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探Qは芋掘り?! [探Q舎]

「ドアノブにかけています。たべてください」

お子様がサツマイモ掘りをされたそうで、
わざわざお届けいただいたようなのです。

格別に、かたち良く、色もよく、美しいサツマイモでした (主観100%)。
これ、あの○○さんが、掘り出してくれたんだ、と思うと、
もう、それだけで甘くなりますね。
にんまりです。


やはり、格別に味わい深かったです。
ほんとうにありがとうございました。


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自身の園のときの思い出といえば、
一番は、このサツマイモ掘りです。
強烈なワクワク体験でした。

今回の思いがけないプレゼントのお陰で幼稚園の時の芋掘りの記憶が、蘇りました。
恥ずかしながら、私の場合、園のたのしい記憶はこれが唯一だったかもしれません。
特殊かもしれません。



ところで、芋掘りの楽しさはどこからくるのでしょうか。


はやり、人類の歴史を振り返ると、生きることそのものに直結するのでしょうね。
一番は、いのちに関わる食べ物探し、食べ物の捕獲に起因するのではないかと思われます。
発掘系、宝探し系、狩り系の行為は、脳のしくみのなかで、悦び、楽しさと深い関わりがあります。
この類いの遊びやゲームの威力は極めて強いものですね。



二番目は、"芋づる式"にヒントがありそうですね。
「ひとつのものごとから、つぎつぎと関連することが出てくる」、というまさに
とどまるところをしらない、際限のない連鎖の快感というものがありそうです。


これぞ、まさに、学びの快感、学びの醍醐味。



私たちの探Qは、まさに、芋掘りなのです。
Qの発掘、
芋づる式の探Q

いいえ、
ゴールなき探Q。
サツマイモの蔓は有限ですが、
探Qは、芋掘り以上に芋づる式であってほしいものです。



あの楽しさ、あのワクワク感を、

ぜひ、学びにも!!

真の学びは、
サツマイモ掘りのようなものでは?
やはり、探Qなのでは?



サツマイモ掘りをお手本に、
学びを創っていきましょうよ。







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「ワクワクする!」 [探Q舎]

「ワクワクする!」

お子様たちの口から発せられるこのセリフ。



教育界では、
よく、大人の文章 (おカタイ文書でも?)の中でこの言葉が記されているのだが、
いまいち真実味に欠けるというのが本当のところではないかと・・・

特にこちらが狙っているわけではないところで、
全く誘導しないところで、
予期しないところで、


このセリフを聞けたときの、何とも言えない幸福感は・・・
どう表現すればいいのだろう。


自然なかたちで、お子様から発せられるこのセリフ。
もの凄い訴求力がある。


ちょっと大人では真似できない威力が。


微力ながらも、教育に携わっていて、
もっとも嬉しい言葉のうちの一つ。



一昔、流行ったプライスレスの文字が浮かぶ。
しかも、それは荘厳で風格ある堂々とした大文字。

黄金色。白金色。




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満足そうな5歳児がくれたヒント [探Q舎]

そのときの学びのねらいはけっこう深いものであったので、
年長さんにとっては全容の理解は相当厳しいものであったに違いないのですが、

実験の作業がお好みだったのか、
ふしぎな現象が面白かったのか、
それとも、本質を掴まれたのか

同じ実験をなんと、黙々と16回もされたお子様がいらっしゃいました。
(少しずつ条件が変わったり、変えなかったりの変化はありますが)

納得行くまでなんぼでもどうぞ、と申しまして、
時折観察しつつ、遠目で様子を見守っていますと、完全にもう一人の世界で集中状態。


最後に、戦利品を、華奢な指を丁寧にさしながら、

「1.2.3,--------」
とぽちぽちと数えられて、


そして、
「16本」
かわいらしい小さなつぶやき。


そのつぶやきの直後の、

まあ、なんと嬉しそうなことか。

ミッション完遂、
勝利の表情なのでしょう。
たしかに、どこか、凛々しい戦士の姿でもありました。


こちらのお子様の「納得いくまで」は、16回だったのですね。



学びにおける納得感は重要だと思います。

学びにもいろいろあるのですね。

新しい知識を得るとか、
技術を習得するとか、
もがき苦しむ学びとか、


しばしば、保護者さまは、年長さんのお子さんの様子をご覧になって、

「この子、何も分かっていないと思います。」
とか、
「年長の我が子には、難しすぎると思います。」
とか、

おっしゃってご心配されるのですが (おそらく勉強?学習と同じ視点?)、
私は、少し違う印象を持っていまして。

わかる、とひとくちに言っても、
これは、そうとう深いですね・・・




実際に、集中されていたり、楽しんでいらっしゃったりすることが、
すでに立派な学びなのではないかと・・・・

その授業の内容を理解できるか、できないか、と簡単に大人が判断するのではなく、
理解のレベルは自分自身が選択できるのだということです。
もっと申しますと、5歳の方でも、授業を自分自身で創造しているのだということです。
それぞれの理解を、お子様お一人お一人が創意工夫して学びを生み出すということです。



その授業の中で、全て理解する学び、全て理解できる学びだけが学びではないと考えています。
むしろ、そんな単発の授業で完結する学びは面白みに欠けますし、物足りない学びに思えます。

学びは、連続的なものですし、完結するものではなく、
プロセスだと思います。



年長さんたちは、心身全てを総動員して、

年長さんなりの、深イイ学びがご本人の内部でダイナミックに起こっていると思うのです。

そもそも、学びとは、
分かっているのか、分かっていないのか、
このように容易に二分できるものではないのではないでしょうか。
でも、たしかに、"学び"は起こっているのです。


今回の例では、お子様ご自身が、
ご自身の自由意志で、16回実験されることを選択されたのですから、

ご自身の学びの中で、16回続ける必要があったのだとも言えますし、
16回連続の中で、初めて何かの学びが一区切りしたとも言えるのではないでしょうか。

おそらく、この16回の一連の学びのなかで、
ご本人さんのなかで、

たしかに、"わかった”ことがあったように思われるのです。
満足そうな5歳児がくれた ヒント。















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中学生さんたちのつぶやき [探Q舎]

中学生さんたち。
中学校という独特な3年間。


個人の印象ですが、
中学生さんたちは、いろいろな意味でかなり大変なご苦労があるように思います。
というのも、小学生と高校生に挟まれた中学生さんの表情がもっとも厳しいのです。
地域の学びにも、小学生さんたちは参加して下さっても中学生さんたちのお姿はなかなかみかけません。
おそらく学習や部活でお忙しいのでしょう。

子ども達もですが、先生方ももっとも大変そうですし・・・
いろんな会合や勉強会に参加しても、中学校の先生方にお目にかかるのが最も難しいです。
(中高一貫校は別として)





こちらの中学生さんたちは、どうか、と申しますと・・・

例えば、そのうちお一人の方は、


ふとした拍子に、
「ここ何年かで、
この夏休みは、ほんとーに夏休みらしい夏休みだった」

とつぶやかれたお子様。

おお、それはほんとうに良かったです。
いろいろと大変なことも多いでしょうけれど、
自分なりに納得のいく過ごし方をできたようで、満足そうな表情でした。



授業が始まる前と、終わった後の、

子ども達のメッセージはとても重要なものですね。




公立学校のお子様たちも、夏休みが残り僅かとなりました。
宿題も追い込みのようです。



夏休み最後の授業で、
良いセリフをうかがうことができますように・・・
欲をいえば、おひとりおひとり、全ての探Q生さんから・・・




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考える人 [探Q舎]

一生懸命考えてらっしゃるお姿、
集中して読書されているお姿、
自由に想像してお絵かきされるお姿、

ほんとうにいいもんですね。
もっと長い間眺めていたかったですわー。



永遠のテーマです。

考える人。
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探Qの質問の質 [探Q舎]

Q(質問)を探し出す探Qの学び。


探Qといっても、
簡単なものから複雑なものまで。
安易なものから上質なものまで。

質問の質をいかにしてあげていくのかが大きな課題。
いかにして問いの本質を見極めることができるか。
いかにして問いのレベルを上げ、深い思考まで辿り着けるのか。


質問をどんどんすることに慣れて行くと、

おもしろおかしい質問や突拍子のない質問を臆することなく、気軽に出しやすくなるよう。
これまではQ&Aがはっきりしているし、問いも答えも1組の組合せだけだと思っていたものが、
どうやら、この世の中には答えのない問題も多いらしい・・・

ということにも気づいてくるようで、
自然と多種多様な問いが溢れてくるようになる。

そんななか、のびのびとできる安心できる学びの環境さえあれば、
イイ意味で、何でもアリの雰囲気も手伝って、本質的な問いも出やすくなるよう。


子ども達は、本来とても鋭い感性を持っているし、
なんで?なんで?という好奇心も溢れんばかりなので、

本来の生き方に戻ることが、本質的な問いに辿り着く一番の近道であるように思う。

4歳、5歳、6歳。

なに?なに?
なんで?なんで?
どうして?どうして?


の時期がやはりとっても重要なのだろう。

そして、それに続く小学1年生、2年生。
この時期に、これまでの高い探Q心・探Q力を低下させることなく、
なんとか持続していただきたい。


答えが簡単に得られない問い、
答えが一つでない問い、
答えがない問い、

そんなQをメイいっぱいのびのびと探し出し、
それらの問いと仲良しになってほしいと願う。

そして、自分で見出したQと寄り添い、
答えをも探し続けることのできるたくましさ、しなやかさを失わないで欲しい。












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このようなものがお好み? [探Q舎]

このお子様は、このようなものがお好み?

そのようにして、
お一人お一人の好みを予想するのは大変楽しいものだ。

それぞれの教材を見るたび、様々なお子様が浮かんでくるという不思議。
これ、当たり前のようにも思い、また当たり前でないようにも思う。



今回の長文も、そう考えて選んでいたもの。


読み終えられて、
「いい話しですね!」
「これ、いい話しですね!」

「いい話しですね」

と、三回も喜んでいただいて。


お気に召したようで。
ほっとしたところ。




次は、あれと、アレと、あれあたりかな。

選んでいただくことにして。

選りすぐりから選りすぐりを。




今後がますます楽しみ。



ひょっとして、あっという間に、

もう通う必要なんてないのでは??

などと、ツッコミを入れる事態になるやもしれぬ。

と、イイ意味でオソロしい気持ちも少なからずある。



それはそれで、喜ばしいことだし、心から卒業おめでとうなのだが、

もう少し一緒に、というのが正直な気持ち。
なにしろ、まだ共に学び初めて時間がとても浅いのだから。
一ヶ月も経っていないのだ。


それに、
びよよーんと伸びるという現象を拝見するのが、こちらの好みなので・・・

まだ、しばらくは・・・

びよよーんをその場で共有したいのだ。
そうそう、あのスライムの写真のように。









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本日も新たな出会い [探Q舎]

本日も新たな出会いをいただきました。
ほんとうにありがたいことです。


さてさて、どうなることでしょうか。


探Q心に触れられたでしょうか。
選んでいただけるでしょうか。

答えは、お子様ご自身の中にあります。

もしも選んでいただけて、
これから一緒に探Qできるのなら、
もちろん、全力で臨みます。

しかしながら、ご縁は摩訶不思議なものです。
人事を尽くして天命を待つ、の心境ですね。


今夜は、早めに休んでいい夢みることにします。


そうそう、そういえば昨日、
夢ってなんでしたっけ?て尋ねられました!(英語)

それだけは忘れないで!
間髪入れず、語気を強めて言い放っていました。



おやすみなさい。

みなさまも、良い夢を!良い出会いを!

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夏休み応援企画_スライム教室 [探Q舎]

今回は,探Q生さんが企画してくださった
夏休み応援企画_スライム教室のご案内です。




夏休みの間にスライム教室をしたいとのリクエストがありました。
早速、京香さんの構想を聞かせていただき、チラシも作製いただきました。


スライド1.jpg


京香さんのスライム愛がビビビと伝わるメッセージです。


年長さんから4年生までを対象とされています。
京香先生に学んでみたい、
何かに長い間、ハマり続けるって一体どのようなものか教えてほしい、
スライムを作ってみたいというお子様は、
ぜひ、お気軽にご参加下さい。


どのような教室になるのか、楽しみです。
こちらは黒子になって、授業見学という学びに集中したいと思います。
学習意欲にかられます。


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また、探Q生の皆さんの中に、
ぼくもわたしも教室や発表会をしたいという方がいらっしゃったら、
企画をお持ちいただきご相談くださいね。
教えることや表現することは予想外の大きな学びをもたらします。






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エレガントといえば?! [探Q舎]

エレガントといえば何を連想されますか?





そうですねえ。
真っ先に浮かぶのは・・・・


これでしょうか?






数学の証明。






教科書のレベルをそこそこクリアされて落ち着かれた段階で、

これは、もっとエレガントな証明の方法あるでしょうにとツッコミを入れたい証明について、
別解として提示し、より高いエレガントさを追究してみました。


それで、思い出したんですが、
かの有名なピタゴラスの定理です。


この定理の証明には、何百通りもの証明があり、
そのうち370通りもの証明を紹介した本もあります。

このレベルになると、
もう、ワクワク、ドキドキを通り越して、

"ゾクゾク"です。






世の中に、いろいろなタイプ診断がありますが、

ピタゴラスの定理診断をしてみたら、性格テストになるかもしれませんね。
エレガント診断?

あなたは、どちらの証明方法がお好みですか?



ゴールへ至る道、達成への道は幾多もあることでしょう。
人生も同じかもしれません。

370種類以上あるのではないでしょうかねえ・・・




子ども達は体感するべし!です。
方法は一通りではなく、多種多様の方法があることを!


解法を一つしか体験しないなんて、勿体ない!
より良い解法はないか?
もっと賢い方法はないか、
もっとエレガントな方法はないか、探究しましょう!


数学に限らず、
日々の生活の中で。
















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