じぶんの探Q@中央図書館を終えて [記事]
24日に中央図書館で講座を行いました。
"じぶんの探Q"。
かなり欲張って詰め込みましたが、
内世界も外世界も、
過去も未来も、すべてを包み込んで、
ひろくふかい探Qにちょうせんいただきたくて。
宇宙のはじまりとおわり、
いのちのはじまりから現在まで。
人類の起こりから現在まで。
どうしてこうして、
じぶんの枠をどんどん広げていただきたいという想いがあったからです。
なくせとはいわないまでも、徐々にでもその境界をひろげていくことではないでしょうか?
そうです。限りはありません。
視野をもっともっと広げることが今求められていると思います。
そこには、限りない数の生と死の循環があり現在に至り、未来につながっていきます。
ひとものこと、すべてのつながりもそうです。
じぶんというのは、その名の通りの小さなじぶんではなく、
じぶんもせかいも全て包み込んだ大きなじぶんという存在として、
今の時代にこそ、じぶんというものを捉えなおすことができるのではないでしょうか。
過去も未来をも包含しているんだ、
宇宙のはじまりから現在まで、全てのものが歩んできた結果として、今の環境も人間も存在しているんだということを体感いただきたかったから、
あえて、”(大きな)じぶんの探Q”としたんです。
このようなスケールの大きすぎる突っ込みどころ満載の内容で、
じぶんの探Qなのに、なんでこんな広いのよ??と、驚かれたかもしれませんが、
その驚きを大切にして、今後も日々を歩んでいただけたらと思います。
今回、慌ただしい歩みをすこし止めて、
いろいろな視点からじぶんというものを、
みつめながめなおしていただいた内容は、
じぶんをしる!
じぶんをかんじる!
じぶんをさかのぼる!
じぶんをつなげる!
じぶんをつくる!
でした。
=============================================
関連して、
28日のプレジデントオンラインの記事をご紹介します。
教皇は"質問を見つける大切さ"、も語られています。
これはまさに、探Qそのものでしょう!!
「知恵を蓄えるカギは正しい答えを見つけることではない。尋ねるべき正しい質問を見つけることだ。」
ローマ教皇が「ゾンビの国・日本」に送った言葉 世界一他人に冷たい国に伝えたい事
https://president.jp/articles/-/31119?page=4
正しい質問をみつける鍵は、視野を広げ深めることではないでしょうか?
"じぶんの探Q"。
かなり欲張って詰め込みましたが、
内世界も外世界も、
過去も未来も、すべてを包み込んで、
ひろくふかい探Qにちょうせんいただきたくて。
宇宙のはじまりとおわり、
いのちのはじまりから現在まで。
人類の起こりから現在まで。
どうしてこうして、
じぶんの枠をどんどん広げていただきたいという想いがあったからです。
なくせとはいわないまでも、徐々にでもその境界をひろげていくことではないでしょうか?
そうです。限りはありません。
視野をもっともっと広げることが今求められていると思います。
そこには、限りない数の生と死の循環があり現在に至り、未来につながっていきます。
ひとものこと、すべてのつながりもそうです。
じぶんというのは、その名の通りの小さなじぶんではなく、
じぶんもせかいも全て包み込んだ大きなじぶんという存在として、
今の時代にこそ、じぶんというものを捉えなおすことができるのではないでしょうか。
過去も未来をも包含しているんだ、
宇宙のはじまりから現在まで、全てのものが歩んできた結果として、今の環境も人間も存在しているんだということを体感いただきたかったから、
あえて、”(大きな)じぶんの探Q”としたんです。
このようなスケールの大きすぎる突っ込みどころ満載の内容で、
じぶんの探Qなのに、なんでこんな広いのよ??と、驚かれたかもしれませんが、
その驚きを大切にして、今後も日々を歩んでいただけたらと思います。
今回、慌ただしい歩みをすこし止めて、
いろいろな視点からじぶんというものを、
みつめながめなおしていただいた内容は、
じぶんをしる!
じぶんをかんじる!
じぶんをさかのぼる!
じぶんをつなげる!
じぶんをつくる!
でした。
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関連して、
28日のプレジデントオンラインの記事をご紹介します。
教皇は"質問を見つける大切さ"、も語られています。
これはまさに、探Qそのものでしょう!!
「知恵を蓄えるカギは正しい答えを見つけることではない。尋ねるべき正しい質問を見つけることだ。」
ローマ教皇が「ゾンビの国・日本」に送った言葉 世界一他人に冷たい国に伝えたい事
https://president.jp/articles/-/31119?page=4
正しい質問をみつける鍵は、視野を広げ深めることではないでしょうか?
12/8カミーノミツケルマルシェに出展します。 [探Q舎]
探Q力をきたえよう!@坂祝町中央公民館 [市民講座]
10/29、11/12、11/26の3回、坂祝町の中央公民館で講座を行いました。
遊びは学び、学びは遊びの真実をもっと身近に感じてほしい・・・
感覚や感情を豊かに波打たせて生きてる実感を味わってほしい・・・
世界一学ばない大人ではなく、世界一学ぶ大人になってほしい・・・
みんなちがって、みんないいを感じてほしい・・・
そのような願いをたくさーんたくさーん胸に心に抱きつつ、
坂祝町の子どもたちにも自らにとって大切な学びを再発見いただききたくて。
今回のテーマは、みんなちがって、みんないいを前面に出して・・・
じぶんなりの問いと答えを発見いただくことを目的にしました。
ちがいを味わう楽しさをぜひ、実感しましょう!!
"感じる力の探Q:世界を感じるパワー磨き”
もしも、そこに正解があるというのなら、
それはみなさまお一人おひとりの内なる深遠なる世界にあるものでしょう。
あなたにしかきっとわかりません・・・
ごめんなさい。
1回目は残念なことに写真を撮り忘れてしまいました。
緊張していたのかもしれません。
2回目はこんな感じでした。
お二人欠席で8名様のご参加でした。
子どもたちにとってイスが大きすぎるのか、いくぶん座りにくそうでしたが、
みなさんにはご自由な姿勢で一番ご本人さんが快適なスタイルでお気楽に受講いただきました。
坂祝町のお子様ものびのびされていてとても健康的な表情が印象的でした。
以下は、みんなの太陽です。
またまた、実物の方が何倍もすてきなんですが、ニュアンスは伝わるかなと思います。
参加者のみなさま、ああ、あれがAくんのだ、Bちゃんのだって分かりますか?
ぜひ、当てっこゲームしてみてください。
当てられるのではないでしょうか。
それぞれ、みなさん個性が溢れていてすてきですねえ。
すばらしい感性をおもちのお子様ばかりで、
皆さんの今後のご成長がとても楽しみです。
=======================================================================
どこの地域でも共通なのですが、いつも感じますのは、
おはなしです。
1) 対話の力。
聴くこと、話すこと、質問すること、相手の意見を受けて会話を繋げることなど。
どうしてもみなさん同時に話してしまう傾向があります。
誰かが話しているのに同時に話してしまうんです。
みんなが黙っているときは、みんな黙っているのに。
誰かが話し出すと一気に誰もが話し出してしまうという・・・
これは、ツバメのヒナのようですよね・・・
でも、おそらく、それはあまり経験がないだけで、
トレーニングする機会が日常生活の中に不足しているだけで、子ども達の潜在能力は高いものでしょう。
そのような対話、議論、意見交換などの様々な話し合いの機会を多く増やすことが求められています。
とはいえ、今回は講座のために初めて集まってくださった初顔合わせのメンバーなので、
いきなりそこまで求めるのはあまりに酷な状況でありました。
何事もチャレンジ精神で!!
そこで、攻めの姿勢でボールを使って対話したりしてみました。
このまま、徐々に話し合いを経験する機会が増えて行くと対話スキル上がるのではないでしょうか。
いつも感じますのは、
子どもたちが持っている力は大人が思っているよりもずーっと偉大だということです。
大人たちが、子どもたちのことを過小評価することは最も罪深いことの一つだと思います。
初期の教育の重要さを痛感します。
対話力は誰もが必要とする基本のスキルですし私たち大人も磨き続けなければいけないと思います。
自分自身も含めて大多数の人々の対話力の乏しさを日々実感します。
若い時にあまりに鍛えてこなかったため、そのツケが回ってきているのでしょう。
恥ずかしながら私自身も話し合いらしい話し合いをほとんど体験したことがなかったのです。
今回は、自身も含め、対話力の強化にもっとチャレンジしたい、そう再確認した回でした。
会話のキャッチボールです。
小さなときから、会話、対話、話し合い、やっぱりとても大事だなあと・・・
2)待つ力。
話し合いとも強く関連しますが、とにかく待てなくなっているようです。
実験の待ち時間の3分間、じっと待てなかったです。
仲間の雰囲気に巻き込まれたのか、子ども達全員で、3分間を体を動かして遊ぶ方向に行きました。
お一人ぐらいはじっと実験を観察し続けるお子様がいらっしゃるかと思いましたが。
やはり、待つ力が試される機会が少なくなっているのかなと思いました。
もしも、また機会があれば、
ぜひ、この待つ力、じっくり取り組む力を一緒に高めたいですね。
=============================================
遊びは学び、学びは遊びの真実をもっと身近に感じてほしい・・・
感覚や感情を豊かに波打たせて生きてる実感を味わってほしい・・・
世界一学ばない大人ではなく、世界一学ぶ大人になってほしい・・・
みんなちがって、みんないいを感じてほしい・・・
そのような願いをたくさーんたくさーん胸に心に抱きつつ、
坂祝町の子どもたちにも自らにとって大切な学びを再発見いただききたくて。
今回のテーマは、みんなちがって、みんないいを前面に出して・・・
じぶんなりの問いと答えを発見いただくことを目的にしました。
ちがいを味わう楽しさをぜひ、実感しましょう!!
"感じる力の探Q:世界を感じるパワー磨き”
もしも、そこに正解があるというのなら、
それはみなさまお一人おひとりの内なる深遠なる世界にあるものでしょう。
あなたにしかきっとわかりません・・・
ごめんなさい。
1回目は残念なことに写真を撮り忘れてしまいました。
緊張していたのかもしれません。
2回目はこんな感じでした。
お二人欠席で8名様のご参加でした。
子どもたちにとってイスが大きすぎるのか、いくぶん座りにくそうでしたが、
みなさんにはご自由な姿勢で一番ご本人さんが快適なスタイルでお気楽に受講いただきました。
坂祝町のお子様ものびのびされていてとても健康的な表情が印象的でした。
以下は、みんなの太陽です。
またまた、実物の方が何倍もすてきなんですが、ニュアンスは伝わるかなと思います。
参加者のみなさま、ああ、あれがAくんのだ、Bちゃんのだって分かりますか?
ぜひ、当てっこゲームしてみてください。
当てられるのではないでしょうか。
それぞれ、みなさん個性が溢れていてすてきですねえ。
すばらしい感性をおもちのお子様ばかりで、
皆さんの今後のご成長がとても楽しみです。
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どこの地域でも共通なのですが、いつも感じますのは、
おはなしです。
1) 対話の力。
聴くこと、話すこと、質問すること、相手の意見を受けて会話を繋げることなど。
どうしてもみなさん同時に話してしまう傾向があります。
誰かが話しているのに同時に話してしまうんです。
みんなが黙っているときは、みんな黙っているのに。
誰かが話し出すと一気に誰もが話し出してしまうという・・・
これは、ツバメのヒナのようですよね・・・
でも、おそらく、それはあまり経験がないだけで、
トレーニングする機会が日常生活の中に不足しているだけで、子ども達の潜在能力は高いものでしょう。
そのような対話、議論、意見交換などの様々な話し合いの機会を多く増やすことが求められています。
とはいえ、今回は講座のために初めて集まってくださった初顔合わせのメンバーなので、
いきなりそこまで求めるのはあまりに酷な状況でありました。
何事もチャレンジ精神で!!
そこで、攻めの姿勢でボールを使って対話したりしてみました。
このまま、徐々に話し合いを経験する機会が増えて行くと対話スキル上がるのではないでしょうか。
いつも感じますのは、
子どもたちが持っている力は大人が思っているよりもずーっと偉大だということです。
大人たちが、子どもたちのことを過小評価することは最も罪深いことの一つだと思います。
初期の教育の重要さを痛感します。
対話力は誰もが必要とする基本のスキルですし私たち大人も磨き続けなければいけないと思います。
自分自身も含めて大多数の人々の対話力の乏しさを日々実感します。
若い時にあまりに鍛えてこなかったため、そのツケが回ってきているのでしょう。
恥ずかしながら私自身も話し合いらしい話し合いをほとんど体験したことがなかったのです。
今回は、自身も含め、対話力の強化にもっとチャレンジしたい、そう再確認した回でした。
会話のキャッチボールです。
小さなときから、会話、対話、話し合い、やっぱりとても大事だなあと・・・
2)待つ力。
話し合いとも強く関連しますが、とにかく待てなくなっているようです。
実験の待ち時間の3分間、じっと待てなかったです。
仲間の雰囲気に巻き込まれたのか、子ども達全員で、3分間を体を動かして遊ぶ方向に行きました。
お一人ぐらいはじっと実験を観察し続けるお子様がいらっしゃるかと思いましたが。
やはり、待つ力が試される機会が少なくなっているのかなと思いました。
もしも、また機会があれば、
ぜひ、この待つ力、じっくり取り組む力を一緒に高めたいですね。
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しいたけレポ [探Q舎]
10月になっても、30℃を超えた日が何日かあり、激しい気候変化でした。
例年以上に環境への適応を迫られた今秋です。
そんな事情から予定より3週間遅れで、遅めのスタート。
23日から開始!!
10月30日、
10月31日、
11月4日、
の3日間の観察記録がこちらです。
椎茸大嫌い!やだやだ!
なんていう探Q生も、
なんだかんだ、気になるようで、
おそるおそる観察されていました。
命あるものの成長を目にすると、
やはり
・・・・・ですよね。
・・・・・しますよね。
なんと、
素敵なことなのでしょう。
驚異的なことなのでしょう。
子ども達といい、しいたけといい、
それはそれは目が回るほど、成長が、生長が猛スピードなのです。
ミクロの世界ではどのようなことが起こっているのでしょうか?
それはそれは、もう、
目にも留まらぬ早業で、、、
ダイナミックな原子たちのふるまいが、ビュンビュンと・・・!!
キュートな細胞たちのふるまいが、ぷるぷると・・・!!
例年以上に環境への適応を迫られた今秋です。
そんな事情から予定より3週間遅れで、遅めのスタート。
23日から開始!!
10月30日、
10月31日、
11月4日、
の3日間の観察記録がこちらです。
椎茸大嫌い!やだやだ!
なんていう探Q生も、
なんだかんだ、気になるようで、
おそるおそる観察されていました。
命あるものの成長を目にすると、
やはり
・・・・・ですよね。
・・・・・しますよね。
なんと、
素敵なことなのでしょう。
驚異的なことなのでしょう。
子ども達といい、しいたけといい、
それはそれは目が回るほど、成長が、生長が猛スピードなのです。
ミクロの世界ではどのようなことが起こっているのでしょうか?
それはそれは、もう、
目にも留まらぬ早業で、、、
ダイナミックな原子たちのふるまいが、ビュンビュンと・・・!!
キュートな細胞たちのふるまいが、ぷるぷると・・・!!
探究学習情報交換会に参加してきました [探Q舎]
京都で開催された探究学習情報交換会に参加してきました。
知らない間に写っていました。
シャツをぐちゃぐちゃにして腕まくりしてお恥ずかしい・・・
学校の先生の方々はとてもきちんとされているのに、ごめんなさい。
https://myprojects.jp/news/12091/
知らない間に写っていました。
シャツをぐちゃぐちゃにして腕まくりしてお恥ずかしい・・・
学校の先生の方々はとてもきちんとされているのに、ごめんなさい。
https://myprojects.jp/news/12091/
その子の宇宙が拡がり続けるためのことば [リサーチ]
このタイトル!
素晴らしいですね!
https://www.benesse-style-care.co.jp/method02/
「宇宙 拡がる 子ども」で検索!
→12万件ピッタリ。
まだまだ少ないですよ〜。
子どもたちの世界よ、もっともっと拡がれ、深まれ、つながれ。
素晴らしいですね!
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「宇宙 拡がる 子ども」で検索!
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まだまだ少ないですよ〜。
子どもたちの世界よ、もっともっと拡がれ、深まれ、つながれ。
成長マインドセット [探Q舎]
ころころ探Q [探Q舎]
和室で、ころころ探Qしました。
このネーミングは、探Qさんご考案です。
最初、ゴロゴロにしていたんですが (そのとき、寝転びたい願望でもあったのでしょうか)、
「それじゃ誰も行きたくないよ!」とのアドバイスを受け、
たしかに、ころころの方がいいなあと、納得して、お子様のアイデアに従ったわけです。
今日も暑かったですが、木陰はわりと風がありました。
眩しいほどに日当りが良い和室からの風景。
たしかに木々がほどよく揺れていました。
和室もなかなか良かったです。
何と言っても畳の感触が心地よいです。
脳も程よく活性化しますね。
◆大人にとってはとても難しいけど?
三連休にも関わらず、遠くから通っていただいた方もいました。
お父様にもご参加いただき同じ課題に挑戦いただきました。
「ムズかしい,方向が反対になってしまった・・・」
そのようなぼやきのような大人の声が聞こえる一方、
お子様達は、みなさんほとんど言葉を発せず、集中して黙々と課題を遂行され、
途中で、次の課題に移ろうにも中断するのが憚られるような雰囲気でした。
お子様同士はほとんど初対面にも関わらず、なにやら妙に一体感もあるような・・・
不思議な感じで、進みました・・・
2つめのワークで、こんなに集中してくださるとは予想外でした!!
しーんとしているように感じて、そんなに面白くないのかな、面倒なのかな、
最初は、そう心配になったのですが、どうやら違ったようです。
◆「今日は、時間の調整が非常に難しいぞ・・・」
時計を見て、どうしよう・・・次にいかねば・・・
そう思いながらも、止めるに止められない皆様の頑張りっぷり。
◆3つめは、ちょっと高望みだったでしょうか?
あえて、教材を2つにすることで、いやでもチームワークを必要とする課題を真ん中の3番目に設定したのですが、これは、やはりちょっと難易度が高かったでしょうか。
2チームに分かれてもらって、一緒に知恵を出し合って、回答を出す課題でしたが、
ちょっといきなりそこまでは・・・という印象でしたか。
良いのです、良いのです。この3つめのワークは非常にシンプルだけど奥深い内容です。
またしばらくして、ぜひご家庭でおさらいいただけたら嬉しいです。
◆小さなお子さんもいらっしゃるのに、6つも用意するなんて?!
欲張りすぎて、こちらが何種類ものワークを準備しすぎたせいで、
最後の方が慌ただしくなり、申し訳ありませんでした。
でも、今回皆さんがよく学ばれたおかげで、
6つ用意していたワークのうち5つも行なうことができました。
2つめ、3つめの課題にちょっと時間をかけすぎましたね。
最後の2つのワークをもう少しゆっくりできればよかったかな、そう反省しました。
◆ところが、ところが、その最後のワークよ!!たった5分間がまさかの・・・
一番最後のワークですが、
たった5分間で、よくそこまで気づかれたな、そう大変驚くできごとがありました。
お子様自らが、自分の手を動かし、自分の目で発見されたことです。
素晴らしかったですね。
そして、お友達にその発見をすかさず話され共有されました。
さらに、実際にもう一度実験してその発見が確かな事実であることを、
すぐさまその場で確認されました。
いやあ、たった5分間で、そこまで学んでくださるとは期待以上の成果でした。
まとめたり、感想を共有したりする最後の振り返りはまともにできませんでしたが、
最後まで攻めで実験を行なうイベントも時と場合によっては、アリなんだと思わせて下さった
今回のころころ探Qでした。
最後の5分しかなかったけれど、どうしても和室でしかできないころころ探Qのワークを
子どもたちに味わってほしいという細やかな願いが、5分間で無理矢理最後の探Qを実行させました。
その願い以上に、大きな果実が実ったようです。
この発見は、きっと今日参加してくださった子ども達に取って、
大きなプラスになったのではないかと思います。
同じメンバーで時空間を共有し、たった一度だけの探Qを一緒にするんですもの。
そう考えると、大きな奇跡の連続ですよね。
何も学びに限ったことではなく、すべてのことについていえるのですが、
崇高な学びというものであればなおさら、それは、
一瞬一瞬が奇跡であるということを強く感じさせるのです。
◆水糊ごめんなさい・・・
道具の反省点・・・
水糊が使いづらかったですね。
ごめんなさい。次回は、もっと使いやすい糊を準備しておきます。
スティックの方が皆さんお好きなのでしょうか。
大変申し訳ありませんでした。
◆探Qは、"ご家庭でできることだけを惜しげもなくご紹介!!
どうぞご家庭でもご家族みんなでいろいろ遊んでみてください。
立体の学びは、いろんな材料を使って、実物を使ってぜひどうぞ!!
3つめのワークは、ちょっと難しかったかもしれませんが、これはとても大切な問題で、
実際に手を動かすことでよく分かります。
ぜひ、もう一度時間が経ったらどうぞおさらいしてください。
◆自分の手で創り、手を動かして実物で学ぶ!!これが一番なり!!
算数力が格段に上がります。
円の面積や円周から始まり、やがて立体で苦労される中学生さんが多いですが、
おそらく、このように実際に実物で学ぶ機会がなかったからに違いありません。
算数のスケールもそうですが、立体も、実物を使って!!
手作り感満載でも、自分で創ると身体で学べます。エピソード記憶に残ります。
皆さんの算数力のアップに少しでも貢献できればと願っています。
ご参加いただけた皆様、どうもありがとうございました。
今後も、いろいろな場所で、いろいろな探Qをお届けしたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
次回は、9/21 (土)、土田小学校の近くの土田地区センターにて。
液体の探Qを実施予定です。
土田地区以外の地域にお住まいのみなさまも、ぜひご参加くださいね!
このネーミングは、探Qさんご考案です。
最初、ゴロゴロにしていたんですが (そのとき、寝転びたい願望でもあったのでしょうか)、
「それじゃ誰も行きたくないよ!」とのアドバイスを受け、
たしかに、ころころの方がいいなあと、納得して、お子様のアイデアに従ったわけです。
今日も暑かったですが、木陰はわりと風がありました。
眩しいほどに日当りが良い和室からの風景。
たしかに木々がほどよく揺れていました。
和室もなかなか良かったです。
何と言っても畳の感触が心地よいです。
脳も程よく活性化しますね。
◆大人にとってはとても難しいけど?
三連休にも関わらず、遠くから通っていただいた方もいました。
お父様にもご参加いただき同じ課題に挑戦いただきました。
「ムズかしい,方向が反対になってしまった・・・」
そのようなぼやきのような大人の声が聞こえる一方、
お子様達は、みなさんほとんど言葉を発せず、集中して黙々と課題を遂行され、
途中で、次の課題に移ろうにも中断するのが憚られるような雰囲気でした。
お子様同士はほとんど初対面にも関わらず、なにやら妙に一体感もあるような・・・
不思議な感じで、進みました・・・
2つめのワークで、こんなに集中してくださるとは予想外でした!!
しーんとしているように感じて、そんなに面白くないのかな、面倒なのかな、
最初は、そう心配になったのですが、どうやら違ったようです。
◆「今日は、時間の調整が非常に難しいぞ・・・」
時計を見て、どうしよう・・・次にいかねば・・・
そう思いながらも、止めるに止められない皆様の頑張りっぷり。
◆3つめは、ちょっと高望みだったでしょうか?
あえて、教材を2つにすることで、いやでもチームワークを必要とする課題を真ん中の3番目に設定したのですが、これは、やはりちょっと難易度が高かったでしょうか。
2チームに分かれてもらって、一緒に知恵を出し合って、回答を出す課題でしたが、
ちょっといきなりそこまでは・・・という印象でしたか。
良いのです、良いのです。この3つめのワークは非常にシンプルだけど奥深い内容です。
またしばらくして、ぜひご家庭でおさらいいただけたら嬉しいです。
◆小さなお子さんもいらっしゃるのに、6つも用意するなんて?!
欲張りすぎて、こちらが何種類ものワークを準備しすぎたせいで、
最後の方が慌ただしくなり、申し訳ありませんでした。
でも、今回皆さんがよく学ばれたおかげで、
6つ用意していたワークのうち5つも行なうことができました。
2つめ、3つめの課題にちょっと時間をかけすぎましたね。
最後の2つのワークをもう少しゆっくりできればよかったかな、そう反省しました。
◆ところが、ところが、その最後のワークよ!!たった5分間がまさかの・・・
一番最後のワークですが、
たった5分間で、よくそこまで気づかれたな、そう大変驚くできごとがありました。
お子様自らが、自分の手を動かし、自分の目で発見されたことです。
素晴らしかったですね。
そして、お友達にその発見をすかさず話され共有されました。
さらに、実際にもう一度実験してその発見が確かな事実であることを、
すぐさまその場で確認されました。
いやあ、たった5分間で、そこまで学んでくださるとは期待以上の成果でした。
まとめたり、感想を共有したりする最後の振り返りはまともにできませんでしたが、
最後まで攻めで実験を行なうイベントも時と場合によっては、アリなんだと思わせて下さった
今回のころころ探Qでした。
最後の5分しかなかったけれど、どうしても和室でしかできないころころ探Qのワークを
子どもたちに味わってほしいという細やかな願いが、5分間で無理矢理最後の探Qを実行させました。
その願い以上に、大きな果実が実ったようです。
この発見は、きっと今日参加してくださった子ども達に取って、
大きなプラスになったのではないかと思います。
同じメンバーで時空間を共有し、たった一度だけの探Qを一緒にするんですもの。
そう考えると、大きな奇跡の連続ですよね。
何も学びに限ったことではなく、すべてのことについていえるのですが、
崇高な学びというものであればなおさら、それは、
一瞬一瞬が奇跡であるということを強く感じさせるのです。
◆水糊ごめんなさい・・・
道具の反省点・・・
水糊が使いづらかったですね。
ごめんなさい。次回は、もっと使いやすい糊を準備しておきます。
スティックの方が皆さんお好きなのでしょうか。
大変申し訳ありませんでした。
◆探Qは、"ご家庭でできることだけを惜しげもなくご紹介!!
どうぞご家庭でもご家族みんなでいろいろ遊んでみてください。
立体の学びは、いろんな材料を使って、実物を使ってぜひどうぞ!!
3つめのワークは、ちょっと難しかったかもしれませんが、これはとても大切な問題で、
実際に手を動かすことでよく分かります。
ぜひ、もう一度時間が経ったらどうぞおさらいしてください。
◆自分の手で創り、手を動かして実物で学ぶ!!これが一番なり!!
算数力が格段に上がります。
円の面積や円周から始まり、やがて立体で苦労される中学生さんが多いですが、
おそらく、このように実際に実物で学ぶ機会がなかったからに違いありません。
算数のスケールもそうですが、立体も、実物を使って!!
手作り感満載でも、自分で創ると身体で学べます。エピソード記憶に残ります。
皆さんの算数力のアップに少しでも貢献できればと願っています。
ご参加いただけた皆様、どうもありがとうございました。
今後も、いろいろな場所で、いろいろな探Qをお届けしたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
次回は、9/21 (土)、土田小学校の近くの土田地区センターにて。
液体の探Qを実施予定です。
土田地区以外の地域にお住まいのみなさまも、ぜひご参加くださいね!
岐阜・生と死を考える会@中部学院大各務ケ原キャンパス
本日は、
岐阜・生と死を考える会に参加してきました。
暑かったですが、良かったです。
折角ですからご紹介しましょう。
◆発足は、1995年、今年で25年目
◆中部学院大各務ケ原キャンパスにて開催、毎月例会
◆今年は、年間テーマが、"いのちと死に向き合う"
◆年間会員 3,000円、随時参加500円 (1回)
==============================================
しかし、きれいな大学ですね。
私立の大学はどこもそうなのかもしれませんが、こんなに美しいキャンパスで学べる人たちが
羨ましいなあと思います。
本日、参加してみますと、およそ30人〜25名ほどの皆さんがいらっしゃいました。
中部学院大の先生方はもちろんですが、小学校?の校長先生もいらっしゃったようです。
みなさん、学びへの意欲が旺盛で熱心にお話に耳を傾けてらっしゃいました。
毎回、幅広い分野の講師を迎えられるそうですが、
今月は、岐阜大大学院医学研究科教授の加藤善一郎先生でした。
タイトルは、
「脱、『不登校』〜救『命』の現場から〜」
小児科医の先生、不登校をテーマに話される会ということで即座にお申し込みをしました。
前半の、生と死のお話、大変素晴らしいお話でした。
以前、わたしも図書館等で”いのちの探Q”というテーマで講座を開催しましたが、
非常にオーバーラップしており、原子から宇宙までを含む世界観でした。
本質的は同じことを大人向けに話すか、子ども向けに話すかというところでしょうか。
今回のお話を伺って、加藤先生に背中をおしていただけたように(一方的に!勝手ながらに!)感じました。
今後、子ども達といのちについて学ぶときには、よりいっそう、熱がこもりそうですが、
アツくなりすぎないように、ブレーキを踏めるよう訓練しておきます。
不登校の方のお話しですが、
今年度の公的な統計データは多くの人たちが知る所ですが、
ほんのわずかに挨拶に登校しただけでも出席扱いになるので、
実際にはもっと多い可能性もあるとのことです。
岐阜の中学校では8%とも10%とも言われる不登校の子ども達。
ODや発達障害との絡みで不登校児の特性(体質)を診断するところから始めメンタル面をケア。
ネット依存対策も関わり、不登校問題に積極的に関わる希有な先生とのことです。
自然との触れ合いの重要性も理解があり、最近漁師の資格を取られ、
無人島へ行き長良川で不登校児と遊ばれたり、
自然との触れ合い、楽しい遊びの効用をご存知の先生です。
子どもたちとの探Q的な遊びこそ、大事な治療であることをご自身の行為によって、
直接実証されているのでしょう。
"だいじょうぶ感",
これ、ほんとうに大事な感覚だと思います。
自分のソトもウチのも、不安定に先が読みにくい今の時代にこそ、
この”だいじょうぶ感"はとっても大切だと思います。
不登校の皆さんはもちろんですが、
不登校にならずギリギリのところで闘ってらっしゃる予備軍の皆さんも、
そうではなく、元気に通学されている皆さんも、
どんなお方でも、
加藤先生が提唱される このだいじょうぶ感の概念が、
"いつか救いになるとき" がやってくるのではないかと思います。
こちらで話されていますので、ご興味在るかたはどうぞ。
https://www.stepup-school.net/od/od01.php
お子様、そして保護者さまの
このだいじょうぶ感を高めるために、
微力ではありますが、探Q舎も、少しでも貢献できればと日々願っています。
岐阜・生と死を考える会に参加してきました。
暑かったですが、良かったです。
折角ですからご紹介しましょう。
◆発足は、1995年、今年で25年目
◆中部学院大各務ケ原キャンパスにて開催、毎月例会
◆今年は、年間テーマが、"いのちと死に向き合う"
◆年間会員 3,000円、随時参加500円 (1回)
==============================================
しかし、きれいな大学ですね。
私立の大学はどこもそうなのかもしれませんが、こんなに美しいキャンパスで学べる人たちが
羨ましいなあと思います。
本日、参加してみますと、およそ30人〜25名ほどの皆さんがいらっしゃいました。
中部学院大の先生方はもちろんですが、小学校?の校長先生もいらっしゃったようです。
みなさん、学びへの意欲が旺盛で熱心にお話に耳を傾けてらっしゃいました。
毎回、幅広い分野の講師を迎えられるそうですが、
今月は、岐阜大大学院医学研究科教授の加藤善一郎先生でした。
タイトルは、
「脱、『不登校』〜救『命』の現場から〜」
小児科医の先生、不登校をテーマに話される会ということで即座にお申し込みをしました。
前半の、生と死のお話、大変素晴らしいお話でした。
以前、わたしも図書館等で”いのちの探Q”というテーマで講座を開催しましたが、
非常にオーバーラップしており、原子から宇宙までを含む世界観でした。
本質的は同じことを大人向けに話すか、子ども向けに話すかというところでしょうか。
今回のお話を伺って、加藤先生に背中をおしていただけたように(一方的に!勝手ながらに!)感じました。
今後、子ども達といのちについて学ぶときには、よりいっそう、熱がこもりそうですが、
アツくなりすぎないように、ブレーキを踏めるよう訓練しておきます。
不登校の方のお話しですが、
今年度の公的な統計データは多くの人たちが知る所ですが、
ほんのわずかに挨拶に登校しただけでも出席扱いになるので、
実際にはもっと多い可能性もあるとのことです。
岐阜の中学校では8%とも10%とも言われる不登校の子ども達。
ODや発達障害との絡みで不登校児の特性(体質)を診断するところから始めメンタル面をケア。
ネット依存対策も関わり、不登校問題に積極的に関わる希有な先生とのことです。
自然との触れ合いの重要性も理解があり、最近漁師の資格を取られ、
無人島へ行き長良川で不登校児と遊ばれたり、
自然との触れ合い、楽しい遊びの効用をご存知の先生です。
子どもたちとの探Q的な遊びこそ、大事な治療であることをご自身の行為によって、
直接実証されているのでしょう。
"だいじょうぶ感",
これ、ほんとうに大事な感覚だと思います。
自分のソトもウチのも、不安定に先が読みにくい今の時代にこそ、
この”だいじょうぶ感"はとっても大切だと思います。
不登校の皆さんはもちろんですが、
不登校にならずギリギリのところで闘ってらっしゃる予備軍の皆さんも、
そうではなく、元気に通学されている皆さんも、
どんなお方でも、
加藤先生が提唱される このだいじょうぶ感の概念が、
"いつか救いになるとき" がやってくるのではないかと思います。
こちらで話されていますので、ご興味在るかたはどうぞ。
https://www.stepup-school.net/od/od01.php
お子様、そして保護者さまの
このだいじょうぶ感を高めるために、
微力ではありますが、探Q舎も、少しでも貢献できればと日々願っています。
『はらっぱ教室』 [探Q舎]
夏休みの読書感想文の課題で、
音の探Qについてお話ししました。
https://tanqsha.blog.so-net.ne.jp/2019-08-29
今回は、その逆バージョンです。
どのように文字にあらわすのか?ですね。
====================================================================
先日、とあるお子様に、にょきにょき成長しているね、
と言いましたら、
それ、のびのびじゃねえ?
と即座に指摘されまして。
このお子様にとっては、成長といえば、のびのび、そう決まってるようなんです。
いえいえ、いやいや、
いやはや、おやおや、
そこは1対1なんていう単純なものではないのでは?
もっと、もっと、
じゆうに のびのび、びよよーんと行きましょうよ♪
===============================================
こちら岐阜県ということで、せっかくですから、
岐阜県多治見市で昭和30年頃、数年間御活躍された
日本の教育者のお一人、
峰地光重氏をご紹介しましょう。
昭和の時代、岐阜県多治見市の甘原(つづはら)という集落で、
数年間、池田小学校甘原分校教諭をされていました。
65年ペスタロッチ賞受賞。
大変な時代にも関わらず、生活綴り方教育、郷土教育における偉大な業績を残された教育者です。
著書『はらっぱ教室』(1955年) という著書の中で、
「あかがえる」
という小学校2年生の松田かなえさんの作文があります。
この作品において、
注目すべきは、そのなきごえを実に豊かにいろいろな言葉で表現されているところなんです。
峰地氏は、
「実は、このかえるのなき声は、とらえどころのないような声で、いろいろとしなをかえてなきます。
わたしは、どういって文字にあらわしていいか、まよっていたのですが、かなえさんは、とにかく、こういうふうに、文字にかきあらわしてくれました。」
さて、どのようななきごえなのでしょうか。
一例ですが、たとえば以下の資料をどうぞ。
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/nihonaka.html
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/wav/KA099.WAV
みなさん、この泣き声を文字にしてみてください!
かなえさんを見習って、できればいくつかの豊かなパターンでお願いします!!
==============================================
峰地氏は、この著書の中で、
教科中心の教育の弊害を早い時代に見抜き、学習対象としての自然や社会をおきざりにしていると強く訴えています。
自然や社会を教科の中に閉じ込めて、教科一点張りで教育しようとしても不可能であると論じています。
人間は現実生活の中にこそより多くの真実をもっていると。
そういう考えから、子ども達が実際に住んでいる、生活している地域に密接した生活学習の実践を強調しました。教科、自然,社会、のバランスを大切に、自然、社会(つまり環境)と自分という存在を素直に直視する生活学習の重要性を喚起した教育者の一人でした。
===============================================
さて、にほんあかがえるのなきごえですが、
かなえさんには、こんな感じに聴こえたようです。
あやあ、おやあ
くるくる
くくくく
け、け
ご興味がおありの方は、にほんあかがえるのなきごえ、
ぜひ、他の映像でも聴いてみてくださいね。
音の探Qについてお話ししました。
https://tanqsha.blog.so-net.ne.jp/2019-08-29
今回は、その逆バージョンです。
どのように文字にあらわすのか?ですね。
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先日、とあるお子様に、にょきにょき成長しているね、
と言いましたら、
それ、のびのびじゃねえ?
と即座に指摘されまして。
このお子様にとっては、成長といえば、のびのび、そう決まってるようなんです。
いえいえ、いやいや、
いやはや、おやおや、
そこは1対1なんていう単純なものではないのでは?
もっと、もっと、
じゆうに のびのび、びよよーんと行きましょうよ♪
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こちら岐阜県ということで、せっかくですから、
岐阜県多治見市で昭和30年頃、数年間御活躍された
日本の教育者のお一人、
峰地光重氏をご紹介しましょう。
昭和の時代、岐阜県多治見市の甘原(つづはら)という集落で、
数年間、池田小学校甘原分校教諭をされていました。
65年ペスタロッチ賞受賞。
大変な時代にも関わらず、生活綴り方教育、郷土教育における偉大な業績を残された教育者です。
著書『はらっぱ教室』(1955年) という著書の中で、
「あかがえる」
という小学校2年生の松田かなえさんの作文があります。
この作品において、
注目すべきは、そのなきごえを実に豊かにいろいろな言葉で表現されているところなんです。
峰地氏は、
「実は、このかえるのなき声は、とらえどころのないような声で、いろいろとしなをかえてなきます。
わたしは、どういって文字にあらわしていいか、まよっていたのですが、かなえさんは、とにかく、こういうふうに、文字にかきあらわしてくれました。」
さて、どのようななきごえなのでしょうか。
一例ですが、たとえば以下の資料をどうぞ。
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/nihonaka.html
https://www.hitohaku.jp/material/l-material/frog/zukan/wav/KA099.WAV
みなさん、この泣き声を文字にしてみてください!
かなえさんを見習って、できればいくつかの豊かなパターンでお願いします!!
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峰地氏は、この著書の中で、
教科中心の教育の弊害を早い時代に見抜き、学習対象としての自然や社会をおきざりにしていると強く訴えています。
自然や社会を教科の中に閉じ込めて、教科一点張りで教育しようとしても不可能であると論じています。
人間は現実生活の中にこそより多くの真実をもっていると。
そういう考えから、子ども達が実際に住んでいる、生活している地域に密接した生活学習の実践を強調しました。教科、自然,社会、のバランスを大切に、自然、社会(つまり環境)と自分という存在を素直に直視する生活学習の重要性を喚起した教育者の一人でした。
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さて、にほんあかがえるのなきごえですが、
かなえさんには、こんな感じに聴こえたようです。
あやあ、おやあ
くるくる
くくくく
け、け
ご興味がおありの方は、にほんあかがえるのなきごえ、
ぜひ、他の映像でも聴いてみてくださいね。