これまでで最大の危機、最大のミス [市民講座]
これまでで最大の危機
勝ち急ぎが招いた結果、因果応報
学びのとびらでの、探Q力をきたえよう!低学年コース、第2回目。
本日の、講座は、
これまでで、最大の危機、いや、最大のミスと言えます。
探Q力をきたえよう!の講座、
それなりに時と経験を重ね、色々なお子様と一緒に歩んで参りました。
のびのび、わいわい、楽しく学ぼう。
親も子も一緒の時間と空間を共にし、
同じ様に探Qしながら、過ごすひととき。
遊びから学びへ、
学びから遊びへ、
日常から学びへ、
学びから日常へ、
あらゆる境界をぶっ壊すという、(実は)壮大な野心のもと、
開講してきた講座です。
========================================================================
しかーし、ここに来て、初めて、今回(本日)
最大の危機がやってきました。
子ども達の距離感が遠いまま、二回目が終わってしまったということ。
これまでで、最も、子ども達の間に"温度差"が生じてしまいました。
□第一の原因は、
探Q力をきたえよう!の講座の経験者の存在です。
彼らは、かなりこちらの提供する学びに慣れて下さっていますし、
ある意味、これまでにも相当鍛えられています。
そんな、経験者のお子様と、今回初参加のお子様。
この両者の温度差というものも確かに存在しています。
しかし、まだ低学年ですし、経験者のお子様が、初参加の子ども達を上手にリードできるかと言うと、
そこまでは、彼らにとっても荷が重すぎるようです。
こちらも、経験者と初心者の差が、ここまで明確に出るとは予想していませんで、
大変驚きました。
それは、想定していたよりも顕著でした。
この温度差を今後どうするか、最大の試練に感じています。
□もう一つの原因は、
2回目にしては、ハイレベルのチームワークを求めすぎたことです。
こちらの求めるところが高すぎたという授業レベルの設定ミスでした。
個人ではなく,集団の力を早く引き出したい!!という"欲が出てしまった"のですね。
そう、ちょうどぴったり8人ということで、
4人づつで、協力して実験してほしかったんです。
前回、一緒に学んで、本日は2回目ということで、
グループワークに持って行って、残りの2回もグループで協働していただけたら・・・
そうすると、いろんなことができる、
低学年用にやってみたい候補がいくつかあったので、勝ち急ぎすぎた、という感じです。
さらに、ちょっとマニアックな実験だったので、興味を持ってくれたお子様とそうでないお子様にはっきり分かれてしまったのでした。
実験操作や内容も、グループワーク用に、設定していて、
4人で協力しないと難しい状況に持って行くために、あえて、調べるものもちょっと多めにしたのです。
それらすべての条件設定が、4名様用だったことが影響してしまいました。
あー、今回は、これまでで一番、よろしくなかったなあ、と反省しきりでした。
しかしながら、良い学びになりました。
皆様と同じく、わたしも日々、探Qです。
さて、次回をどうするか、が問題です。
皆さんが、チーム力を発揮して下さるよう、さらに攻めの姿勢で戦略をたてるか・・・
それとも、今回の講座のメンバーの特徴を考慮して、
個人個人の学びを優先させるか・・・
今回の内容をリベンジする方向性にするか、
それとも、180度変えるか。
前半戦終了です。
======================================================================
最後に、一つだけ、申しましょう。
言い訳でもなく、負け惜しみでもありませんが、
一つだけ大事なことをお伝えしておきます。
それは、
"心がゆれる体験"は、たった一度だけの体験でも、偉大なパワーをもつということです。
強烈なエピソード記憶として皆さんの心の奥に刻み込まれます。
本来、グループワークで初めて達成できることを、
一人一人で頑張らなければ行けない状況におかれてしまったことで、
苦労していくつもの実験を頑張ったこと、
きっと、身体でも脳でも学びとして、刻印されていることでしょう。
「大変だったけど、楽しかった!」
「思ってったのとちがう結果だった」
「どうしてだろう、不思議だなあ」
これって、心が大きく揺れた!
ということですね。
もう少し、歳を重ねられて、知識を手にされたそのときに、
このような記憶がパーッとよみがえります。
(実際に探Q生さんたちのそのような生のご経験をいくつも知っています。)
「あー!、あの時のあれが、こういうことだったのね!こう繋がって、このような法則になるのね!」
などとガッテンするのですね。
これぞ、学びの醍醐味、というもの。
脳のネットワークがつながり、
道路がつながる瞬間です。
「高速道路開通おめでとうございます!」です。
大変不思議なことですが、先に体験しておけば、後になって抽象的な知識を習得する際に、
いとも簡単に、すーっと習得できます。
先に、身体で学んでいるから、体験としての土台が築けているからこその、
お得な学びの成立です。
今は、学んだことを言葉で説明できなくても、
論理的に考えるのは難しくても、
きっと、このような学びは、
後々になって、小さな頃の、たいけんが、活きたものによみがえることでしょう。
教育の経済学における早期の教育への投資の効果に関しては、
認知能力、非認知能力の面から説かれることが多いですが、
このようなことからも、経済学的にお得なのです。
勝ち急ぎが招いた結果、因果応報
学びのとびらでの、探Q力をきたえよう!低学年コース、第2回目。
本日の、講座は、
これまでで、最大の危機、いや、最大のミスと言えます。
探Q力をきたえよう!の講座、
それなりに時と経験を重ね、色々なお子様と一緒に歩んで参りました。
のびのび、わいわい、楽しく学ぼう。
親も子も一緒の時間と空間を共にし、
同じ様に探Qしながら、過ごすひととき。
遊びから学びへ、
学びから遊びへ、
日常から学びへ、
学びから日常へ、
あらゆる境界をぶっ壊すという、(実は)壮大な野心のもと、
開講してきた講座です。
========================================================================
しかーし、ここに来て、初めて、今回(本日)
最大の危機がやってきました。
子ども達の距離感が遠いまま、二回目が終わってしまったということ。
これまでで、最も、子ども達の間に"温度差"が生じてしまいました。
□第一の原因は、
探Q力をきたえよう!の講座の経験者の存在です。
彼らは、かなりこちらの提供する学びに慣れて下さっていますし、
ある意味、これまでにも相当鍛えられています。
そんな、経験者のお子様と、今回初参加のお子様。
この両者の温度差というものも確かに存在しています。
しかし、まだ低学年ですし、経験者のお子様が、初参加の子ども達を上手にリードできるかと言うと、
そこまでは、彼らにとっても荷が重すぎるようです。
こちらも、経験者と初心者の差が、ここまで明確に出るとは予想していませんで、
大変驚きました。
それは、想定していたよりも顕著でした。
この温度差を今後どうするか、最大の試練に感じています。
□もう一つの原因は、
2回目にしては、ハイレベルのチームワークを求めすぎたことです。
こちらの求めるところが高すぎたという授業レベルの設定ミスでした。
個人ではなく,集団の力を早く引き出したい!!という"欲が出てしまった"のですね。
そう、ちょうどぴったり8人ということで、
4人づつで、協力して実験してほしかったんです。
前回、一緒に学んで、本日は2回目ということで、
グループワークに持って行って、残りの2回もグループで協働していただけたら・・・
そうすると、いろんなことができる、
低学年用にやってみたい候補がいくつかあったので、勝ち急ぎすぎた、という感じです。
さらに、ちょっとマニアックな実験だったので、興味を持ってくれたお子様とそうでないお子様にはっきり分かれてしまったのでした。
実験操作や内容も、グループワーク用に、設定していて、
4人で協力しないと難しい状況に持って行くために、あえて、調べるものもちょっと多めにしたのです。
それらすべての条件設定が、4名様用だったことが影響してしまいました。
あー、今回は、これまでで一番、よろしくなかったなあ、と反省しきりでした。
しかしながら、良い学びになりました。
皆様と同じく、わたしも日々、探Qです。
さて、次回をどうするか、が問題です。
皆さんが、チーム力を発揮して下さるよう、さらに攻めの姿勢で戦略をたてるか・・・
それとも、今回の講座のメンバーの特徴を考慮して、
個人個人の学びを優先させるか・・・
今回の内容をリベンジする方向性にするか、
それとも、180度変えるか。
前半戦終了です。
======================================================================
最後に、一つだけ、申しましょう。
言い訳でもなく、負け惜しみでもありませんが、
一つだけ大事なことをお伝えしておきます。
それは、
"心がゆれる体験"は、たった一度だけの体験でも、偉大なパワーをもつということです。
強烈なエピソード記憶として皆さんの心の奥に刻み込まれます。
本来、グループワークで初めて達成できることを、
一人一人で頑張らなければ行けない状況におかれてしまったことで、
苦労していくつもの実験を頑張ったこと、
きっと、身体でも脳でも学びとして、刻印されていることでしょう。
「大変だったけど、楽しかった!」
「思ってったのとちがう結果だった」
「どうしてだろう、不思議だなあ」
これって、心が大きく揺れた!
ということですね。
もう少し、歳を重ねられて、知識を手にされたそのときに、
このような記憶がパーッとよみがえります。
(実際に探Q生さんたちのそのような生のご経験をいくつも知っています。)
「あー!、あの時のあれが、こういうことだったのね!こう繋がって、このような法則になるのね!」
などとガッテンするのですね。
これぞ、学びの醍醐味、というもの。
脳のネットワークがつながり、
道路がつながる瞬間です。
「高速道路開通おめでとうございます!」です。
大変不思議なことですが、先に体験しておけば、後になって抽象的な知識を習得する際に、
いとも簡単に、すーっと習得できます。
先に、身体で学んでいるから、体験としての土台が築けているからこその、
お得な学びの成立です。
今は、学んだことを言葉で説明できなくても、
論理的に考えるのは難しくても、
きっと、このような学びは、
後々になって、小さな頃の、たいけんが、活きたものによみがえることでしょう。
教育の経済学における早期の教育への投資の効果に関しては、
認知能力、非認知能力の面から説かれることが多いですが、
このようなことからも、経済学的にお得なのです。
2019-05-18 20:29
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