SSブログ

教員免許更新講習終了 [探Q舎]

教員免許更新講習全て終了しました。

塾生の皆さん、保護者のみなさん、
この度は、無理なお願いをして、お休みをいただき誠にありがとうございました。
おかげさまで、大きな収穫がありました。
公教育の先生方とも色々お話しができましたし、
岐阜県の大学の先生方からの講義を受講でき、
これまで関係して来た関西とはまた異なる教育現場を覗くことができました。


====================================================================
これまでの中で、本日の講義が個人的には最も面白かったです。
なんと、受講者は5名だけでした。
重要なテーマですので、もっと多くの先生方に受講して欲しかったです。


内容は、ミクロとマクロの視点や、
日常の直感とはズレのある事象のお話でした。
生物学、栄養学と、熱力学や量子力学を繋げる部分の統計力学の分野でした。
通常なら、数式やグラフが並んでいる分野ですが、グループワークで実際に作業をすることによって、
理論やグラフに至るまでの最も大切なコアな部分を体得しようというものでした。
サイコロを振る確率の問題など、日常の感覚と理論のズレを補正します。


そういえば、モンティ・ホール問題や誕生日問題も以前こちらのブログでも取り上げたことがあります。
私たちの直感と理論のズレがある事象は意外にも多く世の中には存在しているようです。

ちょうど、先月、ミクロとマクロの視点と言うテーマで、
宇宙から素粒子までの世界に関して探Q舎の授業の教材作りをしておりました。
子ども達には、この世界を捉える上で、目に見えない小さなスケールの世界から、
これまた目に見えない宇宙の果てまでの大きなスケールでの世界までを、
想像できる人間になってほしいという想いが強くあるためです。


このお話も以前、ブログでご紹介しましたが、たいていの方は、比例のグラフや正規分布のグラフはイメージしやすいのですが、指数関数をイメージしにくいようです。
しかしながら、実際には、自然界に多く見られる事象は、むしろ後者の方です。


そういう理由から、この春、生涯学習センターでの市民講座で米粒を1粒、2粒、4粒、8粒、といったように倍、倍に増えて行くように、実際に子ども達に並べてもらうことをしました。
そして、すぐに、予想以上に急激に増加するため、
限られたスペースに並べきれなることを体感してもらいました。
(この時は、子ども達の精神が病まないようにするため、
64粒か128粒で限界になるようなマス目にしていました)。


最後には、
美濃加茂市の市民全員に行き渡るお米の量にまで想像を膨らませます。
(お茶碗1膳分が米粒何粒くらいになるかも実際に目で確認しました。)


また、浮き草が親株から子株が増殖する様子を数ヶ月間続け、グラフ化することも行いました。
これは、生徒さんが、実際に浮き草の増え方をみてみたいとおっしゃって開始した自由研究です。


本日、受講した内容は、私がどうしても小学生の間に伝えたいこととして考えていたことと
合致するテーマであったため、ある種、運命的な出逢いとなり、有意義な1日となりました。
ふしぎなご縁をいただいたおかげで、教材をさらに発展できます。
近いうちに、本日の講義を活かした内容に関して、授業を実施する予定です。

====================================================================
やっと、講習も本日で全て終了です。
これで、合格していなければ、どうしましょう。。。。。

めでたく合格していれば、次回の更新講習は10年後です。
現在、探Q舎に通ってくれている子ども達の中には、ちょうど二十歳ぐらいになってる子もいます!!
逞しく頼もしい立派な成人になっていてくれるでしょう。
お米や浮き草の増加に負けないくらい成長した姿がそこにあることを願いつつ。。。。。
10年後が楽しみですね。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。