悲喜こもごも [ジャンク]
昨夜、雑誌社から無事に論文が受理されたと報告を受けた。
2012年から研究を開始し、数年間にわたり行ってきた研究成果である。
科学研究論文は、はじめに雑誌社に論文を投稿したら、査読者 (論文を審査す役割をもち、論文の内容と近い研究分野の研究者数人が担当する)、数人が、その雑誌社にとって論文として出版するに値する価値があるかどうかを審査する。
その価値はないと決定を下されたら、泣く泣く別の雑誌社へ、また別の雑誌社へと投稿を繰り返す。
研究結果が得られてから、世間に公表されるまで、けっこうな年月がかかり、そのタイムラグは大きい。
振り返れば、多くの方のご協力あってこその結果であった。感謝の念がこみあげた。
本当に幸せ者である。気付けば多くの人に囲まれていたのだ。
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そうだ、長い間お会いできていない尊敬する恩師 (大学の学部生の頃、科学の授業で熱く厳しい指導を受けた)に報告にいこうと思った。夏に急逝されていた。喪失感と後悔の念が襲った。とてつもなく辛い。
論文受理の高揚感は夜から今朝まで、束の間であった。
これからも、偉大なる恩師は、心の中で生き続け、激励しつづけてくれるに違いない。
私も、この世から去ったとき、子ども達の心の中に生き続け、寄り添い、激励できる恩師になりたい。
2016-12-08 16:55
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