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花の探Q-1 [探Q舎]

キャベツの花ってどんなのだっけ?

そんな言葉が聞こえてきました。
野菜の花って見る機会が少ないですね。

みなさんはすぐに思い出せますか?
キャベツの花はご存知の方も多いかと思います。
そう、キャベツは、アブラナ科です。
何科かわかれば、おおよそイメージが湧きます。
そして、ほぼ正解の像が浮かんできます。
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これからは、野菜を育ててらっしゃる方や、
特別関心の高い方しかご覧になったことはないかもしれません。
それはそうです。
ほとんどの野菜との関わりは、食べものとしての野菜ですもの。
花は?って聞かれても困りますよね。


では、ハクサイの花はどうでしょう。
ハクサイもアブラナ科です。

カリフラワーやブロッコリーはどうでしょう。
しつこいですが、アブラナ科です。
日本の主要生産野菜の約3割はアブラナ科です。

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レタスの花はどうでしょう。
これは、ちがいます。
さて何科でしょう。

ちなみに、モンシロチョウはキャベツの葉に産卵するとき、
視覚も嗅覚も使ってキャベツなどのアブラナ科野菜とレタスとを識別できます。


レタスの花は何色でしょう。
いろいろです。実は青色もあります。
想像以上にきれいですよ。きっと。


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さて、最後はタマネギです。
タマネギはどうでしょう。
ヒガンバナ科です。

タマネギの歴史を少し覗いてみましょう。
中央アジアで生まれたといわれるタマネギ。
古代エジプトでも栽培され、5千年も前のエジプトの壁画に描かれています。
ピラミッドを造っていた労働者たちが、スタミナがつくように食べていたという歴史ある野菜です。
貨幣としても使われていたとか。匂う貨幣はちょっと扱いにくそうですが。。。

日本には、江戸時代にヨーロッパから長崎に伝わり、
鉢に植えて花を眺めて楽しんでいたそうです。
タマネギの花ってどんな感じなんでしょうか。
ひと味変わってそうな予感ですね。


エジプト人は5千年以上前からのおつきあいですが、
日本人が食べるようになったのは、明治に入ってからなんですね。

学校では、細胞分裂の観察のために教材として使われるタマネギ。
なんと、5千年以上の歴史が隠されていたのですね。

今後、ピラミッドを見るとタマネギが浮かんでしまうでしょうか。
タマネギのパワーをもらって、
ピラミッドづくりに負けないくらいのこと、できそうでしょうか。





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