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生き方 人間として一番大切なこと 稲盛和夫 [読書]

テストに追われる日々の中、膨大な課題に追われる中、

数学の大量の問題を抱えながら、


"生きがい"を追究したい、
ほんとの"学び"を見つけたい、
とおっしゃる子ども達がいるため、


もう一度、根本に立ち返って少しおさらいしています。

そんな時は、シンプルなタイトルが一番。





その名も、

『生き方 人間として一番大切なこと 』稲盛和夫  サンマーク出版

稲盛哲学のベストセラーです。
京セラさん、
最近チョコチョコニュースになっていて少し大変そうでしたが、
それはそれとして・・・

昔読んだけれど、もう一度。
はたして、探Q舎を開く前後で、受け止め方、感じ方はどう変わっているのか、
それは自分自身の探究でもあります。




数学の先生にとっては、
安易にものごとを数式化することに対して、少なからずご意見があるかと思いますが、
一般の人々にとっては、分かりやすい面も確かにありますね。





稲盛氏によれば、以下の式が成り立つそうです。


【人格 】 =【性格】 + 【哲学】
(心魂の品格)




■人生の方程式


この方程式は、大変有名ですので、ご存知の方も多いかとは思いますが、
もう一度、この機会にご紹介しておきましょう。



人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには・・・
以下の3要素のかけ算だそうです。

みなさまのご感想はいかがですか。
ご存知の方も、初めて知ったと言う方も、

ご自身のこれまで歩んでこられた道を振りかえっていただき、
この方程式をひとつのヒントとしてご検討いただければと思います。



【人生・仕事の結果】= 【考え方】    × 【熱意】      × 【能力】
         心の在り方        情熱         才能
        (マインドセット?)    努力         知能
         生きる姿勢      意志で制御可       健康
         哲学、理念                  運動神経なども


点数の範囲       -100〜+100      0〜+100     0〜+100


3要素の中で、最も大切なのは、考え方とのことです。
なぜなら、考え方の方向に間違いがあると、−にさえなりうるというのです。


マインドセットの力、おそるべし。
心の在り方がいかに重要かについて、
また一方で、能力や熱意が最高の状態ではなくても、
いかに可能性が残され、人生が180度変わるかについて教えてくれます。


【能力】の高め方については、多くの情報があることでしょう。
知識・技能ですね。


一方、【熱意】や【考え方】の高め方についてはいかがですか。
これらは、どこからやってきて、どのように構築されますか。
どのように高め、洗練していくものでしょうか。


むしろ、
【能力】の高め方以上に、探Qしがいがあるのは、実はこの2つかも知れません。

探Qの余地ある甲斐あるこの、2つ。

【熱意】を高める探Q、
そして、方向を間違わずに、+に向かって【考え方】を高める探Q。



大きなテーマです。

《熱意に対して情熱を傾ける》
《考え方について考える》

十二分に探Qの意義がありそうではないでしょうか。

キーワードは、
コミットメント、
マインドセット、
エンゲージメント、
エンパワーメントです。




脳科学の知見も日々蓄積され、心理学分野も日に日に進展が見られる昨今。
全方位の領域の知恵を結集し、文理融合の理論の体系化することが必要になってきています。


マインドセット。
最非認知能力、ソフトスキルとも関連が深いです。
学習理論やモチベーション理論とも密接な関連があります。

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*6月には、新刊『心。』が刊行され、「心がすべてを決めている」と説かれています。
稲盛哲学にあらためて触れてみたいと思われる方、ぜひこれらまとめて2冊どうぞ。

ビジネス界の方々だけでなく、どのような人にとっても効用があるのではないでしょうか。
分かりやすく説かれていますから、スラスラ読めるかと思います。

これまで自分自身の歩んできた道と、これから歩まれる未知の道。


立ち止まる機会、になるのではないでしょうか。






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『父親の科学―見直される男親の子育て』白揚社 [読書]

最近、しばしば感じること。


それは、父親的な子育て、教育をもっと!!

時代は、父性を求めている!!



一人っ子が増えていることが大きいのだろうか。
父母ともに、両親が比較的高齢での出産が増えていることもあるのだろうか。
やっとのことで子どもを授かったというケースが増えていることもあるのだろうか。


小さなときに、
(良い意味での)学びの機会としての困難に直面する機会が減っているのではないかと感じる。



もちろん、スパルタだと行き過ぎだけど。
世の中には危険なことも確かに多いけれど。
やはり、古人がかわいいこには旅をさせよ、といったように、
これは大事なことではないかと。


愛がどっしりと土台にある上での、
手放し系?放り投げ系?の教育をもっと!というような印象を受ける。

愛のムチをあと、大さじ1杯ほど?

そこで、今回お薦めするのは、

『父親の科学―見直される男親の子育て』白揚社
ポール・レイバーン


小さいお子様の水泳教室。
母親は、たいていお子様に対面して、プールの水面を子どもの視界から遮る。
父親は、子どもの背後に立ち見守り、子どもに水面を直視させる機会を妨げない。


これからは、後者の教育がポイントになるだろう。


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ぜひ、ご興味ある方はどうぞ。


『父親の探Q』を楽しめる一冊です。
母親のみなさまも、一読されることをお薦めします。
パパもママも、視野が広がること間違いなしです。






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『きつねやまのよめいり』(こぐま社刊) [読書]

「きつねやまのよめいり」(こぐま社刊)
本作品はサンケイ児童出版文化賞受賞作品です。
絵もとっても良い雰囲気です。

絵本作家のわかやまけん氏は、1930年岐阜県岐阜市生まれ。
グラフィックデザインの世界から子どもの本の世界へ。

「こぐまちゃんえほんシリーズ」(こぐま社刊)が有名ですね。




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この夏、他県から通って下さった探Q生さん。



学校の宿題の感想文のために、
こちらを選ばれたそうで絵本をお持ちになって現れました。
こぐまちゃんは知っていましたが、こちらは初めて出会いました。
静かなタッチながら、いや、静かで穏やかなタッチだからこそなのか、
読者に厳しく訴える力、エネルギーのみなぎる作品です。


この作品中では、絶対にキツネではなく、"きつね"だよね、そう感じました。
まるみがあって、やわらかな印象の”きつね”
日本の里山に似合う昔ながらの姿の"きつね”です。



わたしは、一匹目の沢山の力強く輝くちょうちんと、
最後の五匹目のきつねにおおごとが襲いかかったあとの、
きつねたちの揺れ動くちょうちんを対比した、描写が気に入りました。
幻想的な雰囲気がなんともいえません。



*この作品ご興味のある方は、実際に手に取られてお子様とともに味あわれてから、
以下、ご覧下さい。ネタバレ注意です。


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音読したり、読みきかせしたり、
考えきかせ (読みきかせしながら考えをきかせる手法です)したり、
何度もじっくり考える時間をとりながら進めました。


絵もじっくりながめるとなかなか面白い発見がありました。
作者の細部に至るこだわりが感じられます。
秀悦ですねえ。


内容を整理するため、五匹のきつねのよめいり情報を整理整頓して比較していきました。
四つの山のイメージをしっかり抱いて、遠回りする光景を描きました。
山のネーミングも面白く、そのこだわりにも触れて探Qしたかったのですが、
とてもとても時間が足りませんで。

1匹目から5匹目になるにつれて、人間の自然への侵略が日に日に増して行く様子や、
きつねの心情が悲しく揺れ動いて行く変化の流れをイメージしていただきました。



鍵となるのは、五匹目のきつねの運命のゆくえについてです。
ダダンという音。
そのとき、一体にきつねの身に何が起おこったのでしょうか。


なぜちょうちんはその場に残っているのに、
きつねの姿は突然消えてしまったのでしょうか。



自分たちで音を作って擬音語にしたり、文字に変換してみたり、
また逆に文字で書かれた擬音語からそれに合いそうな音を創ったりしてみました。


目をつぶって最も適する効果音を探し、本の中の音を再現し、

突如として、五匹目のきつねに襲いかかった運命とは・・・
どのようなものか、探Qしました。


本の中にある、ダダンという音にピッタリの効果音を探し続けて、
一緒に目をつぶって何度も聴いてみました。



探して探して、およそ15分ほど経過。
自分たちの心に浮かんだ音とそっくりな音に出会えました。
そう、この音ですよね、きっと。



きつねにおこったことは・・・


ごひきのよめいりぎつねの気持ちになったり、
お祝いする立場のきつねの気持ちになったりしました。





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もちろん、解釈はいくつもあることでしょう。
読者の数だけあるのですね。
作者は、読者に解釈を委ねていますから・・・

そして、作者は、2015年に亡くなっています。


そこが本の面白いところです。




しかshながら、物語のテーマが自然破壊で、
一匹目から五匹目までのお話の流れで、おおかたの方には、
ある程度共通したシーンが浮かぶのではないでしょうか。


突然、きつねに襲いかかった運命。
大きな力に巻き込まれ、決して逃れらなかった運命。

銃や鉄砲に打たれたとお考えになったみなさんは、
本物の鉄砲か、麻酔銃かどちらだと思われますか。


自然の動植物への人間の侵略にあり、徐々にその侵略の度合いが強まっていました。
麻酔銃で一発銃撃し、キツネを連れ去ったのかなと思いました。
麻酔銃ですと血痕などの痕跡も残りませんし、麻酔にかかったキツネを連れ去ると
跡形も残らないでしょう。


鉄砲の玉が一発命中し、即死といったことも考えられますが、
この場合、血液がしたたり落ち、雪の上に鮮やかな赤が瞬く間に広がり、
あまりにも衝撃的な映像が否応なく映し出されてしまいます。
滴り落ちる血が、連れ去られた方向を指し示す道しるべとなり、
遺されたきつねたちは、その意味をすぐさま察知するでしょう。



自然破壊、人間の身勝手さ、視野狭窄に警笛を鳴らす本書ですが、
もう一方で、いのちの最期という大きなテーマも提供していないでしょうか。



ここで、どちらがより残酷かを考えてみたいと思います。

麻酔銃の銃弾か、本物の銃弾か、どちらが残酷ですか。
これは答えが人それぞれかもしれません。


遺されたきつねたちの立場に立ってみれば、前者の方がより残酷な結末にも思えます。
なぜ?を解決できない苦しみ、痛みです。

真相未解明の過酷さ、辛さです。






ここで、自然災害や事故等が降り掛かった遺族たちの身になってみましょう。
何がどうなったか不明のまま、遺された家族の方々。

災害等の行方不明者。
事故や事件で大切な人を突如なくされ、再会できない遺族の人々の気持ち。
連れ去り、震災や火事、凶悪な事件などなどが頭にうかびました。
最期を見届けられなかった苦しみ。
死を受け入れるまで随分長い時間を要するといいます。
どこかで、生き続けているに違いないと信じ続けてしまうという人間の心の純粋。


今まで当たり前のように存在して、強固な絆を築いてきた関係の中で、
その大切な存在が突然消えるということは、本当に想像を絶する悲しみでしょう。

最後の姿を見届けられない悲しみはいかほどのものか。


そのように考えると、簡単に比べられないような気がします。






なにも残されたものがない。
ただ、ひとつの重いいのちが姿を消した。

これほど残酷なものはないのではないかと・・・

一見残酷ではあるものの、
遺されたきつねたちのこれからのことを考えると、


血液がたった1滴でも落ちていた方が、
きつねたちの心は救われたのではないか。

きつねたちが、彷徨い続けているエンディングは強烈でした。


一体、どちらが生きていて、どちらがそうではないのかわからないぐらいです。
一匹のきつねがどこかの世界で活き活きと生きていて、
遺された全てのきつねたちが、この世界で苦しみながら生き地獄を彷徨っているように感じました。


やり方によっては、
生きること、死ぬことまで、
とことん探Qを深めて行ける良書だと思います。



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もう一回、授業ができれば、このような対話を深めていけたのですが、
半ば強引にケリをつけねばならず、とっても残念でした。

大切な存在を探し続けるこのきつねたちのように、

わたしたちの学びにもまた、際限がありません。
終わりのない旅です。

きつねたちがきつねやまを、探し続け、歩き続けるように・・・





こちらも貴重な学びを沢山させていただけた豊かな夏休みでした。

今日から、公立の学校も学校ですね。
朝7時半から授業ができた夏休みは最高でした。
しばらく、午前から夕方まで子どもたちロスになりそうです・・・・


寺子屋の宿命ですね。


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悲嘆のプロセス12段階 [読書]

とある場所 (病院ではない)で、

高齢の男性が、
「自分は "死にかた" をそろそろ勉強しないといけない」


そう、3回ほどもつぶやき、
受付の人へ訴えている光景に偶然でくわした。

受付の人も、驚きを隠せず、
若干戸惑われているようだった。


子育てからも、仕事からも解放され、やっとそのような時間が得られたのかもしれない。

一般的には、50歳前後の時期にこれまでの生きかた振り返る機会が出来てくるようだ。
そのような時期を、この男性がどのように過ごされたかは分からないけれど、
きっと、お仕事が波に乗っていたのか、
没頭されていて、あまり自身の中の深遠な問いに対峙するゆとりがなかったのかなと感じた。


他人に、このようなセリフを3回もつぶやくということは、
よほど緊迫感があると思われるから。

奥さんを既になくされているのだろうか、お子様のお住まいはきっと遠いのだろうか。
おそらく一人暮らしで、このような話しができる相手が身近にいないのではないだろうか。

今になるまで、そのような深淵な問いを自ら遠ざけて、敢えて目を背けてこられたのかな、
そんな風に感じた。


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『より良き死のために』アルフォンス・デーケン ダイヤモンド社

いつぞや、ブログでも取り上げた、
いのちの探Q、生きがいの探Q。

神谷美恵子氏、
日野原重明氏、
そして、つい先日と今回のデーケン氏、
太いパイプライン。



いのちを
奥深く見つめ続け、
寄り添い続け、
救い出し続け、
探究し続ける偉大なる先生方である。

自らのいのちも、他の多くのいのちも同様に。


いのちをいのちに捧げ続けて・・・



本書では、いろいろな人の最期が語られている。

デーケン氏同様、日本で精力的に活動されてきた妹さんの最期や、
がん告知がなされず、寂しげな最期だったドイツの恩師についても語られている。



■129ページ。
「2017年現在、がんの告知率は80パーセントを超えています。」

たしかに、20年前,10年前に比べると、飛躍的に上昇している。
しかし、
逆にいうと、20%もの人たちは,本当のことを知らされないまま・・・なのか。
5人に1人の割合だ。
これをどうみるか。




■207ページ。
愛する相手を失ったときの心の動きを専門的には悲嘆のプロセスと呼ぶという。
「研究者によって分類の方法は違いますが、私は次の12段階で考えています。」

ということで、
ここでは、デーケン氏の悲嘆のプロセス12段階を紹介する。

(以下、1行目以外は、引用ではなく個人的なイメージ)
乏しい想像力しか持ち合わせていないが、少しでもイメトレしてみることに。



1.精神的打撃と麻痺状態・・・ショックで現実感覚が麻痺する
愛する人の死という衝撃により一時的に現実感覚が麻痺してしまう。
それはそうだろう。在ることが当たり前のように思い込んでいた存在ならば。
ましてや一心同体のような関係であればなおさらのこと・・・
濃いほど衝撃強く、長いほど衝撃強く、結びつきが強いほど切断の衝撃は言葉にできないだろう。


2.否認・・・死という事実を認めない
愛する人の死という事実を簡単には受け入れることが出来ない精神状況
それはそうだろう。
え?うそだ、きっと何かの間違いにちがいない・・・
どうしても信じられないし、信じたくない。
認めるってなんなのかも分からない状態になりそう。
事実とそうでないことの識別って、心に余白があるときしか、きっと不可能なものなのだ。


3.パニック・・・死に直面した恐怖からパニックに陥る
事実を聞いてどうしていいか、なにをどうしたらいいのかわからず慌てふためく。
許容範囲を超えて、心の余白が一切なくなる。
いとも簡単にキャパシティ超えの状態に陥る。


4.怒りと不当惑・・・苦しみを負わされたことに怒りを感じる
どうしてなんだ?なぜだ?なんで?なんで?なんでこんなことになるんや。
日頃の行ないは悪くなかったのにどうして自分が・・・といった感じだろうか。
怒りを感じるもどこにも向けられない事実・・・
この怒り、どのようにして収められるのか。


5.敵意と恨み・・・やり場のない感情を、周囲や故人に敵意としてぶつける
なぜ、自分がどうしてこんなに悲しい思いをしなければならないのか?
周りが悪いんだ、あの人があんなことをしたから・・・といった具合か。
堂々巡りの感じか。あのときのあのことがなかったら、そしてあの人がああしなければ・・・


6.罪意識・・・過去の言動を悔やんで自責の念にかられる
こんなことになるのだったら、こうしてあげれば...と自分を責める
あのとき、こうしておけば、自分がこうしておけば・・・
なんて自分は愚かだったのだろう、なぜそうしなかったんだろう。


7.空想形成、幻想・・・故人が生きているように振る舞う
亡くなった人がまだ生きているように思い込んでしまう。
分かる気がする。そうでないとおかしくなってしまいそう。


8.孤独感と抑うつ・・・人間関係が億劫になり、家に閉じこもりがちになる
出かける気力もおこらず、誰にも会う気になれず、
気持ちがどよーんと落ち込み、孤独な時間を過ごす。
延々とぼーっとしてしまいそう。


9.精神的混乱と無関心・・・目標を見失い、何事に対してもやる気を失う
無関心。生きる目標を見失い、なにもしたくなくなる。
無気力、虚無感、絶望。こういったものが襲い続けるのか・・・
目標、目的、ゴール、達成、なんて文字は辞書からすっかり消えてしまいそう。
やる気、意欲、モチベーション、躍動感、前向きっていったいなんだ。
これらの概念もすっかり消えてなくなりそう。
諦観か、絶望か、無関心か・・・

10.受容・・・死という事実を前向きに受け入れようと努力を始める
愛する人が亡くなった事を現実に受け止めることができる


11.新しい希望ーユーモアと笑いの再発見・・・微笑みとユーモアのセンスを取り戻す
これまで片時も放れなかった愛する人との別れ。
その呪縛からときおり解き放たれている自分がいるのに気づき始める。
罪悪感でできなかった笑いを日に日に取り戻すことができてきた・・・

といったぐあいか。

やはり、時間薬の効果もあるだろうか。
振り返りをくり返し、通ってきた道をじっくり見届けると、
人は再び前を向けるようになるしくみなのだろうか。


12.立ち直りー新しいアイデンティティの誕生・・・苦しい体験を通して、より成熟した人格へと成長する

愛する人との死別を受容し超越する。
その重く深い悲しみを抱えつつも、
死別を体験する以前よりも人間的に成熟した人格として生まれ変わることができる。


*個人的には、
ステップ9から10への飛躍のプロセスが大変興味深い。

まさに、暗転から明転へ。



新たな人格による、人生の創造が始まる。
人間って、スゴい。スゴすぎる。

驚異の再生力。
人間の心の変化は、神秘的。
人間の探Qは、底知れず。





■208ページ。
「死別を体験した人が、この12段階の心の変化をすべて経験するわけではありません。
また、このとおりの順序で心が変化するわけでもありません。行きつ戻りつすることもあれば、
複数の状態が重なって現れることもあり、逆戻りすることもあり、一様ではありません」

とのこと。


"こころの探Q"、

それは、どこまでも、

底なし沼なのだ。



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選挙を目前にして〜1975年の加古里子のことば [読書]

先日、探Q生さんが、本のお話しを楽しそうにされたときに、著者を尋ねたんですけど、
ちょっと忘れてしまったそうで。

でも、内容を伺いますと、それはもうかの加古氏の作品に違いないと確信したのです。
選挙を目前に、氏の素晴らしいことばをみなさんと共有したいと思います。


生涯学習について、
社会教育について、
日本の国づくりについて。

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「科学絵本や科学読物の存在意義は、私たちが真に幸福で豊かな生活を守るためには、
まだかしこさが不足で、それには学校や家庭や社会から学び教えられることと共に、
子ども自身が本を通じて自主的にかしこく育って欲しいとの立場にほかなりません。

 民主主義は、その構成員が衆愚である場合悪平等の社会を現出し、やがて破滅の道をたどります。
しかし、そのひとりひとりが、そうめいさを求めて誠実に努力を積んでいくとき、その社会は、考えの浅い人をまわりの人が助け、こすい人をたしなめつつ、やがてもっと高いよい社会をきずいてゆくことでしょう。」



連載『私の科学絵本・知識絵本覚え書』最終回より
『カタカナのほん』1975年3月号折込



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ぎょぎょぎょっ。
学びが日常生活から切り離されているかもしれない・・・・

そんなお心当たりのある方は、
ぜひ身近なところから探Qの学びを。
従来の視野の狭い学びのイメージを払拭し、創造する学びへ。



入り口は、科学であっても科学でなくても変わらないでしょう。
入り口はいろいろあっても、きっとその行きつく先は同じです。

いつでも、どこでも、だれとでも探Qしましょう。
Qはあちこちにあふれています。
水や空気とおなじくらい・・・
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日本進化論 (SB新書)– 2019/1/8 [読書]

一週間ほど前なんですけど、信号のない交差点。
いつも、殆どの車が止まらずになかなか渡れないところ。

そこで、ようやくタイミングを見計らって渡ろうとしたら、
車が止まってくれるどころか、ブオーンと突っ込んできました。
見ると高齢者の方で、驚いているような様子もなく、衝撃を受けました。


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日本進化論 (SB新書) 新書 – 2019/1/8
落合 陽一 (著)  SBクリエイティブ

良く売れているようなので、ご存知の方も多いと思いますが、
高齢者ドライバーの話しも出ていましたね。

本書は、昨年夏に、ニコニコ生放送で放映された「平成最後の夏期講習」の内容が整理された本です。
動画は現在も、YouTubeで視聴できます。


以下のテーマが6グループに与えられ議論されました。
・「働く」ことへの価値観を変えよう
・超高齢化社会をテクノロジーで解決する
・孤立化した子育てから脱却する
・今の教育は、生きていくために大事なことを教えているか?
・本当に、日本の財源は足りないのか
・人生100年時代の「スポーツ」の役割とは?


6つのテーマは,全て自分ごと、自国ごとですよね。
このようなテーマで、
中高生の皆さんも同様にディスカッションできるととてもいいですね。
おすすめは、財政グループです。

確かなデータの大切さ、事実を把握する重要性を理解すること。
国民の1人として、全ての国民が自国の一員としての責任と義務を負うこと。
財政のこと、社会福祉のこと、労働のこと、このような実際に社会に出たときにとても大切なことって
問題が自分に降り掛かって、なんとかしようともがく時点まで殆ど学ぶ機会がないのです。
しかし、変な話し、自分から情報を狩りに行かないと、どこからも降ってこない情報たちです。


ほんとうに皮肉なことですが、

大事なことは隠されてしまいがちです。





本には、データが豊富に載せてあるので、
例えば、いくつかのデータを見て、そこから読み取り、解釈をし、自分の意見をまとめる、
そういったトレーニングにも活用できるのではないでしょうか。



昨年の全国学力テストでも、
小学6年生も、中学3年生も、複数の情報源から情報を抽出し、
要約することが課題としてあがっていました。

中学生さんたちに見られる一般的な傾向は、理科や社会の問題の中で、
記述式の問題に苦労されることです。

すなわち、理由や原因、根拠を自分で見出して答えるもの。
グラフや表を見て、自分で分析する必要があるもの。

このような問題に苦戦される子ども達が非常に多いです。





例えば、この中で、高齢化社会のグループは、高齢者ドライバーの問題を取り上げていました。
具体的なテーマで、全ての人々に関わる問題、文字通り自分ごとです。
高齢者の問題ではなく、日本の問題。そして、ゆくゆくは日本の後を追う高齢化の進む国々の、
世界の問題、人類の問題なのですね。


だからといって、免許返納すればよいかというと、地方は車がないと生活できない人が多いです。
バスも本数が少なすぎますしね。

本書には、都道府県別の高齢者の車免許返納率のグラフが掲載されていましたが、
岐阜県は最も返納率が低いグループに属しているようです。


社会全体の問題、身近な問題、決して他人事ではない切実な問題。


子ども達の学びは日常生活そのもの、生きることそのもの。

そういうところで、

地に足つけて、リアルな問題を扱うリアルな学びにしたいものです。




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「禅学への道」 鈴木 大拙 (著), 坂本 弘 (翻訳) [読書]

禅学への道 – 2003/10/1  鈴木 大拙 (著), 坂本 弘 (翻訳)

ちょこっと手前に突き出ていた本。

戦前、英国で出版し今日まで海外で最も広く読まれてきた禅の入門書。
英文原文と日本語訳が同時収録されている点が特徴。


禅の世界は、遠く高いところにある存在だが、
「学」という字と、「道」という字がキラリと光り、ヒントが得られそうな予感。


グローバルの時代だし、
禅のこと、ちょっと説明して?なんていつ言われるか分からない。
そういえば、ドイツでそんなことがあった。
一緒のテーブルに座って食事をしてくれた人にお気に入りの曲を聴いてもらって、
それから対話したことから始まり・・・スピリット的なお話に。

禅はZENでそのまま通じるけれど、それからは、果たして・・・
知っているとは到底言えない深遠な世界。未知の世界。



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原文は戦前に書かれたもので、序にも後に書かれた作品を読んで欲しいと記されており、
より新しい著作と照らし合わせる必要があるのだが、
英語と日本語で両者のニュアンスの違いを楽しめるところがとても良かった。



大変、畏れ多いが、
探Qの学びの目指すところに、確かに大きなヒントを与えてくれるものがあるなあなんて。


本当に大切なことは他人に直接教えられないが、
日常の基本の一つ一つを大切にする中で、
人へ思惟の機会を提供する機会を増やすことは外部からできる。


世の中には、論理で乗り越えられないものごとも多い。
論理を超えた論理の構築、知を超えた智を創造することが鍵。

それは、人から人へ言葉で直接説明はできない智だけど、
公案などを用いて、学びの方向性を指し示すこと、
気づきに向かわせることは、は他人に対してもできる。



子どもたちとの探Qの学びの道は、
禅的な側面もあるのかなと、改めて禅の世界が新鮮に映り魅かれた次第。


ほんとうの学び、本当に大切なことは、本人が自ら体験し、そこから体得するしかない。
しかし、気づきを導くような体験の機会をできるだけ、増やすように助けるということはできる。
子どもたちの発達の最近接領域に常に注意を払いつつ、その境界に寄り添うことはできる。


探Qの道、これからも探Qし続け、探究への道、これからも探究していく。




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◆鈴木大拙
20世紀「禅」を世界に紹介し、東洋の英知として西欧知識人に深い感銘を与えた、仏教の大思想家。
著書約100冊の内23冊が、英文。
哲学者、梅原猛氏 (以前、ブログでも紹介)は、「近代日本最大の仏教学者」と評価した。
戦後は、オックスフォード、コロムビア、ハーバード大学などで仏教哲学を講じた。
1963年にノーベル平和賞の候補に選出された。
「終生無二の友」は、世界に誇る哲学者、西田幾多郎。
日野原重明医師 (以前、ブログでも紹介)が晩年の主治医で、その最期も看取った。


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『「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義』 [読書]

『「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義 』
2018/1/23   池田 謙一 (著)

2009年度から5年間の研究成果が整理されています。
興味深いデータがいくつもあり、示唆に富む研究成果です。
おおいに楽しめた一冊です。

しごと柄、どうしても若者の心理に注目してしまうので、
最も興味深かったのは、第8章です。
個人的に最も衝撃的であったデータは、221頁の図7です。

ネタバレになるので、これ以上言及しませんが、
確かに、「若者は信頼できなくなって来ている」
(一般的信頼も、制度信頼もいずれもです・・・)
民主主義への強い支持も若年層ほど低いです。


そのような感覚は随分前から肌で感じていましたが、
このようなグラフを改めて突付けられると、若者の心の叫びが聞こえてくるようです。


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例えばこんな読み方は、いかがでしょうか。

予想されうる仮説が予め示されていることが多いので、
これらの最初の文章は読まず、まず最初に、データを見る。
そして、自分なりにあれこれ思考を巡らし、マイ仮説を打ち出す。
マイ仮説が当たっているかどうかを読み進めながら確認していく。


沢山のデータが出てきますが、これら全てのデータを繋ぎ合わせて行く作業によって、
きっと、あなたにとっての"The 日本人"がこれまで以上にクッキリと浮かび上がってくるでしょう。

それは、読者ごとに異なる日本人像かもしれません。
しかしながら、少なくとも、あなたにとってのこれまでの日本人像は、この本を読まれる日を境に
きっと変わることでしょう。


データの解釈は一通りではありませんし、明確な結論が得られないものもありそうです。
その辺りは、読者の考察に委ねられているとポジティブに受け取られるといかがでしょうか。


2016年はポピュリズムに注目が集まり、ソーシャルメディアの政治観への影響力は、大変興味深いところですが、当時のデータでは不十分なところも多く、データ分析&解釈が非常に難しいようです。
このあたりは、今後の課題であるようです。





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10歳からの民主主義レッスン [読書]

10歳からの民主主義レッスン 2009/2/18
サッサ ブーレグレーン (著)
明石書店

この分野での本としては、大変貴重な良書だと思います。

この本の生まれた国、スウェーデンは、
民主主義ランキングで常に上位に位置し、
他の世代と変わらないぐらい若者の投票率も高いことが知られています。

政治リテラシー、民主主義リテラシーの差がこんなにも・・
政治と若者の距離が二国間では雲泥の差があること。
これがこの本を読むとよりいっそうハッキリとします。



早くも10歳でこのようにしっかりと教育をする国。
そんな国がこの世界に確かに存在するのです。


日本ではいかがでしょうか。
この本を読める10歳の子ども達は一体どれだけいるでしょうか。
残念ながら、ほとんどいないのではないかと・・・
18歳でもどうでしょうか・・・

それだけの差が、2国間には確かにあるようです。

加えて、
このままではいけないという認識を、
どれくらいの大人が持ちあわせているのでしょうか。



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教育の力って、スゴいと思いませんか。

一人一人の人間。
一人でできることは知れているかもしれないけれども、
人間同士がつながることができれば、
これが偉大な力を産み、
ものごとを為し得る、

ゆくゆくは国を変える、

そう思います。

自分を信じる。
他人を信じる。
人と人とのつながりを信じる。
つながりをつなげていけると信じる。

つながりの連鎖のみが変革を可能にするのではないでしょうか。


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家庭、友人同士、学校、地域の学び、諸々。
いつでもどこでも学びの機会はあるものとはいえ、

そのタネがなければ始りませんよね。
たった一粒でも・・・

ほんとうの民主主義を追究する国々、
ほんとうの民主主義を教育する学校、

そこでは、どのようにしているのか。

それは、実際に、学校の中で徹底的に実践するのみ。
グループ会議、
クラス会議、
学校全体での全校集会もそうです。

自治です。
教師と子ども達に格差は、なく、すべての人が一人一票をもち、学校の物事を決めて行きます。
同等に扱われます。教師にもおかしな言動があれば、子ども達から批判を受け姿勢をただされるのです。
安全な場で、対話し、議論し、より良い学校運営を求め、改善改革をくり返します。
それが伝統になっています。




政治・道徳の分野に関して、
人々の間でもっと安心して対話できる国にならないものでしょうか。


これらの分野は、とりわけ思想、信条、生き様、人間観、人生観の根幹に近いところですので、
各人の価値観が否応なしにさらけ出されます。

たしかに、学校でも取り扱いが難しいと言えば難しいのかもしれません。

教師の人間性が丸裸になるからです。
学校の人間観も、国家観も丸裸になるからです。

自分自身の内面を曝け出せる覚悟がある人間がどれだけ存在するのか。
安心安全に意見交換、平和的に対話できる人的環境がそれだけ存在するのか。

公的な教育現場では、どうしても敬遠されがちな領域です。
おそらく、教科化された道徳の授業もそのような側面があるでしょう。
なにしろ、教師が子ども達と対等の人間として対話できないしくみなのですから・・・

こういうとき、書籍が威力を発揮するのではないでしょうか。
個人的な思想。信条は極力おさえつつも、
システムとしてシンプルに政治参加の重要性を伝える良書の存在の有無です。

「10歳からの民主主義レッスン」

本書のような、シンプルな本。
大事なのは、子ども達に伝えたいことは、
諦めることや、無関心を勧めるのではなく、行動することの大切さです。


行動すること、行動に移して変えることを勇気づける本です。



大人が政治について語らない環境で、子どもはどうやって政治を学ぶのでしょうか。
大人が選挙に行かずして、どうやって選挙に行くという行動を起こせるでしょうか。


選挙に無関心な人たちに囲まれていたならば、自ずと・・・・・
「選挙って何?」「選挙なんて知らない」「自分には関係ないっ」などと。

自分が体も心もおいている国のことなのに、です。

家庭で、どれだけ話題にのぼるのか、
学校で、どれだけ学べるのか、
友だちと、どれだけ話せるのか、
地域の学びで、こういう分野の話題がのぼる機会があるのか、


どこかで、一粒のタネに出逢えば、
子ども達は自ら考え行動できる大人になれるのではないでしょうか。

自ら考え行動できる人間になるためには、安心して対話できる仲間が必要です。
理想を描ける社会が必要です。


自分の存在する国のことを考え、政治に参加すると言う意識を持ち続けられる
考え直す機会があれば、変わりうる、そう思います。
そういうときに、
政治や民主主義を学ぶ良い書籍があれば、随分大きな助けになるのではないかと思います。




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若者の政治離れ。

そんな中、選挙権を得た若者たちから聞こえるのは、以下のようなものだと言います。
「一体、選挙って何だろう」
「政治について知らないことが多すぎる・・・」
「誰に入れたらいいのかさっぱり分からない・・・」
「自分の1票なんて大したことないか」
「望みの対象がないから、行かなくていいや」




悲しい数字ですが・・・

*古いデータで恐縮です。
ぜひご興味ある方は最新のデータをご確認願います。

日本の若者の投票率の低さは・・・
日本の18~24歳の投票率は32.6% (29カ国中最下位。加盟国平均65.0%) (OECD,2016年

例えば、2017年の衆議院選挙、日本の若者の投票率32.6% (OECD最下位)


一方のスウェーデン
2014年の総選挙、
30歳以下の投票率は81%、全世代の投票率(86%)とほとんど差なし!!

「一票の力を信じています。」
「友だちと政治について、選挙についてよく話します」
「私達の若い世代が社会を変えて行きます」

至る所で、大半の若者たちのこのような積極的な声が聞かれると言います。
政治や選挙と若者の距離が非常に近いのですね。

おそらく、
政治家たちが、国民の声に忠実に耳を傾け、期待に応えているということと、
若者たちもにも、自国をよりよくするのは権利であると同時に義務であると言う高い意識があるということ。これらの両輪が回り続け、ポジティブフィードバックが機能しているのでしょう。


国民の意識と、政治家達の意識。

まずは、一人一人の第一歩から。
自分について学ぶ。

自分の国について学ぶ。
人から、本から、経験から学ぶ。

学び、行動する。

政治を他人事にせず、貴重な一人一票を活かす。
国の一員であるという意識を持つ。

10歳からの民主主義レッスン。
子ども時代から、大事な学びを、ぜひしっかりと!!


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◆この分野のご専門の先生方へお願いです。
ぜひ、青少年向け、小学生向けにもっとこの分野の良書を出版いただきたいです。

◆専門家の方でなくとも、政治、民主主義、主権者教育に詳しい先生方へお願いです。
小中学生用の良書があれば、ぜひご紹介いただきたいです。
洋書でもかまいません。

どうぞ宜しくお願いいたします。


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12歳から大人まで政治の基礎の基礎がよくわかる本 [読書]

12歳から大人まで政治の基礎の基礎がよくわかる本
2010/7/18 瀧澤 中 (著)


政治のこと、選挙のことを上手に説明されている書籍を探していて。
外国の邦訳版ではよい本に出逢えた一方で、日本の書籍にはなかなか出逢えていなかった。


子ども達にも分かりやすく説明されていて、とっつきやすいもの。
政治に興味を持てなくて、選挙に行かない若者にとっても読進められそうな本。

うーん。
やはり、
諸外国に比べて、一般の人や子ども達も読みやすいものが少ないのではないかーー。
池上氏ばかりに頼りすぎていないかーー。

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そんなところに、見つけたのがこちら。
12歳には、さらにとっつきやすい一冊が必要かもしれないけど、14歳なら確かにいけそう。

大変スッキリと簡潔に記載されており、
容易に理解できる様な工夫がなされていた。


政治に対する著者自身の考えは極力抑えられていて、
政治の基礎の基礎を、冷静に伝えることに専念されていた。

こちらを読んで、政治、選挙に関心が高まればいいなあと思う。
もう一歩進めて学べるような本はわりとあるように思うので、まずは、この一冊か。



大人でも、政治や選挙の基礎の基礎から確認したい、
そんな人には、けっこう良いかもしれない。

タイトル通りで、裏切らない良書。





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