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3つの動物 [探Q舎]

4歳の頃から、動物がお好きな探Q生さんのお話ですが、

次も、その次も動物の探Qがいい!という流れで動物の探Qが3つ連続で続いています。

今回、お尋ねしたのですが、
そのうち、
1種類目は、探Q舎で出会ってかわいいと思って調べたくなったとのことでした。
2種類目は、4歳から可愛くて大好きな動物を選ばれました。
3種類目は、こちらも探Q舎で映像をみて、もっと知りたくなったとのことでした。


4歳からずっと大好きな動物が間に入っていることが面白いです。

これら3種の動物の気持ちになって、いろいろ対話したりして、
まとめの作業に入っていますが、


インタビューも交えたり、対話をしたりする中で、
ご本人さんの中で、

広げる、深める、が同時に両方おこっているようで、
また、想像力や共感の力が培われているようで、少しホッとしているところです。

まずまず良いのではないかと感じました。

ポスターに加え、作品づくりや、作文なども混合し、
最終的に、ご本人さんがこれらを繋げてくださったら、素敵ですね。

発表なんて大嫌い、恥ずかしい、恥ずかしいといいながら、
意外とノリノリな面も出てきて、


人間の気持ちと行動の複雑さを痛感します。







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原稿用紙をちょうだい [探Q舎]

3分間の発表の原稿を作成された探Q生さん。
第一稿を書かれて授業終了。
一度声に出して時間を測ってみようといってそのようにした。

そして終了時、
「もう一度書き直したい!」
「今日、家で書き直すから原稿用紙3枚ちょうだい!!」

そうおっしゃいました。
ここ一ヶ月は、作文はあまり乗り気ではなかったお子様だったので、
(夏休みの読書感想文と無縁ではないだろうが・・・)

驚いた。

そして、ママにはこのことを内緒にしてほしいとお願いされて。

どうやら、自分だけで、自分のペースで、自分の世界で作家の時間に浸りたいようで。


嬉しいことが、授業終了時刻におこった。

三枚と言わず、100枚ぐらい印刷して差し上げましょう!

はい、喜んで!!
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椎茸栽培 [探Q舎]

得体の知れない怪しげなブロックを袋に入った状態で置いている。
早速、皆さんが、これ何?これ何?とお尋ねになり、興味をお持ちのご様子。


それは椎茸栽培のブロック。

椎茸嫌いの探Q生はそれを聞くやいなや、
袋に入ったままの状態であるにもかかわらず、
ヤダやだーっと、大慌てで逃げ回っていた。





椎茸栽培と言えば・・・

小学生時代、学校の森の中で、
クヌギの木に椎茸菌の植え付けを行なう体験をした。
貴重な思い出のうちの一つ。


卒業後、暫く経って遊びに行ったら、
当時植え付けを行なった木からとれた椎茸をお土産にいただいた。


何とも言えないその植え付け体験が懐かしく思い出され、
とても味わい深い、香り高き椎茸だった。
あまりに主観的なので、そう感じられただけなのかもしれないけれど、
自分たちで栽培した椎茸ということで格別だった。



長い間忘れずにいるこの椎茸栽培体験。


クヌギの木を設置できる場所はないけど、少しでもと思って、

この度、椎茸栽培を部屋の中ですることにした。

小さなブロックだけど栽培してみよう!!

10月から開始予定。

上手く生えてくるか分からないけど、ちょっぴり楽しみ。

上手く生えてきたら、子ども達にお裾分けしますね。
椎茸好きの皆さんも大嫌いの探Q生さんも、

ぜひ今後の生長を応援して下さいね。










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探Q会へのご参加ありがとうございました [探Q舎]

本日は、大変暑かったのですが9名で探Q会を実施しました。
お暑い中、ご足労いただきほんとうに有難うございました。

皆様、それぞれのお立場でそれぞれの日々を送られていることと思います。
いただいた貴重なご縁です。
これからもぜひつながりをキープしていただき、
お互いに学び合いを深める関係を築くことができれば大変嬉しく思います。


全国共通の教育課題も多いことでしょう。
また、地域特有の教育課題も多いことでしょう。


それぞれのお立場での、それぞれの視点から発見される、
様々な、フシギやナゾ、ギモン。
大人も探Qが不可欠な時代です。

「なんか、おかしいのでは?」
「どうしてこうなっているんだろう?」
「これは、何を目的としたしくみなんだろうか?」
「一番大事なものはなんだろう?」
「どこか腑に落ちないけど、どうしてだろう?」

Qを探し出し、Qを共有しましょう。



そして、そこからの "気づき"。
その"気づき"も共有しましょう。


そこから、多様な知恵やアイデアが創出されていくのではないでしょうか?
共有できたらきっと素晴らしいことがおきると信じています。
教育に関する課題は尽きませんが、諦めてしまったり、人任せにしてしまうのではなく、
前向きに、粘り強く、探Qすることによって、きっと子ども達の道、大人達の道、日本の道が、
拓けてくるのではないでしょうか。


まずは、

立ち止まること、
考えること、
対話すること、
伝え合うこと、
共感すること、
共有すること、

から始めてみませんか?
学び合い、ってやっぱり素敵だと思います。


なんとかできないか?
より良い方法はないか?
解決策はいくつもあるのではないか?
人と人とのつながりを活かせないか?
地域のメリットをここで発揮できないか?
もっと賢い方法はないか?
何が本質的な問題なのか?



家庭教育
幼児教育
初等教育
中等教育
高校教育
高等教育
成人教育
高齢者教育
地域教育


一人では決して到達できない地点に連れて行ってくれるのは、
安心して語り合える仲間の存在です。






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話しは、変わりますが、どこかでつながっているようにも思えるのです。
キーワードは、創発。

"創発"ってご存知ですか?

以前、ブログでもご紹介しましたが、素晴らしいと思いませんか?
素敵な創発現象を求めて、日々歩き続けたいものです。

いろんな次元の、創発に出会うために。

人間の摩訶不思議な思考も、
種々の学びも、
人とのつながりも、
人生の問題解決も・・・

国家間の複雑な問題も、国際的、地球規模の問題解決も、
ひょっとしたら・・・



https://tanqsha.blog.so-net.ne.jp/search/?aXt=7NW4WA5SCc3yGCwQtNDv8-ZWkw0&keyword=%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%9F%BB&charset=utf8



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スライム教室をふりかえって [探Q舎]

将来は先生になりたいという探Q生さんが、
夏休みにスライム教室 (8/26) をされた振り返りの結果レポートです。



■事前準備
まず、教室をされるかどうかを考える時間をたっぷりとられ、悩まれること、約2ヶ月。
そして、やっぱりやりたい!そうおっしゃって実現しました。

先生姿を見て欲しいからお母様を招待するとのことでした。
自分がスライムにどれだけ情熱をかけているかを知ってほしいと。
(お母様は熱中っぷりを十分ご存知で、日々、協力的に応援されていますが、)
彼女としては、自分のスライム熱がまだまだ伝わりきっていないと感じられていました。

事前の計画や相談も熱心にされました。
材料や器具の準備、授業の日程と時間、募集対象や人数、場所、参加費、授業内容、ヘラやタッパーのお持ち帰りプレゼントなど、細かい所まで相談して決定しました。
その後、チラシづくりをして、参加者へのメッセージ等も考えられました。


アンケートやプリントを作って、生徒さんたちに何か書いてもらったら?
生徒さんたちもまた今後振り返れるし・・・とはお伝えしましたが、
「記録ははずかしい、何を書かれるかわからないから」と、こちらは却下されました。



■スライム教室の当日
進行は彼女に完全にお任せで、こちらはほーんの少しだけサポートです。
写真やビデオを撮影したり、ひたすら観察したり、生徒さん達と少し触れ合ったりしていました。

しかし、ものすごい熱気でした。
冷房の温度をこの夏で一番低くしました!
そうじゃないと効きませんでした。スライムって発熱反応でしたっけ??

説明、判断、指示を求められる場面では、必ず、お母様のお顔をちょこちょこ見られて、
可愛らしかったです。お母様のお顔に答えが張ってあるように ^ ^

そんな小学生らしい一面もありましたが、
素晴らしい進行でした。
自分も作りながらしっかり説明。
3種類のスライムを作られ、時間通りに終えられて立派なものです。
(ポイントごとに介入はしましたが、それでも素晴らしいですよね)


ひょんなことから生まれた企画ですが、なかなか面白い機会でした。
彼女をはじめ、彼女の親御さん、参加者のみなさん、そしてわたし。
皆さん、それぞれの立場から、それぞれの視点から、
新たな気づきや学びが得られたのではないでしょうか?

私としては、最も興味深かったのは、予期しない出来事が起こった時の対処法です。
その場での判断、臨機応変な対応が求められます。
いやあ、そういう場面、実に興味深く、好奇心が喚起されました。
人間って奥深い。面白いですねえ。


他の探Q生のみなさんも、このような企画をご希望でしたらぜひ叶えましょうね。
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後日、写真やビデオを見ていただき、振り返りました。



■感想文「スライム教室をふりかえって」

「やっぱり楽しかったな」というのはあります。
でも、やっぱり先生って大変なんだなあとあらためて気づきました。
じゅくの先生や学校の先生はすごいなあって。

わたしはスライムの先生だったけど、他の先生は私とちがう大変さがあるのかな?
自分は、「やっぱりたくさんの大変があったけど、結果的に大変だけど楽しかったよ」と思いました。

たとえば、作り方を教えるのはちょっとだったけど、しつ問に答えるのが大変だったかな。

「手につくんだけど、何入れたらいい?」
「これぐらいのかたさでいいの?」
「何ミリリットル入れたらいいの?」

とか、聞いてくるからむずかしかった。
まず、まぜるりょう、そしてまぜるはやさでどんどん変わる。
同じ時に同じように教えたはずなのに、
ほう砂の入れ方とまぜ方、入れるりょうのちがいが大きくちがったから、
みんなちがうスライムができたと思う。

以上。


■インタビュー
・計画通りにできましたか?→はい。
・何が一番良く出来ましたか?→わかんなーい。
・成長しましたか?→した!!
・どのスライムが一番成功しましたか?→重曹スライム。
・時間の使い方は上手く出来ましたか?→多分できた!
・スライム教室を終えたあと、お母様からなにか言われましたか?→べつにない。
・先生としてどうでしたか?→*大変だなと思った。
*授業やイベントの大変さもちょっとご理解下さったようです ^ ^

・どんなことが大変だったでしょうか?→「どうしたらいい?」とか聞かれると、わからなかった。
・もしも、自分が生徒さんだったら?→今回のスライム教室は楽しかったと思う。
・500円という参加費はどうでしたか?→*ちょっと高かったかも

*参加費について、実施後に再び尋ねてみました。
もしも、自分がスライム教室の生徒さんだったらどう感じたかについて想像いただきたかったからです。
これまでご自身で材料を購入されてきたので材料費のことはよく理解されていました。
しかし、事前準備における広報、チラシの経費、時間、労力、スペースや種々のエネルギーのことは、
なかなかお金とは繋がりにくかったようです。

一方で、今回のように、授業をしたり授業を受けたりするという機会そのものや、
体験の価値というものをお金に換算する難しさ、
簡単にお金に変換できない価値というものにも気づかれたのではないかと思われるふしがありました。

そこで、
生徒さんにとって、あるいはご自身にとって、
今回の体験を、"機会"、"チャンス"という言葉で少しだけ話しました。

チャンス、という言葉に反応され、
なるほど、そういうこともあるのね・・・と。

今回も、体験の価値、体感されていれば嬉しいです。

・スライム教室の先生をした感想は?→やってよかった。家ではここまでできない。


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それはそれは、よかったです。

将来の夢を実現されて、素敵な先生になっていただけたら、
探Q舎にとっては、夢のようです。

もちろん、先生でなくても、どのような職業でも変わりませんが・・・

何かを伝えたり、何かを教えたりする機会は多々ありますし、
相手の立場になって思いやったり、共感したりすることは万人に必須ですから、


どこかで、今回の経験が役に立てばいいなあと願っています。



先生、授業、お疲れさまでした。素晴らしい授業でした。

勉強になりました。ありがとうございました。
お母様にも大変お世話になり多方面でご支援いただき感謝申上げます。
そして、ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。










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探Qイベント@可児市土田地区センターのご案内 [探Q舎]

可児市の皆様へ

はじめまして。
土田小学校、土田地区センターは、橋を渡ったらあっという間に辿り着けます。
以前より、土田地区でも探Qの学びを実施させていただきたいと思っていました。

しかしながら、少し前までは地区センターの利用ができなかったことや、
個人としての市民講師も可児市ではできなかったことがありました。
そんなわけで、なかなか可児市のお子様たちと一緒に学ぶ機会を創り出せませんでした。


そんな中、最近地区センターが使えるようになったことを知りとても嬉しく思いました。
探Qの学びをご体験いただく探Qイベントを実施させていただくことにしました。

最初の機会ですので、これまで色々なお子様が体験して下さった探Qテーマを選びました。


アンテナがピクッと反応した方は、こちらをご覧いただければと思います。
https://www.tankyusha.com/%E6%8E%A2q%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E3%81%AF6-23-6-24/


可児市のお子様にもお一人でも多くご参加いただければと願っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。



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これまで探Qの学びをご体験いただいていない美濃加茂市の皆様へ。


いつもとは違う場所で、
いつもとは違うお友達と、
いつもとは違う学びをいかがですか?

新鮮な雰囲気で学べる良い機会だと思います。


ココロがソワソワされた方は、こちらをご覧いただければと思います。
https://www.tankyusha.com/%E6%8E%A2q%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E3%81%AF6-23-6-24/


一人っ子さんが増えていますし、
学校以外でグループでのびのび学び遊ばれる機会も減っていると聞きます。

探Qにご興味がおありでしたら、どうぞお気軽にお申し込み下さいね。







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スガタ・ミトラ博士へのインタビュー [探Q舎]

https://www.soleonline.org/forum/teachers-mediators/interview-with-sugata-mitra

インタビュアー:マイク・ライオンズ先生 
和訳:加藤裕明先生 2019年7月28日

7月28日の勉強会でのスガタ・ミトラ博士へのインタビュー です。


私も一つだけ質問させていただきました。


SOLEの紹介映画の中では、大人達が全てのQを提示されていたので、
子ども達がQを探し出すと良いのでは?子ども達が自らビッグクエスチョンを立てれば良いのでは?
と、どうしてもSugata Mitra (スガタ・ミトラ) 博士に直接尋ねたかったんです。


Q:SOLEでは、Big Questionは大人が提示していますが、
これを子どもたちが作ることについては、どのように考えますか?

この質問への回答はどうぞ、こちらをご覧下さい。
https://www.soleonline.org/forum/teachers-mediators/interview-with-sugata-mitra
原文も、和訳も掲載下さっています。英語の勉強にもなりますね。








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探Q力をきたえよう!@坂祝町中央公民館 [探Q舎]

初めまして。坂祝町のみなさま。
美濃加茂にてプチ寺子屋をひらいています。
意外と近いことが判明しまして、

この度、坂祝町の中央公民館にて、講座を実施することにしました。


★探Q力をきたえよう!@坂祝町中央公民館★
http://manabino-tobira.net/courses/%e6%8e%a2%ef%bd%91%e5%8a%9b%e3%82%92%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%88%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81_%e5%9d%82%e7%a5%9d%e7%94%ba/

届いた声の例
・「今度いつある?」(美濃加茂市の市民企画講座)
・やりたい習い事を尋ねられ、「探Q力!」(美濃加茂市の市民企画講座)と大声で
・「探Q舎に通わせたいけれど送迎ができないので、不定期の講座やイベントだけでも・・・」
・「子どもは通いたいと何度も言いましたが、諸事情により諦めさせました・・・」
・「色んな疑問が解決できたし、もっと知りたくなった」(美濃加茂市の市民企画講座)
・「実験がたのしかった、もっとしたい」(美濃加茂市の市民企画講座)
・「探Q力が確実に高まりました!」(美濃加茂市の市民企画講座)
などなど


ちょっと、かなり変わっているかもしれませんが、
気に入っていただける方には、どっぷりハマっていただけるようです・・・



*参加者5人以上で開催とのルールらしいので、
ご興味ある方は、ぜひお誘い合わせの上・・・(笑)
お申し込みお願いします。


*内容に関してのお問い合わせがございましたら、ご遠慮なくこちらにどうぞ。
tankyusha.minokamo@gmail.com


《お申し込み》
*子ども対象講座については、
9月3日(火)~9月5日(木)に先行して、申し込みの受付をします。
http://manabino-tobira.net/sakahogisenkou/

直接、坂祝町公民館の窓口へお申し込みお願いします。





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《目的》
・こんな学び如何でしょうか?と提案したい
・ご家庭で遊びと学びをつなげるヒントにしていただきたい
・学びとは何かを再発見・再定義してほしい
・なんでもいつでもどこでもだれとでもできる学び
・自分たちでQを探し出し、それらに果敢に挑戦をしてほしい
・学びは自分たちで創造するものだと気づいて欲しい
・詰め込み、暗記ではなく、創造、構築を。
・五感を使ってのびのび、いきいき、じっくり、とことん

《回数》
3回ありますので、もしも1回目は馴染めなくても、
残り2回で探Qの学びを気に入っていただけたら嬉しく思います。
3回にした理由は、多い回数ですと,参加を躊躇されるかしらと思いました。
どうぞお気軽にご参加ください。

《時間》
授業の合間なので90分を確保できず60分で申し訳ないですが、
濃密な60分を目指します。

《内容》
いろいろな探Qテーマを用意していますが、
内容は、ご参加いただくメンバーの発達状況や学年構成などなど考慮しつつ、
お子様方のお好みやご要望などおうかがいしつつ、メンバーが決まり次第、
2回目、3回目を行なう予定です。柔軟に調整したいですね。

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ハイセンスの持ち主 [探Q舎]

ことばの一言一句に対して、感受性の鋭い探Q生さん。
初回から、剣道をしているような感覚。
容赦なく面を狙ってくる。

徹底的なことばの探Q

学習コースで英語を共に学んでいるんだけど、毎回、とても良い視点で探Qされるので、
ついついこちらもうまくのせられてしまう。
学習コースにいながら、探究コース。


ややこしいとか、面倒だとか、そのように判断されているのか、
教科書や参考書には載っていない内容だけど、
決して触れられていない内容だけど、

それは確かに重要な視点、見逃せない視点。

ううん、いつもいいとこ突いてくるなー、と唸ってしまう。


鋭い視点で、ピンポイントで突いてくる。
きっと、ことばの感性がきわめて高いんだろう。



こちらのお子様のことばへの探Q心はどこから生まれてくるのか、
ことばの感性が高いワケを探Qしたくなったため、


少し尋ねてみると、

古典が大好きだとのこと。

なるほど、ガッテン、ガッテン。

いかにもなのだ。





更に尋ねてみると、

先生に質問しても、めんどくさがられる、とのこと。
豊かな探Q心をどこにぶつけようかと悩まれていたのではなかろうか・・・

なるほど、またしても、ガッテン。

確かに、時間的制約のある中で、一斉授業の中で、
奥深く探Qするのは至難の業かもしれないので、
学校の先生のお気持ちは理解できる。



このような、やりばのない探Q心が芽生えたら、ぜひプチ寺子屋の探Q舎へ。
せっかく溢れ出た探Q心、熱が冷めぬうちに、駆け込んでいただければ、

プチ寺子屋だからこそできることがある。



深める、広める、つなげる、
そんな探Qをテッテイ的に追究する。

じっくり、とことん、寄り添っていく。


21世紀だからこそ、対面する機会をを大切に。





一語一語を大切にされるこちらの探Q生さんの姿勢。

そんな探Q生さんから発せられる、一語一語を大切に、

こちらも見習って探Q心を豊かにしていきたいと改めて思った。



葡萄食う一語一語のごとくにて (中村草田男)
















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カラダで感覚をモノにしよう [探Q舎]

ほとんどのお子様に共通しているのは、スケール感覚。
算数の学習で、時間、長さ、重さの単元があるが、単位のところで、
実生活と学習の隔たりを感じる。
cmとm、gとkgの区別がつかなかったり、
円周と面積の区別がつかなかったり。
角度もそう。
体積もそう。

あまりにも、ぶっ飛んだ答えがでたり、
計算であり得ない数値になっても、ミスに気づかないのだ。

カラダを使った測定の経験がほとんどないことに起因するように感じる。
アタマだけで習得しようとしているのだ。

アタマだけで、先を急ぎ、
カラダやココロが置き去りにされたやり方は、

絶対に今後・・・・・

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今回のお子様のケース。
現在の探Qテーマの中で鍵になるモノで、
現在製作中の作品と一緒にできたらということで、
ちょうど良い機会があった。

実物と同じ、かたち、大きさ、重さになるようにモノづくりをする機会を提供した。
おそらく最初の機会なので、シンプルなモノを提案し、様子をみることに。
工作が大好きなお子様だから、提案したすぐさま、ノリノリだった。

ノリノリで楽しそう作業されたのだが、
"かたち、大きさ、重さ"の全てを実物に合わせてこしらえるところで、
それなりに、苦労されていた。

思うようなかたちにしようと思えば、
大きさが変わってしまう。

大きさを思うようにしようと思えば、
重さが変わってしまう。


このように、3者の綱引きを上手におこなわなければ、
この課題を完了できないのである。


重さを変えず、大きさをもう少し・・・
と臨む場合、より軽い素材を使って調整する必要がある。

どんな素材を使われるかも、楽しみだった。




「うーん、かたちがいまいち」

「うーん、今度は長さが足りない」

「もーう、思うように、できないっ」


こんなセリフがしばらく続き、苦戦されていた。

あっという間に、70分経過。


そしてどうされるかなと思ったら、最後は少し、
かたちのところを断念され、


「もう、これでいい!」

少し諦め感があったようだが、

この3者すべての条件が揃うように、試行錯誤をされ、
一応、ご自身が納得されるモノができたようで。



最後は、どうなったかといえば、
ついに、ヘルプを求めるという結果になった。
最後の仕上げのところまで、エネルギーが持続しなかったか。



しかし、このヘルプは、最後の最後に作品の表面をツルツルにしてほしいという依頼であって、
3者の目標値をクリアされ、"かたちを決める"課題を終えてからのこと。

それなら、まずまずと言えよう。


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実は、もう一つ、時間が経つと収縮するという点を考慮しなければならなかったのだ。
スタートから60分後、それとなしに、少し縮むと思うんだけど、どうする?
と尋ねてみたものの、エネルギー切れのよう。

今回は、ちょっと酷かなと思い、収縮の件は置いておいて、3点のみに留めることにした。

欲をいえば、収縮率を調べて欲しかったのだけれど、そこまでは荷が重すぎたよう。



それで、「表面のひび割れをなくして、つるつるにして!」
このじみーな作業を仰せつかったとき、
このお子様はというと、


"直ちに"、次の作品づくりに着手された。
こちらも、同じく実物に似せて創るモノ。

なんだ、十分なエネルギー残っているではないか!!










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