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新しいアイデアを実現するためには [記事]

BuzzFeedNEWSに、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーの記事がありました。

https://www.buzzfeed.com/satoruishido/masayo-takahashi?utm_term=.shpWEP5RB#.gd3a4Nq9D

以下、少しご紹介します。

高橋先生
眼科医であり研究者
・ノーベル賞で話題になったiPS細胞を使い、目の難病を治す新しい治療法を開発。
・2014年、人にiPS細胞から分化した細胞を移植する手術を世界で初めて成功。
・今年(2017年)、世界で初めて他人のiPS細胞を使った移植手術に成功。

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●「新しいアイディアを実現するためには……」
「なにが正しいか否か白黒をつけずに情報を取り込むこと。白黒つけようとする思考から新しい研究は生まれない」

●「新しい領域というのは……」
新しい領域というのは、専門領域と専門領域の<間>にある

情報はグレーの濃淡で取り入れる
そうやって、まず自分がやりたい領域の俯瞰図を作るんです。
ここで大事なのは、何が正しいかを決めないこと。
白黒つけて情報を取り入れると、大事なことを見落とす可能性がある。

私は白黒を絶対につけない。科学というのは、そもそも白黒つける学問じゃないんです。
情報はグレーの濃淡で取り入れる。

黒っていう論文のなかにもデータによっては次のヒントがある、濃いグレーじゃないかとなるわけです。黒だといって切り捨てずに、情報を重ねていくなかで、仮説が磨かれていく。


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とのこと。

以上のように、高橋先生の仰っていることは、研究だけに限らず、それぞれの人がそれぞれに生きて行くなかでも、至るところにも通じると思いました。
つい、白黒つけて、早い段階で情報を切り捨てたりして、視野を狭めがちですが、"情報はグレーの濃淡で取り入れる"。ほんとその通りだなあ、と同感しました。

玉石混交の膨大な情報が溢れる中、実際には、これがなかなか難しいのですが、心の隅にこのような意識を持っているだけでも、その先が違ってくるように思いました。



海洋生物300種、北米に漂着…大震災の津波で [記事]

Yomiuri Onlineより、2014年から2016年の調査結果の記事をご紹介します。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/20170510-OYT1T50018.html?from=y10

海洋生物300種、北米に漂着…大震災の津波で
2017年05月10日 10時21分

●東日本大震災の津波で日本の近海などから北米やハワイに漂着した海洋生物は約300種に上る。
●繁殖力の強いカニやヒトデなどが含まれていることが、環境省の委託を受けた「北太平洋海洋科学機関」(本部・カナダ)の調査でわかった。
●繁殖状況はまだ不明だが、現地の生態系に影響を与える可能性が指摘されている。
●青森県三沢市から米オレゴン州に漂着した浮桟橋(長さ約20メートル)や、北米西海岸などに打ち上げられた漁船、ブイなど600点以上を調べた。

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自然災害によって、地球全体のの生態系が大きく変わるんですね。
これまでの長い歴史でもこのようなことがしばしば起こってきたのでしょうけれど、現在のようにはリサーチ力が高くなかったので、今回のような精度高く大規模なデータはこれまでには知り得なかった貴重な情報を提供できるでしょう。

炭酸ガスの排出、PM2.5、黄砂、海も空も地球全体の共有財産なので、たとえはじめは一国の一地域から発生したとしても、すぐさま地球全体の問題に発展。
環境問題だけでなく、産業、技術、情報、金融、経済、核、感染症、文化、娯楽、その他あらゆる分野も同様ですね。
文字通り、運命共同体。


空中に浮かぶビル、米で構想 地震や津波からも解放 [記事]

CNNより、記事を箇条書きに項目をピックアップしてご紹介します。
夢と現実の狭間で、空中に浮かぶビル建設構想が語られています。
もの凄い時代ですね。

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元記事はこちら。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35099308.html?tag=top;editorSelect
2017.04.05 Wed posted at 18:41 JST

「空中に浮かぶビル、米で構想 地震や津波からも解放」

米ニューヨークの建築事務所「クラウズ・アーキテクチャー・オフィス(CAO)」が発表した
「アナレンマ・タワー」
●地球周回軌道に乗せた小惑星からケーブルでビルをつり下げるという構想。
●ビルは「ホーム」と呼ばれる都市の上空を拠点に、北半球と南半球の間を毎日行き来する。
●拠点都市としては、ドバイを提案。
●欧州宇宙機関(ESA)の探査機「ロゼッタ」が彗星に着陸し、米航空宇宙局(NASA)が小惑星のかけらを月の周回軌道に乗せる計画を進める。

設計担当者がCNNに語ったところによると、

●ビルの建材には軽量で耐久性のある炭素繊維やアルミを使うことを想定。
●吊り下げ用の強力なケーブルを作る技術も必要。
●電力は宇宙空間に設置した太陽光パネルで常時供給され、雲や雨から集めた水分を循環させて使う。
●ビル最上部の高度は3万2000メートルに達し、最大時速約480キロで空中を移動する。
●地上と行き来するために大型の無人機を運航させるほか、最新型の電磁式エレベーターも設置する。

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「オノマトペ」をあなどれない三つの理由 [記事]

Yomiuri Online記事のご紹介です。
オノマトペとは、音に似せた言葉を擬音語、様子に似せた言葉を擬態語、を合わせたものです。


「オノマトペ」をあなどれない三つの理由 国立国語研究所教授 石黒 圭 016年10月09日 05時20分
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20161007-OYT8T50013.html?page_no=1

オノマトペが持つ三つの力が紹介されていました。
まとめておきます。

1) リアルな状況を想像させ、話を盛り上げる力
会話や小説等の中で、リアリティーをうむ豊かな表現、緊張感、臨場感を。

2) 人目を惹ひく力
たとえば、料理レシピサイト
「ふわふわ」「もちもち」「サクサク」「シャキシャキ」「ぷりぷり」「とろ~り」など
また、人目を惹く商品名。→記事には沢山載っていますが、記事を見ずにまずは、みなさんの頭に思いつく商品を探してみましょう。かなりたくさんありますよ。

3) 気持ちを伝える力
マンガ、アニメ、カラオケなどで。

うたまっぷ.com」という歌詞検索サイトのフレーズ検索で、オノマトペの出現頻度を調べられたそうです。
第五位「ワクワク」(1649回)
第四位「ゆっくり」(3936回)
第三位「ドキドキ」(4444回)
第二位「キラキラ」(4729回)
一位は「そっと」(9876回)

だそうです。たしかに、この中だと、「そっと」が一番日本人のこころになじみますね。

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ちなみに、探Q舎の授業を受ける子ども達は、

きっと、"ワクワク"、"ドキドキ"します。
"ゆっくり"考えます。
この世界が"キラキラ"していることがわかります。
子ども達の成長を"そっと"、見守りつづけます。




○○○ドリルは百害あって一利なし [記事]

恐ろしいニュースを聞きました。

○○○ドリルとかいう漢字ドリルが小学生の間で流行していると聞きました。
皆さまのなかで、この三文字に何という言葉が入るのかご存知の方も多いかと思います。
全ての文章の中に、"○○○"という言葉を使われている漢字ドリルとのことです。

これまでこのニュースを知らなかったのですが、教育の重要性、恐ろしさ、人間への影響力を全く知らない無知な人たちが作成した教材だと思います。

3018もの全ての例文の中には、"○○○"という言葉が使われています。

文章だけでは飽き足らず、さらに驚いたことには、○○○先生が登場し○○○にまつわる解説で教えてくれるそうです。

【玉」の覚え方
「王さまに 、(てん)のような ○○○がついて 玉に なる」とおぼえるのじゃ!】

制作サイドは、
こども達が笑いながら勉強できる
こども達が楽しんでできる
こども達が集中できる
こども達が盛り上がる

と言っています。

果たして、本当でしょうか?
いいえ、とんでもないことです。
本質的に子ども達は、低俗な人間ではありません。もっと高尚な人間です。
センスは大人と同じ、いやそれ以上にハイセンスな人間が子ども達です。
そして、子ども達は、本質的な学びを知っているもっとハイレベルな人間なのです。


もちろん、○○○と言う言葉が好きな時期はありますけど、全ての文章に○○○という言葉を使うことで、子ども達のこころはほんとうには喜びません。

これは、あまりにも子ども達を馬鹿にしていると思います。
子どもの可能性をつぶすことに直結します。
子ども達は感性豊かです。
最も多感で素直な小学生の時期に、このようなドリルを使ってしまうと、せっかくの可能性がつぶされてしまうことでしょう。

大人が、子ども達にこのドリルを与えることは、一過性の"○○の一つ覚え"ですめばまだ良いです。
さらには洗脳、刷り込みに近い状況にならないという保証はどこにもありません。

何も学べないどころか、返って子ども達の豊かな感性をつぶすものです。
浅はかな考えのもと、安直に作成された教材を使用することは、子ども達の可能性を潰すことに繋がります。
保護者のみなさんには、ぜひとも、子ども達の健全な教育環境を守ってあげてほしいです。

日本全国の教育従事者たちは、一体何を考えているのでしょうか。
なぜこのようなことを黙認するのか全く理解できません。
全力で批判し、この暴挙を阻止するのが、教育者の立場であると思いますが違うのでしょうか。
もしも、自国で判断できる力がないならば、世界の公的な教育機関にインタビューしてみてはいかがでしょうか。

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言葉や言語を学ぶということは、どういうことなのか。
漢字を覚えるということは、どういうことなのか。

もう一度、見直していきましょう。

日本語の

美しさ、
奥ゆかしさ、
奥深さ、
精巧さ、
繊細さ、
簡潔さ、
音の響き、
リズムやテンポ、
言葉からの美しい情景や世界、イメージ

"死んだ言葉"ではなく、"生きた言葉"を学ぶのが本当のことばの学問です。

受け取った言葉や文章から、理性や感情を通して、心に浮かび心に届くもの。
子ども達には美しい日本語、声に出して読みたい日本語にこそ触れてほしいです。

古来より、言霊という言葉があります。
言葉には、魂が宿ります。

これだけは申しておきます。
○○○ドリルはやめておきましょう。

百害あって一利なし、これが探Q舎の考えです。
子ども達のために、ほんとうの学びを探究しましょう。

ほんものの学力を探究する探Q舎より緊急のお知らせでした。



医師と教師の地位はいずれ逆転しかねない [記事]

DIAMOND onlineよりご紹介します。
http://diamond.jp/articles/-/126041
2017.5.2
医師と教師の地位はいずれ逆転しかねない

アンドロイド研究開発の第一人者・石黒浩氏による、常識に囚われないモノの見方・考え方のヒント。
今回のテーマは、教育の重要性について。


一部引用します。

●すでに医学部の中でも先見の明がある人は悩んでいます。なぜなら彼らは実は「高度専門職」だからです。そもそも人間がやらなくていい仕事をやっているという自覚があるのです。

●つまり医師たちも、非常に性能がいいという条件があるものの、やはり「肉体マシーン」なのです。AIの進化によって、彼らは職場を追われるか、給与がみるみるうちに落ちていくかもしれない。そんな危機感を持っている医師は少なくありません。

●対して「人はどうやったら成長するのか」「人はどう導くと、何を考え、何をしたいと思うようになるのだろう」といった問いに直面する教育は、まさにこれから重要性が増す分野です。

●医学が「生死の問題」を扱うのに対して、教育は「生き方の問題」を扱う分野です。これからの社会でどちらが重視されるか。答えは明白ですよね。


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全く同感です。
志高く使命感ある優秀な人材がもっともっと教育の分野に入って来て欲しいです。
石黒教授の新書、読んでみてまた感想を申します。

世界初「分子の車」国際大会 [記事]

今回は日本経済新聞より、面白い記事を見つけました。
記事はこちらです。想像力を働かせて下さいね。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK30H0B_Q7A430C1000000/
世界初「分子の車」国際大会 日本チームは途中棄権
2017/4/30 11:37

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みなさん、まずは、物質の構成因子である、小さな原子や分子をイメージしましょう。
空気中にも酸素分子 (酸素原子2個からできる)や二酸化炭素分子 (酸素原子2個と炭素原子1個からできる)など、いろいろな分子が空気中を飛び回っていますね。
(ちなみにこれは、探Q舎の授業でも行うテーマの一つです。)
目に見えない空気中にも様々な種類の原子、分子が猛スピードで飛び回っているなんてステキな世界ではありませんか?ロマンチックではありませんか?
顔に当たっても気づかないですね。

大きさのイメージが浮かびますか?原子ってどれくらいの大きさでしょうか。

下のナノがヒントです。1ナノメートルは、0.000 000 001 メートルです。なんと10億分の1メートル!!
今回、分子でできた超微細な「ナノカー」を走らせる世界初の国際大会が28、29日にフランスで開かれたそうなんです。

●日米欧の6チームが参加したとのこと。
●残念ながら日本チームは途中棄権。
●それぞれ違った構造の分子を「車」に見立て、金表面にできた長さ100ナノメートルのコースを走らせ、36時間の制限時間内にゴールできるかどうかを競う大会とのこと。
●顕微鏡で様子を確認しながら、探針で電子を注入するとナノカーが進む。
●日本チームのナノカーは長さ2.1ナノメートル。炭素、水素、酸素の原子88個から構成されていたそうです。

ミクロだけど、アツい闘いですね。
日本チーム、残念でした。
第2回目に是非リベンジして優勝して欲しいです。



無気力な子を再生させる親は「肉を焼く」(プレジデントオンラインより) [記事]

今年の2月の記事で少し古いのですが、見逃していましたのでご紹介させていただきます。
President onlineより。
http://president.jp/articles/-/21295

"無気力な子を再生させる親は「肉を焼く」"
ライフ 2017.2.12 エッセイスト、教育・子育てアドバイザー、受験カウンセラー 鳥居りんこ=文
このタイトル、なかなか良い感じではありませぬか。

「無気力化した子」を見事再生させる親の共通点が5つ記されていました。

子育てに悩んだら、鼻歌まじりで「肉を焼こう」
【何かに迷ったら、においで育てる】
【「大丈夫?」と聞かずに「大丈夫!」と言う】
【敵(子ども)の予想の圧倒的、斜め上を行く】

最後の、【敵(子ども)の予想の圧倒的、斜め上を行く】のお話も感動的です。
ぶれない親あっての子ども達。
ご興味を持たれた方は、こちらをどうぞ。
http://president.jp/articles/-/21295
においで育てる、と共に、本質を考えさせられます。




夢のあるプロジェクトよいですね! [記事]

何かと閉塞感のあるこのご時世。
夢のあるベンチャー企業の夢のあるプロジェクト、素敵です!!
科学とエンターテインメントの両立、良い響きですね。

詳しくは、こちらです。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14298960R20C17A3000000/?n_cid=DSTPCS003
「その会社の名は。」 人工流れ星、東京五輪の空に 宇宙ベンチャー社長に聞く
編集委員 滝順一   2017/3/27 6:30日本経済新聞 電子版

地球をまわる小型の人工衛星から粒子を放出し、流れ星を人工的につくり出そうとする宇宙ベンチャー企業がある。世界でも例がない、夜空を彩る天体ショーを演出する。広島で初演し、東京五輪でもイベント開催を目指す。岡島礼奈・エール(東京・港)社長は「科学とエンターテインメントを両立したい」と話す。



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探Q舎も、負けていられません。
夢のある子ども達を夢もお子様もまるごと応援する夢のある寺子屋ですよー。
遊びと学びを一体化し、みごとに両立してみせましょう!



"フェイスブックの採用担当が面接で聞く、たった一つの質問" [記事]

今回は、Forbes JAPAN/ビジネスより (http://forbesjapan.com/articles/detail/15483)より、
"フェイスブックの採用担当が面接で聞く、たった一つの質問"という記事をご紹介します。

「これまでの仕事のキャリアで最高の一日をあげるとしたら、どんな日でしたか」
「好きな仕事に自分のどのくらいの時間を注ぐか?」

この二つの質問に対する答え、みなさんはいかがですか?
そして、10年-20年後に社会人となる、探Q舎の生徒さん達は、何と答えるでしょうか。
探Q舎代表は………..直接お会いできたあなたにこっそりお話しします。

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フェイスブックでグローバル人事部門を統括するロリ・ゴーラーが、採用面接で最大限の結果を引き出すための質問を教えてくれた。

ウォールストリートジャーナル主催のカンファレンスでゴーラーが明かしたその質問とは、「これまでの仕事のキャリアで最高の一日をあげるとしたら、どんな日でしたか」というものだ。この質問でほとんどの人が自分のキャリアにおけるハイライトを熱く語り出す。

話が進むにつれ、フェイスブックが求める人材やポジションに、その人物がいかにフィットするかが見えてくる。話を聞いているうちに適任ではないと分かるケースもある。

また、採用した人物が会社に長く貢献してくれるかは非常に気になる点だが、それを知るためには「好きな仕事に自分のどのくらいの時間を注ぐか?」という質問が良いらしい。70%以上という答えが返って来ればいいサインだが、それ以下の場合は何らかの問題があるとゴーラーは言う。

今回のカンファレンスの参加者らは、自社の人材管理について「完璧からはほど遠い」と自覚しているようだ。アンケート調査では人材管理面で自分にAの評価を付けた人は12%しか居なかった。

クレイナー・パーキンスのJuliet de Baubignyは「若い人材は10年間同じ職にとどまる確率がかなり低い。在籍中の貢献度を上げる方法を見出すことが重要だ。雇用主が価値観を明確にし、それに合致する人材を選ぶことも大切だ」と述べている。

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