SSブログ

使い捨てカイロ [ジャンク]

本日ご質問があったので、使い捨てカイロの歴史を・・・

★日本の発明のうちの1つデス!!
日本っぽい発明品だなと思っていたらやはりそうでした。


★使い捨てカイロが登場したのは1975年。
アメリカ陸軍が使用していたフットウォーマーを参考に、
旭化成工業(現・旭化成)が開発・商品化。


■原理は?
使い捨てカイロが温まるのは、鉄がさびる化学反応と同じ原理。
鉄は空気中の酸素と反応して酸化する(さびる)時に酸化熱を発生させる。

■鉄サビと使い捨てカイロの違いは?
鉄さび(鉄棒やクギや鉄パイプなどのさび)☜化学反応のスピードが遅いので熱を感じない(わずか)
使い捨てカイロ☜布の中で一気に酸化させるため、化学反応のスピードが速く、温かいと感じる


■使い捨てカイロの中身は?
鉄粉、水、活性炭、塩類、保水材など。詳細は企業秘密。

■しくみ
袋を開封
→布の小さな穴から空気が入る
→鉄粉の酸化スタート
→熱を発生
→身も心もほかほかに

水や塩☜酸化のスピードを調整する(速める)。
活性炭☜空気を多く取り込み、反応を持続させる


最近の商品は、
通気量、物質の調合具合、粒の大きさや種類など工夫されている。
発熱温度と発熱時間もバランス良く調整されており、使いやすく長時間使用可能となっている。



===================================================================
最近の子ども達は鉄サビをあまり見たことがないそうです。
なるほど、そっか〜そういうところでも、化学反応に触れる機会が少ないのか、と。

確かに、錆びる金属って子ども達の日常生活からはもうとっくに排除されているのかもしれません。
金属化学の分野の科学技術も急速に発展していますものね。

安全なもので、なるべく化学反応に触れることを考えます!!

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。