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岐阜高が初Vおめでとうございます!! [記事]

読売新聞(YOMIURI ONLINE)2017年03月19日 20時05分より。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170319-OYT1T50089.html?from=ytop_ylist

岐阜高校、初優勝おめでとうございます!!凄いです。
岐阜県民として嬉しく思います。
今後、益々の前進を!

【科学の甲子園、岐阜高が初V…東大寺学園高2位】

"全国の高校生らが科学の知識や技能を競う「第6回科学の甲子園全国大会」(科学技術振興機構主催)の最終競技が19日、茨城県つくば市で行われた。
岐阜県立岐阜高(岐阜県)が初優勝し、東大寺学園高(奈良県)が2位、昨年優勝の海陽中等教育学校(愛知県)が3位となった。"


Yahoo!ニュースより [記事]

"教育上の決定を行う際、PISAは念頭に置かず、むしろ子どもや若者が将来、必要とする情報こそが大事な要素となる"
その通りだと思います。

"知識の正確さや計算のスピードよりも、それを使う力、新しい知識を生み出す力を求める——。"
全くその通りだと思います。

これからの子ども達には、将来使える学び、将来役立つ学びを。
探Q舎では、子ども達が将来必要となる力を身につけられるよう、小学生の時期から取り組んで行きます。探Q舎の授業は、単なるワークショップのようなものや楽しいわくわくする授業というわけではなく、そこには、一人一人が自ら発見、獲得する深い学びが共存するのです。

世の中の動きと、教育の本質に気づいている皆さんは、探究型学習塾の有用性を認め始めています。
徐々に勢いがついてきており、支持層が広がりつつあります。
美濃加茂でも、これから教育改革の波とともに徐々に普及していくことを期待しています。
もちろん、基礎の読み書きそろばんも重要です。
子ども達が、両輪のバランスをとりながら、活きた学力を付けるサポートをして行きたいと思います。


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Yahooニュースより、後半部分のフィンランドの箇所を要約してご紹介します。
https://news.yahoo.co.jp/feature/545

「北欧の教育大国」も改訂
● 「教育大国」として知られるフィンランド
2016年改訂、教科横断型の授業やプログラミングの必修化など盛り込み
(日本からの質問)
「新カリキュラムによって、PISAによって得られた『学力世界一』の評判が落ちるのではないですか」。
(フィンランドからの回答)
「PISAランキングの意義は取るに足りません。時々自分たちの方向性を確かめる上ではよいですが、教育上の決定を行う際、PISAは念頭に置かず、むしろ子どもや若者が将来、必要とする情報こそが大事な要素となります」

●フィンランドと日本 その差の意味は?
国際調査を強く意識する日本、取るに足りないと断じるフィンランド。
なぜ、この違いが生じるのか。フィンランドの教育政策に詳しい都留文科大学(山梨県)の福田誠治学長(66)に聞いた。
「知識の正確さや計算のスピードよりも、それを使う力、新しい知識を生み出す力を求める——。先進国の教育は今、そういう方向に変わっています。フィンランドはその優等生。ところが日本は今、後ろ向きで、センター試験改革も記述式を少し入れるくらい。今後の10年間、教育改革が止まるんじゃないでしょうか」

日本の教育にダメ出しする人は少なくない。では、福田学長はどこが良くないと考えているのだろう。
「テストの点はいいけど、その知識を使えない、ということ。原因はテスト自体にある。『この知識はテストに出るかどうか』で学びが終わってしまうのです。先生が『出るぞ』と言って、それを生徒が学ぶ。それで、本当に出すわけですよ。そこで学びが閉じちゃう。それより上に行こう、飛び越えようとしない。これではクリエイティビティが育ちません」
「日本は、点数が良くても自信や意欲が低い。テストをやると半数は平均以下ですから、やればやるほど自信を失う子どもが出るのです」

日本の高校生、目立つ「受け身」姿勢  [記事]

この度も、日本経済新聞の記事をご紹介します。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H2S_T10C17A3000000/?dg=1

日本の高校生、目立つ「受け身」姿勢 米中韓と比べ
2017/3/13 15:00

★日本の高校生は米中韓と比べて勉強の姿勢が受け身的であることが13日、国立青少年教育振興機構(東京)の調査でわかった。

「勉強したものを実際に応用してみる」と答えた日本の生徒の割合は10.2%で4カ国の中で最も低い。
同機構は「板書をノートに書き写すなど、現在の学校の授業スタイルが反映されている」と分析する。

調査は2016年9~11月に4カ国の高校1~3年生計7854人を対象に実施した。

●勉強の仕方を問う質問
○「勉強したものを実際に応用してみる」と答えた生徒の割合

米国 65.5%
中国 34.2%
韓国 14.5%
日本 10.2%、最下位

○「教わったことをほかの方法でもやってみる」と答えた生徒の割合

米国 45.8%
中国 25.9%
韓国 10.4%
日本 7.5%


○「試験の前にまとめて勉強する」と答えた生徒の割合

日本が69.3%で最も高い。

★学校生活が楽しいと答えた生徒は78.8%で4カ国で最も高い
「学習よりも学校で人間関係を培うことに重きを置いている」(同機構)という。

○授業中に「居眠りをする」生徒 63.1%
○授業中に「ボーッとしている」生徒 60.6%


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探Q舎より耳より情報、お得な情報です。

このような高校生にならないように、逞しく生きぬく大人になれるように。
現在の小学生の皆さんは、小学生のうちから、主体的に学ぶ力を身につけておきましょう。
コツは、学ぶ楽しさを知ってしまうことです。
そうすると、自ら疑問を持って調べたり学んだりするようになります。

探Q舎は、主体的に学ぶ力を鍛えます。
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◎"丸ごとキャベツの探Q" (無料のイベント、生涯学習センターにて、6歳以上)開催します。
◎"春休みわくわく無料塾"、開催します (入塾されない小学生もご参加ください)。
◎市民企画講座 "考える力を鍛えよう" (生涯学習センターにて、小学生10名)
◎特待生募集中です (4月5月の2ヶ月間、無料で、探Q舎の授業を受講できます。入塾金も不要です)。


詳細は、下記、HPご覧下さい。
https://www.tankyusha.com

「イエナプラン教育」 [記事]

佐久穂町に日本初の「イエナプラン教育」小学校 19年度開校へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13489720Y7A220C1L31000/

「イエナプラン教育」を導入する日本初の私立小学校を佐久穂町に開設する。異年齢で学級編成するのが特徴で、閉校した佐久東小学校の敷地と校舎を町から購入。首都圏などで入学希望者を募集し1学年30人規模の学校を2019年度をめどに開設する。

 オランダで広がるこの教育は個別学習と共同学習を組み合わせて時間割を作り、学年の枠を超えた異年齢の学級編成で子どもの個性やリーダーシップを育む。今回は一般社団法人日本イエナプラン教育協会(東京・世田谷)が協力し、1~3年生と4~6年生で学級を編成する予定だ。

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教育先進国のオランダ、オランダにはいくつかのオルタナティブ教育があり、学校も簡単に創設できる制度があるそうです。最近では、教育熱心な親御さんの中にはオランダ教育に魅かれ、オランダに移住して子ども達を通わせているという話しなんかもちょこちょこ聞くようになりました。

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探Q舎の授業も、1-3年生と4-6年生のクラスです。
異年齢で学級編成、個別学習と共同学習を組み合わせて時間割、という辺りが似ています。
通常の小学校で、もう少しこういったことができるようになるためには、今暫く時間がかかるのではないでしょうか。
一人ひとりと向き合って豊かに生きられるような教育を、ということになると、やはり、子ども達の人数とスタッフのバランスが重要になると思うからです。

何より、教師、スタッフ、親御さんに心のゆとりがなければ、教育になりえないと思います。
オランダやフィンランドの教師たちは、子ども達にまけないくらい生き生きとした表情で日々の教育にあたるとのことです (実際にお子様を小学校に通わせているという日本人のお三方のブログより共通意見)。

私塾という形であり、公教育ではありませんが、探Q舎では、子ども達の生き生きとした表情を授業への評価の一つとして捉えます。
その先には自ずと成績もUP間違いしなしという図式です。
この先、子ども達が実際に証明してくれるに違いありません。



読解力が危ない [記事]

YOMIURI ONLINE の連載、読解力が危ない
2017年02月21日 10時00分
「読解力が危ない(6)~新たな指導法 世界が模索」を読みました。元記事はこちらです。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20170211-OYT8T50012.html


●フィンランド
昨年8月、日本の学習指導要領にあたる「コア・カリキュラム」を刷新。
子供たちに身につけさせる七つの能力を掲げた。その一つが「マルチリテラシー(多元的読解力)」。
本や新聞、映像、音声などの幅広い情報を理解し、論理的に説明したり、批判的に捉えたりする能力。

フィンランドは2000年の国際学力調査で「読解力」が1位になり、各国から視察が相次いだ。
だが、順位は徐々に下がり、12年調査では6位に。

そこで12年からコア・カリキュラムの改定に向け、読解力を向上させる指導法の開発に着手。
学校と公立図書館の連携を強める読書活動も推進した。

昨年末に公表された15年調査の結果で、同国の読解力は4位まで回復した。
コア・カリキュラムの改定で、さらなる向上を目指す。


●シンガポール
15年調査で「読解力」を含む3分野すべてが1位だったシンガポール。
共通語の英語を幼稚園から学び、小学校で論理的思考や読み書きを訓練する。
小中高校の卒業時に論述試験があり、論理的な文章を書くことを求められる。
教員は全員毎年100時間の研修を受け、教師力を磨く。

読解力低下を受け、日本は向上策を模索中だ。子供たちの現状をしっかり把握し、効果的な対策を打ち出す必要がある。(おわり)

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探Q舎の授業は、全2科目です。
そのうちの1科目、「考える力」の授業では、マルチリテラシー(多元的読解力)を鍛えることができます。
論理的に説明したり、批判的に捉えたりする能力を鍛えられるようなカリキュラムを設定しています。日本の学校教育では、論理的に、批判的に、多面的に思考する機会が極めて少ないと思いますので、"思考する"という行為をもっともっと大切にできるように工夫していきたいと考えております。

探Q舎の子ども達が、この授業を受けると読解力が向上することを実感してくれる日はそう遠くはないでしょう。





恒例のサラリーマン川柳 [記事]

第一生命保険の恒例のサラリーマン川柳

今年は記念の第30回目だそうです。
20年ぶりに5万句を越えたそうな。

入選100句、うーん。
今年も哀愁漂う作品ばかりですねえ。
ハイレベルな作品が並んできました。
川柳そのものはもちろんですが、雅号もまた、皆さん凝っていますね。

「オレのボス ヤフーでググれと 無理を言う  田舎出身自衛官」
かわいらしいボスですねえ。

「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ? なおまる御前」
私は、ゆとりとバブルの間です。何ていう世代か教えてくださいな。

「風邪気味だ 今日は病院 止めとこう  図暮羅 」
はい、正解だと思います。天寿全うするために。

「守ろうと 誓った嫁から 身を守る 恐妻家」 
カマキリも頑張っています。

「パソコンを 使いこなせず 紙ってる  かにこべ川柳研究会」
紙には敵いませんよね。私もここぞのときは紙ってる。

「自主返納 主夫免許には ありません 世帯主」
ぜひゴールまでゴールド貫き通してください。


100句の中から1句を選ぶのはなかなか難しいです。

現在人気投票実施中の模様ですので、ご興味ある方は、ぜひどうぞ。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

難しい時代ではありますが、ユーモア力は、生き抜く力の大事な要素だと思います。
激動の時代、失いたくはない力のうちの一つです。

私も、ユーモアを忘れず、生き抜く力を鍛えてまいりたいと思います。
探Q舎の子ども達に負けていられませんからね。




iPSで目の難病治療、患者募集始まる [記事]

記者会見もご存知の方も多いかと思いますが、ここまで来ましたね。
他人のiPSで目の難病を治療、近い将来に成功することを願っています。

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日本経済新聞より引用。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06HER_W7A200C1CR8000/
他人のiPSで眼病治療、理研など患者募集
2017/2/6 21:08

 理化学研究所などのチームは6日、健康な人からあらかじめ作って備蓄したiPS細胞を使い、目の難病を治療する臨床研究を始めたと発表した。手術を担当する神戸市立医療センター中央市民病院と大阪大学が同日付で患者の募集を始めた。他人のiPS細胞を移植に使うのは初めてで、2017年の前半にも実施する計画だ。

 理研の臨床研究では14年に、患者自身から作ったiPS細胞を使う移植手術をしていた。他人のiPS細胞を使えば、治療の費用や期間を10分の1に抑えられるという。

 治療対象となるのは、失明の原因になる「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」と呼ぶ難病の患者。京大が備蓄したiPS細胞から網膜の細胞を作り、50~85歳の5人の患者の目の奥に注射する。移植した細胞が定着するかどうかや、拒絶反応やがんが生じないかどうかを1年間観察する。

 研究チームは治療にかかる費用を数百万円と試算し、治療期間は最短で1カ月と見込んでいる。患者のiPS細胞を使った前回の14年は、約1億円の費用と10カ月の期間がかかったという。

 記者会見で理研の高橋政代プロジェクトリーダーは「将来の治療がどうなるかを決める重要なステップだ」と話した。iPS細胞の開発でノーベル賞を受賞した京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長は「身の引き締まる思い。引き続き4機関で協力していきたい」とのコメントを発表した。

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共同通信より引用します。
https://this.kiji.is/201264943805335037?c=110564226228225532

理研、他人のiPS臨床研究開始
重い目の病気、世界初

2017/2/6 21:16
画像
記者会見する理研の高橋政代プロジェクトリーダー=6日午後、神戸市
 理化学研究所などのチームは6日、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、重い目の病気の患者に移植する臨床研究を始めた。5人を目標に対象患者の募集も開始。

 他人のiPS細胞から作った網膜細胞を移植する臨床研究は世界初。1日に厚生労働省の専門部会が了承した。安全性を確認するとともに将来的には視力改善を目指す。

 神戸市で記者会見した理研多細胞システム形成研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーは「将来的な治療がどういう形になるか決める重要なステップ」と話した。1例目の手術は今年前半が目標。

大学入試改革 高・大アンケート (毎日新聞2017年1月30日 東京朝刊より) [記事]

久しぶりに、大学入試改革に関する記事をとりあげます。
このたびの大学入試改革の理念や方向性には反対の声は少ないが、運用面、実務面(評価の公平性など)について懸念する声があるようです。
まだまだ具体的な実施内容の詳細は不透明ですが、国語や数学での記述式問題が出題されます。

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*探Q舎では,
今後の改革後の大学入試を見据え、小学生の頃から物事の本質を見抜く力を身につけていきます。
国語、算数、理科、社会などの教科の枠を越えて、基礎の学力を鍛えます。
小学生の早い時期から、遊びの感覚の中で考える力、文章力、表現力、論理力、情報整理能力、発信力、表現力、をきたえることが、将来の改革後の大学入試対策へ自ずと繋がり、さらに社会人として様々な状況の中で自分なりに道を創造し活躍する力の土台をつくります。

【お問い合わせ】
●お問い合わせフォーム
https://goo.gl/forms/BmYHGetiTO3hSA652

●メールアドレス
tankyusha.minokamo(あっとまーく)gmail.com

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https://www.facebook.com/tanqsha.minokamo

●美濃加茂市起業家支援-姫biz起業家紹介ページ
https://himebiz.jimdo.com/姫biz起業家紹介/

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以下、 毎日新聞2017年1月30日東京朝刊より引用http://mainichi.jp/articles/20170130/ddm/013/100/060000c#csidx3bfee9c7ff215a59620bd43d0886f13

くらしナビ・学ぶ
新テスト、高校の評価低く 大学入試改革 高・大アンケート
毎日新聞2017年1月30日 東京朝刊

文部科学省は2020年度、現行の大学入試センター試験に代えて、新共通テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を始める方針だ。国語と数学に記述式問題を取り入れたり、英語の民間試験を活用したりといった案が打ち出されているが、高校、大学へのアンケートでは双方とも文科省案への理解が広がっていない実態がうかがえる。文科省の実施案は4月以降に示される予定だが、新テストの安定的運用には多くの大学、高校の賛同が欠かせず、今後の動向が注目される。

 高校のアンケートは毎日新聞と駿台予備学校、大学通信が共同で実施。難関国立大への進学実績がある全国の2377校を対象に、選択と自由記述の設問を書面で郵送し、883校(公立520校、国・私立363校)から回答を得た。

 ●運用面で疑問の声

 新テストに代表される新しい入試改革については「あまり評価できない」が44%で最も多かった。「評価できる」は18%にとどまり、「どちらとも言えない」は34%だった。受験生を送り出す側の高校が入試改革の方向性に否定的な見方をしている傾向が浮き彫りになった。

 評価を巡る理由についての自由記述回答には「中身は評価するが、運用面が現実的か疑問」(東京・私立)、「公平性を保てるか不安」(栃木・公立)など、採点も含めた運用面への懸念が多かった。また「生徒への指導が追いつかず、国公立大、有名私大への進学率が落ち込みそう」(青森・公立)、「現行のセンター試験のどこが悪いのか議論されていない」(鳥取・公立)といった意見もあった。

 全体的には芳しい評価を得られなかった新テストだが、個別テーマには好評価の傾向もみられた(複数回答可)。

 ●記述式には期待も

 国語と数学の記述式問題について、「生徒の能動的な学習を重視した授業への改善」が「期待できる」は38%で「あまり期待できない」の23%を上回った。また「思考・判断・表現力をより良く評価できる」は34%で、「あまり評価できない」の27%より多かった。高校側には採点作業にかかる負担や費用の問題がないため、肯定的な回答が多くなったとみられる。

 英語の4技能(話す・書く・聞く・読む)を重視する方向性も「適切だ」が66%を占めた。

実施方法の素案を示せ
 予備校業界は、新テストについて高校と大学の理解が進んでいない現状を「具体的な実施方法が分からず、判断材料がないのでは」と分析している。

 石原賢一・駿台予備学校進学情報センター長は「理念や方向性が先行したが、どのような方法で実施するのかがまだ分からない。高校と大学が不安を感じるのは当然だ」と指摘。「英語のリスニング試験を始めた時も一斉放送かICレコーダーかぎりぎりまで決まらなかった。今回も具体的な方法の公表が遅れるのであれば、学生に対する高校や予備校の指導方針も作れない」としたうえで「文科省はまず実施方法を盛り込んだ素案を出して、高校や大学から意見を聞くべきだ」と注文した。

 近藤治・河合塾教育イノベーション本部副本部長も「新テストの導入が決まって2年強が過ぎたが、具体的に決まったことが少ない。入試改革の理念に反対する学校はあまりないと思うが、現状では判断しようがない」と分析する。実施方法について「採点方法だけでなく、例えば英語の民間試験でも居住地や保護者の経済力などで差が出ないような、公平感のある制度設計にしてほしい」と要望した。

英語で民間試験併用「賛成」38% 国立大
 大学に対するアンケートは、毎日新聞が全国立86大学の学長宛てに書面で郵送し、66大学から回答があった。

 新テストの英語と民間試験の併用について「賛成」と回答したのは、全国立大の3割、回答66大学の38%にあたる25校。「反対」が15校で、「どちらでもない」は26校だった。

 将来的な民間試験への一本化については「賛成」が17校に減り、「反対」が12校だった。

 国語の記述式問題については、賛成は回答66大学の24%にあたる16校にとどまり、「反対」は12校、「どちらでもない」が38校だった。

 記述式問題に反対と答えた大学はその理由として「負担が増える」など、採点作業や費用を挙げる例が多かった。また「出題者と採点者が一致していないと採点基準すら作成できない」と採点業務の難しさを指摘する意見もあった。賛成の理由は「主体的思考力や表現力の醸成が期待できる」など、マークシート式では測りづらい学力に着目するケースが目立った。

 「どちらでもない」と回答した大学の多くは「実施内容の詳細が決まっておらず、現時点では判断できない」と説明し、実施内容の詳細を早急に明らかにするよう求める声もあった。【伊澤拓也】

新共通テスト
 グローバル社会で求められる思考力・判断力・表現力を測るため、英語は4技能(話す・書く・聞く・読む)を総合的に測る。50万人規模が一斉に受ける試験で「話す」技能を測ることは困難なため、当面は「読む」「聞く」の2技能を新テストで、「話す」「書く」の2技能を民間試験を活用して評価する。英検などの民間試験のうち、文部科学省は学習指導要領との整合性など、大学入試センターの基準に合致した試験を認定して活用する方針で、将来的には4技能全てを民間試験に一本化する計画だ。また、国語と数学では記述式問題が導入され、国語は80字以上で解答する難易度の高い問題と、40~80字で比較的難易度の低い問題の2種類の記述式を出題する。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170130/ddm/013/100/060000c#csidx3bfee9c7ff215a59620bd43d0886f13
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教育レベルと遺伝子 [記事]

今回は、こちらの記事を紹介させていただきます。
Newsweek日本版より
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6803.php
以下、引用==========================================================
「ヒトの教育レベルが遺伝子上で劣化している」という研究結果が明らかに」
松岡由希子 2017年1月24日
<アイスランドの研究チームが、「より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が1910年から1975年までに減少している」という研究結果を発表した>

 科学技術の進歩や文明の発展によって、人類の生活は、より便利で豊かになってきた。それゆえ、ともすると「現代人は、昔に比べて優れた能力を持っている」と思いがちだが、果たして実際はどうなのだろうか。

 アイスランドの首都レイキャビクでゲノム(DNAのすべての遺伝情報)の収集・分析を行うdeCODE社の研究チームは、2017年1月、「アイスランドにおいて、より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が、1910年から1975年までに減少している」との研究結果を、学術雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」の電子版 で発表した。

 この研究では、1910年から1990年までに生まれたアイスランド人12万9,808名を対象にゲノムを分析。その結果、「学歴の高い人は、平均に比べて子どもが少ない」ことが明らかになった。教育を受ける期間が長くなることで、子どもを持つ時期が遅れることが原因のひとつとして挙げられており、この傾向は、男性よりも女性により強く見受けられる。

 この研究結果について、研究チームは「学歴の高い人ほど子どもが少ないため、アイスランド人が持つ遺伝子の総体、すなわち"遺伝子プール"への寄与が小さく、その結果、より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が希少となっている」と考察。この現象は、人類の進化をとめる"負の自然選択"とも考えられ、長期間にわたって継続すると、その影響は人類にとって深刻なものとなるおそれがあるという。

【参考記事】「知能が遺伝する」という事実に、私たちはどう向き合うべきか?

 しかしながら、このような遺伝子群のみが、ヒトの教育レベルに影響を及ぼすわけではない。この研究結果によると、知能指数(IQ)の低下は10年で約0.04ポイントにとどまっており、遺伝子群のみが教育レベルに影響を与えるケースに比べて、その低下の幅は小さくなっている。

 仮に、この研究結果の示した傾向がアイスランドに限ったものではないとすれば、人類の叡智や豊かな文明などを次世代に確実に引き継ぐため、社会的環境など、個々人が先天的に持つ遺伝子群以外の要素を、人為的に制御する必要があるだろう。とりわけ、教育システムの拡充は不可欠。教育機会の開放とその質の改善によって、遺伝子レベルで"負の自然選択"がなされようとも、社会全体の教育レベルを向上させ続けることができるかもしれない。
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おさえておきたい記事二つ [記事]

以下、今後のセンター試験や教育改革に関する変容の動向に関して、
おさえておきたい記事二つ載せておきます。


●「2020年教育改革」で潰れるのは、どんな塾か
「ゆとり教育」大失敗から文科省も反省した  宝槻 泰伸 :探究学舎 代表

http://toyokeizai.net/articles/-/139466

2020年の改革はゆとり教育の敗北からの文科省のリベンジ戦であり、今回の勝利に向けての賢い戦略、すなわちそれが「入試制度改革」の採用だという。
大学入試そのものを変えてしまうことにより、学校の教師・受験産業は自ずとアプローチの転換を迫られる。


1) 「より多く覚え、より早く解く」 (既存の知識詰め込み型で身に付く学力)
=「知識・技能」の第一の学力

2) 「正解のない問題を解決する力」 (主にアクティブラーニングなどで身に付く学力)
「思考力・判断力・表現力」の第二の学力

3) 「主体性・多様性・協働性」の第三の学力 (主にアクティブラーニングなどで身に付く学力)
生徒のビジョン・意欲・経験を、学力として評価


探Q舎としては、1) も大切にしながら、主に2)、3)に重点をおいています。
探Q舎にとっては、記事の最後の部分がとりわけ重要です。【】内は、上記の記事の引用箇所を示します。

【これまでの「成績を上げてほしい」「いい学校に行ってほしい」というニーズとは異なる、新しい市場の到来を意味している。】

【特に、小さな個人塾や新たに教育市場に参入するベンチャー企業にとってはチャンスだろう。大企業化した塾は、これまで詰め込みドリル教育をマニュアル化することで成長してきたため、新たにイノベーションを起こしたくても既存のビジネスモデルは壊せない、いわゆる「イノベーションのジレンマ」を抱えているからだ。その隙間を縫って、新しい教育サービスを世に問うチャンスが、今、目の前にある。】

そうなんです。少人数制個人塾である"探Q舎"が小学生のみなさまに提供する教育と「入試制度改革」の目指す方向性は非常に親和性の高いもので、目指すところは限りなく近いのです。

探Q舎は、教科の枠を越えたオリジナルの教材を提供し、多重知能理論を活用したグループ分けによる6-8人の少人数制によるアクティブラーニング形式による授業展開を行っています。

少人数制のグループのパフォーマンスの高低は、集団を構成するメンバーの相性により大きく影響されます。従って、最も生産性が高く濃密でレベルの高いアクティブラーニングをもたらすためには、グループ分けが重要となります。また、学年の枠を越え、他学年の生徒同士の連携を図ることにより、多様性、恊働性、表現力、説得力、発信力、行動力、リーダーシップ、マネジメント力を確実に向上させることができます。

★探Q舎へのお問い合わせはこちらまでお願いします★

【お問い合わせ】
●お問い合わせフォーム
https://goo.gl/forms/BmYHGetiTO3hSA652

●メールアドレス
tankyusha.minokamo(あっとまーく)gmail.com

●Facebook
https://www.facebook.com/tanqsha.minokamo

●美濃加茂市起業家支援-姫biz起業家紹介ページ
https://himebiz.jimdo.com/姫biz起業家紹介/







さらに、ご興味のある方は、下記の記事もご覧下さい。
引用しておきます。
===================================================================
●親子でおさえたい「センター試験」の動向と今必要な対策とは?
大学受験の専門家がポイントを解説  制作 :東洋経済企画広告制作チーム

http://toyokeizai.net/articles/-/151218?page=2

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