした。


以下は、みんなの太陽です。
またまた、実物の方が何倍もすてきなんですが、ニュアンスは伝わるかなと思います。
参加者のみなさま、ああ、あれがAくんのだ、Bちゃんのだって分かりますか?
ぜひ、当てっこゲームしてみてください。
当てられるのではないでしょうか。
それぞれ、みなさん個性が溢れていてすてきですねえ。




191112_坂祝探Q力をきたえよう!朝日夕日_edited-1.jpg


すばらしい感性をおもちのお子様ばかりで、
皆さんの今後のご成長がとても楽しみです。



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どこの地域でも共通なのですが、いつも感じますのは、
おはなしです。


1) 対話の力。
聴くこと、話すこと、質問すること、相手の意見を受けて会話を繋げることなど。
どうしてもみなさん同時に話してしまう傾向があります。
誰かが話しているのに同時に話してしまうんです。
みんなが黙っているときは、みんな黙っているのに。
誰かが話し出すと一気に誰もが話し出してしまうという・・・
これは、ツバメのヒナのようですよね・・・


でも、おそらく、それはあまり経験がないだけで、
トレーニングする機会が日常生活の中に不足しているだけで、子ども達の潜在能力は高いものでしょう。
そのような対話、議論、意見交換などの様々な話し合いの機会を多く増やすことが求められています。


とはいえ、今回は講座のために初めて集まってくださった初顔合わせのメンバーなので、
いきなりそこまで求めるのはあまりに酷な状況でありました。

何事もチャレンジ精神で!!
そこで、攻めの姿勢でボールを使って対話したりしてみました。
このまま、徐々に話し合いを経験する機会が増えて行くと対話スキル上がるのではないでしょうか。


いつも感じますのは、
子どもたちが持っている力は大人が思っているよりもずーっと偉大だということです。
大人たちが、子どもたちのことを過小評価することは最も罪深いことの一つだと思います。
初期の教育の重要さを痛感します。

対話力は誰もが必要とする基本のスキルですし私たち大人も磨き続けなければいけないと思います。
自分自身も含めて大多数の人々の対話力の乏しさを日々実感します。
若い時にあまりに鍛えてこなかったため、そのツケが回ってきているのでしょう。


恥ずかしながら私自身も話し合いらしい話し合いをほとんど体験したことがなかったのです。


今回は、自身も含め、対話力の強化にもっとチャレンジしたい、そう再確認した回でした。
会話のキャッチボールです。

小さなときから、会話、対話、話し合い、やっぱりとても大事だなあと・・・


2)待つ力。
話し合いとも強く関連しますが、とにかく待てなくなっているようです。
実験の待ち時間の3分間、じっと待てなかったです。

仲間の雰囲気に巻き込まれたのか、子ども達全員で、3分間を体を動かして遊ぶ方向に行きました。
お一人ぐらいはじっと実験を観察し続けるお子様がいらっしゃるかと思いましたが。

やはり、待つ力が試される機会が少なくなっているのかなと思いました。

もしも、また機会があれば、
ぜひ、この待つ力、じっくり取り組む力を一緒に高めたいですね。
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191112_きれいの探Q.jpg

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探Q力をきたえよう!@坂祝町中央公民館 [市民講座]

学びのとびらのご案内です。

後期は、坂祝町でも"探Q力をきたえよう!"の講座を開催予定です。
本日、公開されましたのでご覧下さい。
年長さんから小学6年生さんまでを対象に3回実施予定です。
坂祝町、あるいは坂祝町付近にお住まいのみなさま、
ご興味がおありでしたら、お気軽にお申し込み下さい。

五感を使って身体で遊び、学びましょう。

http://manabino-tobira.net/courses/%e6%8e%a2%ef%bd%91%e5%8a%9b%e3%82%92%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%88%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81_%e5%9d%82%e7%a5%9d%e7%94%ba/


本講座は、子ども対象であるため、
9/3〜9/5に先行して申込受付が開始されます。



http://manabino-tobira.net/apply/
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これまでで最大の危機、最大のミス [市民講座]

これまでで最大の危機
勝ち急ぎが招いた結果、因果応報


学びのとびらでの、探Q力をきたえよう!低学年コース、第2回目。

本日の、講座は、
これまでで、最大の危機、いや、最大のミスと言えます。



探Q力をきたえよう!の講座、
それなりに時と経験を重ね、色々なお子様と一緒に歩んで参りました。

のびのび、わいわい、楽しく学ぼう。

親も子も一緒の時間と空間を共にし、
同じ様に探Qしながら、過ごすひととき。


遊びから学びへ、
学びから遊びへ、

日常から学びへ、
学びから日常へ、


あらゆる境界をぶっ壊すという、(実は)壮大な野心のもと、

開講してきた講座です。



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しかーし、ここに来て、初めて、今回(本日)
最大の危機がやってきました。


子ども達の距離感が遠いまま、二回目が終わってしまったということ。
これまでで、最も、子ども達の間に"温度差"が生じてしまいました。

□第一の原因は、
探Q力をきたえよう!の講座の経験者の存在です。
彼らは、かなりこちらの提供する学びに慣れて下さっていますし、
ある意味、これまでにも相当鍛えられています。

そんな、経験者のお子様と、今回初参加のお子様。
この両者の温度差というものも確かに存在しています。

しかし、まだ低学年ですし、経験者のお子様が、初参加の子ども達を上手にリードできるかと言うと、
そこまでは、彼らにとっても荷が重すぎるようです。

こちらも、経験者と初心者の差が、ここまで明確に出るとは予想していませんで、
大変驚きました。
それは、想定していたよりも顕著でした。


この温度差を今後どうするか、最大の試練に感じています。



□もう一つの原因は、
2回目にしては、ハイレベルのチームワークを求めすぎたことです。
こちらの求めるところが高すぎたという授業レベルの設定ミスでした。
個人ではなく,集団の力を早く引き出したい!!という"欲が出てしまった"のですね。


そう、ちょうどぴったり8人ということで、
4人づつで、協力して実験してほしかったんです。

前回、一緒に学んで、本日は2回目ということで、
グループワークに持って行って、残りの2回もグループで協働していただけたら・・・


そうすると、いろんなことができる、

低学年用にやってみたい候補がいくつかあったので、勝ち急ぎすぎた、という感じです。



さらに、ちょっとマニアックな実験だったので、興味を持ってくれたお子様とそうでないお子様にはっきり分かれてしまったのでした。


実験操作や内容も、グループワーク用に、設定していて、
4人で協力しないと難しい状況に持って行くために、あえて、調べるものもちょっと多めにしたのです。


それらすべての条件設定が、4名様用だったことが影響してしまいました。



あー、今回は、これまでで一番、よろしくなかったなあ、と反省しきりでした。
しかしながら、良い学びになりました。


皆様と同じく、わたしも日々、探Qです。

さて、次回をどうするか、が問題です。

皆さんが、チーム力を発揮して下さるよう、さらに攻めの姿勢で戦略をたてるか・・・
それとも、今回の講座のメンバーの特徴を考慮して、
個人個人の学びを優先させるか・・・


今回の内容をリベンジする方向性にするか、
それとも、180度変えるか。


前半戦終了です。



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最後に、一つだけ、申しましょう。

言い訳でもなく、負け惜しみでもありませんが、
一つだけ大事なことをお伝えしておきます。


それは、
"心がゆれる体験"は、たった一度だけの体験でも、偉大なパワーをもつということです。
強烈なエピソード記憶として皆さんの心の奥に刻み込まれます。

本来、グループワークで初めて達成できることを、
一人一人で頑張らなければ行けない状況におかれてしまったことで、
苦労していくつもの実験を頑張ったこと、


きっと、身体でも脳でも学びとして、刻印されていることでしょう。


「大変だったけど、楽しかった!」
「思ってったのとちがう結果だった」
「どうしてだろう、不思議だなあ」

これって、心が大きく揺れた!

ということですね。


もう少し、歳を重ねられて、知識を手にされたそのときに、
このような記憶がパーッとよみがえります。


(実際に探Q生さんたちのそのような生のご経験をいくつも知っています。)

「あー!、あの時のあれが、こういうことだったのね!こう繋がって、このような法則になるのね!」
などとガッテンするのですね。

これぞ、学びの醍醐味、というもの。


脳のネットワークがつながり、

道路がつながる瞬間です。

「高速道路開通おめでとうございます!」です。




大変不思議なことですが、先に体験しておけば、後になって抽象的な知識を習得する際に、
いとも簡単に、すーっと習得できます。

先に、身体で学んでいるから、体験としての土台が築けているからこその、

お得な学びの成立です。


今は、学んだことを言葉で説明できなくても、
論理的に考えるのは難しくても、


きっと、このような学びは、

後々になって、小さな頃の、たいけんが、活きたものによみがえることでしょう。



教育の経済学における早期の教育への投資の効果に関しては、
認知能力、非認知能力の面から説かれることが多いですが、
このようなことからも、経済学的にお得なのです。









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探Q力をきたえよう!第一回終了 [市民講座]



昨日は、探Q力をきたえよう!第一回目を行ないました。
5歳から7歳の皆さんが参加して下さいました。

五感をフル稼働させる、知覚を鍛えること。感じること。
のびのびと問いを沢山出し続けること。探Qすること。

このことを重点において、皆さんに自由に研究いただきました。

さすが、低学年さんたち、発想力、観察力、行動力が素晴らしかったです。
柔軟に考えて、自ら発見した問いを、すぐさま実験で解決しようと動かれました。

いやあ、とっても頼もしくて次回も楽しみで仕方ありません。
次の探Qでも、皆さんの新たな面を見せて頂けることを期待しています。


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保護者さまへ

今回の授業内容の意図については、お渡しした資料の中でご説明していますが、
もしも、ご質問、ご感想などございましたらいつでもご連絡下さいね。
以下よりどうぞ。

https://www.tankyusha.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E3%81%8A%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF/


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探Q力をきたえよう!のご案内 [市民講座]

市民企画講座、学びのとびら、
今期も「探Q力をきたえよう!」講座開催予定です。

美濃加茂市生涯学習センターにて、「探Q力をきたえよう!」

何かビビビと感じられた方はどうぞ!

探Q舎での学びより、グーンとワイワイと賑やかで、深め方は浅いですが、
探Qの雰囲気を体験できる機会かと思います。

年長〜小3までのコースと、小4から中学生までの2コースがあります。
これまで同様、集まった子ども達から直接テーマを出してもらうこともしましょう。

というわけで、
内容は、リアルタイムで子ども達と関わり合う中で決めて行きます。

偶然の出逢いが偶然の学びをもたらす!
しかしながら、それはきっと必然に違いない?


不思議な出逢いを楽しみ、
仲間との協力、協同を尊び、
ふかーい学びを味わい、
心と身体で学びを創造しましょう!



探Q力をきたえよう!②小4~中学生
http://manabino-tobira.net/courses/%e6%8e%a2%ef%bd%91%e5%8a%9b%e3%82%92%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%88%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e2%91%a1%e5%b0%8f%ef%bc%94%ef%bd%9e%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e7%94%9f/


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多治見市の市民企画講座 (オープンキャンパス) のお知らせ [市民講座]

来年の、多治見市の市民企画講座 (オープンキャンパス)のお知らせです。
3回にわたって、「手と目を使って探Q力をきたえよう!」講座実施予定です。

本講座は、こんな小学生さん達にオススメです。

■探Q力ってなんだ??っていうお子様、
■興味関心の分野を広げたいお子様、
■学びの楽しさを再発見したお子様、
■現在の学びの環境がなんだか物足りないお子様
■手や目など身体を使って、五感で学びたいお子様

日時;2/3(土)、2/17(土)、3/3(土)いずれも9:30-11:00
場所:根本交流センター(根本駅から徒歩2分)会議室2
対象;小学生、10名様
受講料+教材費 1,500+500円
持ち物:筆記用具、ハンカチ又はタオル、汚れてもよい服装、探Q心


多治見市にお住まいの方は、BunBunねっと冬号をご覧下さい。
多治見市以外にお住まいの方は、探Q舎までお問い合わせ下さい。
詳細は、追ってご連絡します。

それでは、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。





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市民企画講座「探Q力をきたえよう!」のアンケート結果 [市民講座]

遅くなりましたが、市民企画講座「探Q力をきたえよう!」のアンケート結果 を、
一部ご紹介します。

以下に、掲載させていただく内容は、原文のままです。
最終回を受講下さった六組の皆様にご回答いただきました。ありがとうございました。

探Q力を鍛える授業にご興味をお持ちの皆様に、今後のご参考になれば幸いです。


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【子ども達の回答】

Q1) 講座はどうでしたか?(おもしろかった、わからない、つまらなかったの3択)
おもしろかった:6名

Q2)おもしろかったところは?(自由記述方式)
ぜんぶ :2名、
じっけん:1名、
しょくべにを使ったこと:1名、
お兄ちゃんたちと学べたこと:1名、
未記入:1名

Q3) つまらなかったところは? (自由記述方式)
ない、あるわけない:1名、
なし:3名
12/4:1名、
未記入:1名


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【保護者様の回答】

1)講座の良かった点 (自由記述方式)
■色々な体験ができ、それによって色んな興味を持てるようになったと思います。
覚えたことを家で話したり、それに関連したことを調べて教えたりしていました。

■子どもの興味が高い内容、好きなことが多かった。

■毎回いろんなことを企画してくださり、いろんな経験をさせてもらえた。
どんな意見も否定せず受け入れてくれるところ。必ずしも1つの答えにたどりつかなくてもいいんだなと思って安心して見ていられた。

■こどもが、たのしく、いろんなことに取り組めた。

■子どもにとって興味のあることを、頭をつかったり、手をつかったりして、そこから学びを得られたことが良かったと思います。

■学年が違う子供が一緒に学べたところ。

2) 講座の悪かった点、改善すべき点 (自由記述方式)
■年長には少し?難しい所がありました。本人はそれでも楽しんでいました。

■家で復習する資料をいただけると良かった。

■年長〜6年生ということで理解力に差があるので、資料はもう少しわかりやすいものを用意していただいたほうがよかったかも?(年長さんの保護者様)

■特に、思いうかびません。

■楽しすぎて(笑)時間が足りない。

3)講座を受けられて、お子様に何らかの変化はありましたか? (自由記述方式)
■分からないことを解決する様、努力する様になった。

■まだ何とも言えませんが、少し考える力は出てきたような?

■ふだん、家ではやらないこと(やりたがらないこと)、例えば、米つぶ並べや、ハサミの作業など、
こちらでは、いっしょうけんめいやっていました。

■まだ、特にありません。

■確実に探求心が高まりました。

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★お家で復習するための資料があれば良かったというご意見に対して

前期の「考える力をきたえよう!」の講座では、ファイルを用意して資料をお渡ししていたのですが、
今回は、手と目で学ぶことを重視したためなるべく紙に頼らないようにいたしました。

今後、また機会があれば、お持ち帰りいただく資料を用意するようにいたします。
貴重なご意見ありがとうございました。

★年長さんには少し難しい内容があったのではないかという年長さんの保護者さまのご意見に対して

本講座では、頭で知識を得ること、理解力を高めることではなく、体感することを重視しました。
ご本人の内部から、興味関心や疑問が湧き出てくることを大切にしました。
先生から与えられることを理解するのではなく、自分の中から解らないこと、知りたいことが出てくることこそが重要だと考えています。

なぜ?どうして?を引き出すこと、こんな世界があるのね!!と新たな発見をすることに主眼を置いております。

おそらく、年長さんには年長さんなりの捉え方で、
小学6年生には小学6年生の捉え方で、それぞれの見方で世界を捉えていただけたと思います。



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しかしながら、面白いことには、講座の中で度々年長さん達に大活躍がみられましたね!!
年長さんだけが、正解を出してくれた場面を何度も目にしました。
年長さんって、こんなにスゴい!!って、何度も驚かされました。


こちらにとっては、「学力とは、何か」について問い直す良い機会でした。
年長さんはじめ、子供達が今回の講座で多くを教えて下さいました。


知識量ではなく、学年の違いでもなく、、、、、、

これまで、多くの大学院生さんとも一緒に学んできましたが、

大学院生さんが年長さんより学力か高いかどうか・・・・・・
実のところ私には定かではありません。。。。

こんなこと言ったら怒られるでしょうか・・・・・

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探Q力をきたえよう!最終回終了 [市民講座]

探Q力をきたえよう!第10回目終了しました。

最終回ということで、講座の時間を40分程で終えた後、
子ども達にも保護者様にもアンケートにご回答いただきました。

子ども達から、おもしろかったと良い評価をいただき大変嬉しく思いました。
みなさん、実験や工作が大好きですね。ゲームというリクエストもいただきました。
もしもまた機会があればぜひ、頂いたご意見に従って、どんどん改善していきましょう。

講座のレベルとしては、年長さんには難しい内容もかなりあったのですが(正直大人でも難しいかも)、
個人としては、難しい課題であっても皆さんそれぞれの方法で、
自分なりに消化できるところまで消化して沢山学ばれていました。

年上のお子様の作業を見て真似したり、本来の目標には到達しきれなくても、
たとえ、7.8割ぐらいの達成率であっても経験するのとしないのでは雲泥の差があると思います。
日々の体験と同じで一人一人が自分なりに経験を解釈していくことが重要かと思います。

やはり、学校とはまた異なり、異学年の子ども達が集まって楽しめたことがよかったです。



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保護者さまから頂いたご意見も大変ありがたいものでした。
教育に求めるものとして、比較的、多かったご要望としては、勇気、やり抜く力、生き抜く力、忍耐力、サバイバル能力、を鍛えてほしいというものです。

生きる力の鍛え方・・・
深すぎて、簡単にはハウツー本にできそうにありません。
いつどのようにどうやってきたえられるのか・・・・
これはとても重要な本質的な問いでしょう。(親問題です)
この場では、ここまでに留めておくとして、また別の機会に考察したいと思います。


少し難し目だった今回の講座は、
きっと子ども達の忍耐力、根気を少しは鍛えることができたのではないかと思います。
とりわけ、お米並べと最終回の立体の塗り分けなどは小学生にもかなりの試練でしたね。

もちろん根性論だけではありません。

具体的な話しとしては、
困難な課題をどうやって乗り越えるか。
複雑な問題をどのようにして解決するのか。

それは、まず現状分析を終えて、
やるべきことを系統的に分類し、細分化、階層化、段階化することです。

ならば、このような力を鍛えましょう。
このような力とは????
それは、知性そのものを磨き上げることに他なりません。
まさに考える力を鍛えることですね。


もっと、鍛えたいという勇気ある方は、ぜひ本格的に毎週鍛えましょう!!
優しくもあり、厳しくもある、魅惑の内容となっています。
講座よりもさらに深く、踏み込みます・・・・・・

■「考える力」・・・・考える力を鍛えます。
■「探究」・・・・・・探Q力を鍛えます。

講座を受講いただいたみなさま、ありがとうございました。
大変勉強になり、多くを教わりました。
アンケートのご回答に従って、次回以降、改良を続けます。

皆様の健やかなご成長を祈っています。




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探Q力をきたえよう!第9回目終了 [市民講座]

探Q力をきたえよう!第9回目終了しました。
「かがくはんのうとなかよしになろう!」


化学反応は、私たちの日常生活に溢れています。

ガスが燃える。
カイロから発熱させる。
呼吸する。
消化する。
鉄がさびる。
10円玉がさびて緑に変色する。
バスボムが泡立つ。
お菓子作りのときのベーキングパウダー。
などなど、思いつくものを挙げればキリがありません。


今回は、皆さん、自分の手で化学反応をおこし、自分の目で反応をしっかり観察できましたね。
化学反応と仲良しになれました!


私たちの世界では、物質は原子、分子からできています。
天然に存在する元素の種類はおよそ90種類 (人工的に作られた元素を除く場合)。

自然に存在する物質は、これらの元素の数、組合せ、結合の仕方、が異なることによりできています。
これらが異なることによって、全く性質の異なる物質が生み出されるのですね。

お互い手を取り合って、変身するのです。
化ける反応です。

少し立ち止まって考えると、とても不思議に思えませんか?





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しかしながら、もっと不思議なことがあります。
私たちの世界をもっと広げて、宇宙規模で考えてみましょう。
宇宙では、先程述べたような通常の物質は、実はたった5%しか存在しないのです。

宇宙は何でできているのでしょうか?
残りの95%は未知の物質である暗黒物質と暗黒エネルギーです。
まだまだ正体不明のようです。

世の中、広いなあ、そう思いませんか?

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10月から始った講座も、来週は最終回です。
これまで、早かったでしょうか。普通だったでしょうか。遅かったでしょうか (笑)。
最終回は、風邪などにかからずに、どうぞお元気でご参加下さいね。
お元気な子どもたちに会えますように願っています。
それでは、また。
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探Q力をきたえよう!第8回目終了 [市民講座]

探Q力をきたえよう!第8回目終了


1) ぼくの/わたしのたいせつなもの/こと
たいせつなもの、すきなもの、なくてはならないものについて考えていただきました。
今回は、次のクイズに備える目的もあり、書いたことをお友達に見えないようにするため、
テーブル一つ当たりお一人様に座っていただきました。

親子あたり、一つのテーブルという状況で、まずは、じっくりと考えていただきました。
この形式は初めてでしたが、ご家庭のカラー(?)が出ていて、とても興味深かったです。
そして、課題が課題だけに、親御さんの存在がお子様の記述にどこまで影響を与えただろうかという点が非常に興味深いですね。
例えば、親御さんが教室にいらっしゃらなければどこまで回答が変わったのだろうということです。
うーん、ヒトの場合は、対照実験とかできないですし、難しいところですね。

次回、もしも講座を行うことがあれば、保護者様の見学・参加なしで同じ授業を行ってみましょうか?
もし、実行できれば、また結果についてレポートしますので、どうぞお楽しみに。


書き終わったら、みんなで意見を共有します。
グループ分けするとおよそこのような感じでしょうか?

ひととのつながり関係・・・・・
楽しいこと、面白いこと・・・・・・
快適に日々を過ごすためのもの、こと・・・・・
生きるために絶対に必要なもの・・・・・・

以下は、皆さんから出て来たもののうち一部です。
かぞく、おともだち、バイオリン・・・・・
食事、睡眠、服、クツ・・・
いえ、地球、月、太陽、空気、酸素、水・・・・・いのち

思考のスケールが大きくて、太陽まででてきました!
みなさん、考える力、素晴らしいですね。
他にも、たくさんたくさん、大切なもの、なくてはならないものが挙ってきました。


実は、これは、ホスピスなどでも行われるものなんですよ。

大人でも普段、慌ただしい日々の中で、じっくり日々の生活を見直す機会はなかなかないですよね?
幸せはあちこちに散らばっていますが、空気や太陽、地球の存在は、存在するのが当たり前だと思ってしまっています。家族やお友達も、健康も同じです。

通常のパターンは、失って初めてそのありがたみに気づくというものです。
"そこに何かが存在する"とき、いろいろな巡り合わせがあってそこに存在しています。
決して、当然のことではないでしょう。
おそらく、当たり前ではないでしょう。

===================================================================
改めて、日々の生活の中には、なくてはならないものが沢山あるということに気づき、
ステキなものに囲まれて生きているんだと実感して欲しくて。
そのハッピーな今、ここにいるという状況を少しだけ身体で感じて欲しかったんです。




探Q舎の授業では、もしも、高学年なら、
生きるって?幸せって?というタイトルで真っ向勝負をかけるんですが、さすがにこれはやりすぎですので、今回は、マイルドバージョンで行いました。



2) うまれかわったらなんのいきものになりたい?

人間に生まれたというまぎれもない事実をもう一度捉えるきっかけをという願いからです。
そして、地球には多種多様ないきものがそれぞれ工夫して個性を活かして生きているということを
お子様たちは、よくご存知です。
相手の気持ちを想像する楽しさを、勝手気ままに想像する楽しさを、相手の立場になって考えて欲しいという願いから、こんなことをしてみました。

クイズ形式でお友達が質問を浴びせながら、それは何かを当てるのですが、

いきものに詳しい子どもたち回答は、とってもマニアックでした!!
答えがかなり難易度が高くて、みなさん智慧を振り絞って考えました。
みなさんの生き物への興味関心が高いこと、よく勉強されていることが伝わってきました。


みなさん、それぞれ個性的な回答でした。
やっぱり次も、ヒトになりたい!という確固たる意志をお持ちのお子様もいらっしゃいましたが、
自分の好きな動物を挙げてくださったお子様もいらっしゃって、多種多様なご回答。


3) 動物園の動物か、野生の動物か、どちらになりたい?
野生を選ぶと言うご意見が多数でしたが、回答されたあと、モヤモヤが出て来たようです。
みなさんぼそぼそとそれぞれのメリット、デメリットを頭に思い浮かべてお考えのご様子。

帰路の宿題になったでしょうか?



お友達の考えを知って、みんなそれぞれ面白いなって感じてくれたでしょうか。


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さらに探Q、のコーナー。

★生き物の種類と数
いろいろな説がありますが、
地球上の生き物は、8,700,000(870万)種存在するといわれ、
その90パーセントがまだ発見されていないといわれています。
ほとんどの生き物がまだ見つかっていないんですね!



☆生命の存在、ヒトの存在にとって、奇跡と言って良い環境

■地球と月と太陽の大きさのバランスと、距離のバランスが絶妙。
第六回目の講座で学んだ通りです。
水が液体として存在する、温度も適温、大気の厚さ、電磁波、などなど。。。
ハビタブルゾーンとよばれる条件です。

■地球の磁場が、太陽からの有害な放射を遮ることができる。


■大気が地球を包んでいる。
住みやすい気温を維持、隕石の落下も防ぐ。
空気の組成も絶妙。
酸素21%、二酸化炭素0.03%.
もしも、二酸化炭素が増え、その量が6%になると、ひどくあえぐようになる。
もしも、酸素が16%になると人体への影響が現れてくる。
10%以下になると、もうヒトは生きてゆくことができなくなると言われている。






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