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現実主義?理想主義? [中高生]


■中高生のみなさんは超現実主義でしょうか?
一般的に暗記科目と捉えられがちな地理・・・たしかに実際覚える単語も多いのですが・・・・
みなさんは、テストで得点を取るために、若者だからこそ可能な短期記憶のチカラを使って
一夜漬けで詰め込んじゃう派でしょうか?


■こんな考え、理想主義でしょうか?
いえいえ、・・・それはちょっとモッタイナイかもしれません。
そんな地理も他の教科と同じくやはり"想像力" が求められます。
ほんとのところは暗記ではなく、想像力をフルに働かせて学ぶ教科です。


■理想と現実の狭間で〜教科分断でなく、教科横断を!
子どもたちの学び環境を拝見していて常々心配するところですが、
物事を学ぶ際に、知識が細切れ、バラバラに捉えられがち・・・そのように強く感じます。
狭いスペースに、細かな知識が詰め込まれている印象です。
知識というよりも単語、知識の断片と言った方が正確かもしれません。

他と比べるわけではありませんが、例えば理科の教科書に哲学的な要素、道徳的な考察、
倫理観といったがものが含まれている教科書も世界には多く有るようです。

教科ごとの学びを意識しすぎることが、
学びのスケール感を小さくしているような・・・気がかりです。

教科横断型の学びが徐々に増えつつありますが、まだまだ教科間のつながりが弱い、というか、
教科の境界を強調しすぎているのではないでしょうか。

さらに困ったことには、たった一つの教科の中でさえ、知識の伝授が体系化されていないように感じます。やはり、ここでもバラバラに移るんですよ。
高度な専門化、細分化は大学からで十分ではないかと思うのですが。
"つながり"が大切、そのように思いますが、みなさんはどのように思われますか。


■幼児期、学童期の学びを思い出しましょう!〜探Q力の再開発を!
おそらく、学びの本質を教えてくれるのは、小さな子ども達です。
中高生のみなさんにも、学びの本質を忘れずにいてほしいです。
広く深い世界観を失わずにいてほしい、そのように願っています。

貴重な学びの時代をできるかぎり、活きたものに。

なぜなのか、
どうしてなのか、
なぜそうなったのか、

歴史や文化の流れを把握することを心がけつつ、
興味関心を持って映像を思い描くこと。
その時代に生きていた人々の気持ちになって、
その場所に生きている人々の立場に立って、知ること。


想像力を働かせれば、厚みのある学びになるのではないでしょうか?

想像力、探究心を大切に、ということになります。
小学生の皆さんと同様に、やはり中高生の皆さんにとっても
探究心を失わずに、好奇心旺盛に、想像力豊かに学んでほしいと願っています。


■考える力が求められる時代に〜地理の学びが大いに役立つ?
地理を学ぶ中で大事にしてほしい視点。
学生さんの時期を終えて、地理で学んだことを活かす機会は多くあるのではないでしょうか?


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■再び、現実主義へ〜


■地理で、情報収集力、情報分析力をきたえましょう!
大学に進まれる方、進まれない方、様々ですが、例えば、センター試験。
地理では、図、表、グラフ、地図、写真を見て情報分析できる力が問われます。
これまでに見たことのない、初めて出会うデータを見て、どこまで分析できるか、
分析力、思考力、判断力が問われます。
最近では、小中高のいづれの学校でもこの手の問題が増えつつ有ります。


テストではなくて,実社会においても情報収集力、情報分析力は、必須ですね。
社会人にとってもこれらの力を発揮する機会は非常に多いことと思います。
大人になれば、日々これまでに出会ったことのない新たな問題に出くわし、
次から次へと自力で問題解決を迫られるのですから。


状況を把握し、冷静に現状分析し、できるかぎり良い解決策を見出さなくてはなりません。
普段から、データを比較、分析することを大切に、テーマを整理整頓し、
知識をカテゴリーで整理するなど、情報の整理に留意すると将来に役立つでしょう。



■グローバルな視点もきたえましょう!
普段から、日本だけではなく、世界的な視野で物事を考える習慣をつけておくとよいかもしれません。
例えば、日本のことを学んでいるときにも、他の国ではどうなんだろう!?
というように、視野を広げておくと、同時に体系的に知識を増やすことができるので頭にも入りやすいのではないでしょうか。


■想像力をきたえましょう!
統計資料、地図帳など、現在持っている資料はできる限り有効活用しましょう。
例え、学校の授業で資料を見ましょう!と指示されなくても、
折角ですから、手元においておき、良いタイミングで全ての資料に目を通して知識を整理すると良いと思います。文章だけでなく、映像の助けはほんとうに大きいものです。

世界地図や地球儀を思い浮かべましょう。
ときには、遠い過去〜未来まで時間の旅をして、普遍的な教訓を発掘しましょう。
ときには、宇宙全体を想像して、スケールの大きな学びを発見しましょう。


自然の摂理に、宇宙の原理原則に立ちかえって、改めて物事をみるとき、
これまでにない新発見が訪れるかもしれません。










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イラストの功罪 [中高生]

イラストの功罪

中学生さんたちが、学校の授業で分かりにくいとおっしゃるところが、
気持ち悪いほど共通していましたので、これは大変面白い現象だなあと思いまして、
そのうち3カ所ほど調べてました。
そんなに難しくないところだし、どうしてなんだろうと思いまして。


今回の例は、理科の分野ですが、
よく多くの方がつまづかれる計算問題を必要とする単元ではありません。
自然現象、生命の現象を学ぶ単元でした。

どうやら教科書の図に原因があるのではないかということが明らかになりました。
たしかに、子どもたちがスッと理解しにくい箇所の図は、かなりわかりにくいものでした。

こんなこと申し上げたら教科書会社さんに怒られるかもしれませんが、
折角ですから勇気を出して申しましょう。
教科書会社さんの関係者さんがいらっしゃいましたら、ぜひお願いしたいと思います。


人間の五感のうち、最も多くの情報を含むのは視覚です。
図や映像は、事実として多くの情報量を含み、全体像を捉えることができるため、
表現方法として非常に便利です。

しかしながら、その一方で、
その図や映像の善し悪しによって、
私たちに与えるイメージが全く異なるものになってしまう恐れがあるのもまた事実です。


学校の授業の場合なら、授業中、クラスの何人もの子どもたちが共通して分かりにくいと意見が出た場合には、担当の先生がおそらく別の補助的な教材をすぐさま追加されるのではないでしょうか。


お家で学習されている場合でも、
教科書の図だけでは理解が不十分ならば、スッと飲み込めないままスルーせず、

はやいうちに、一旦立ち止まって、

別の図や映像を補足的に使って理解を助けましょう。
副読本のようなものは、皆さんお持ちなんでしょうか。
副読本の有無について、尋ねればよかったですね。
教科書以外のサポート的な教材あれば、面倒がらずにそれらを有効活用しましょう。
きっと、もっと適切な納得して理解できる図が存在するはずです。

スマホをお持ちの学生さんならば、ぜひこういうときにこそ活躍させましょう。

脳の中で誤ったイメージが固定化されてしまう前に、真実を知りたいですよね!!

ちょっと、ここわかりにくいな・・・と思ったら、ちょっとだけ別のイメージ図を探してみる。

今回は、中学校理科のつまづき防止作戦として、ひとつの方法をご紹介しました。

テストのために、成績のために、用語を暗記する学習と捉えるのではなく、
自然の精巧さ、素晴らしさ、奥深さを学ぶ学問と捉えます。

全体像を捉えてイメージしながら"しくみとして理解"すると、
学問としてのより、大きな視点が得られるでしょう。

自然の美しさ、精巧さに触れるたび、
いかに計算され尽くしたシステムが構築されているかに気づきます。
人間それ自体も、自然の一部です。

そこからは、永遠に探究が続きます。
私は、これを探Q力とよびたいと思います。





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ほんとうに学びたい子ども達の行き場はどこにあるのやら? [中高生]

【ほんとうに学びたい子ども達の行き場はどこにあるのやら??】

中学校の授業、なんとかならないかと思っていることです。
いろいろと大変であろう中学校さんのことですので申し上げにくいのですが・・・

複数の学校の授業を存じていますが、英語も数学も進度が遅いことが気がかりです。
みんながついて行けるように配慮されているのかもしれませんが、
かえって多くのお子様たちの学習能力に足踏みさせているように思えてなりません。
子どもたちはもっとできるのに、階段の踊り場に踏みとどまされているのではないでしょうか。
子どもたちを引き上げるしくみが欠けているのではないでしょうか。
もしかしたら、しくみ以前のもっと根源的な問題かもしれません。


一方で、学習塾や予備校のようなところは山ほどありますが・・・

進学塾に行く子ども達が、本当に学びたい子どもたちなのでしょうか。
補習塾に行く子ども達が、本当に学びたい子どもたちなのでしょうか。
個別指導塾や家庭教師がほんとうに学びたい子どもたちの学び欲を満たしているのでしょうか。

本来、子ども達みんながもっている

"学びたい欲、知りたい欲"

を満たす学び場が一体どれだけあるのでしょうか。




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能ある鷹は爪を隠さずにいこう [中高生]

複数の市の複数の中学校の生徒さんたちと一緒に学んでいます。
公立の中学校の授業に関して気がかりなことがあります。


それは、授業のレベルと進度に関してです。
潜在能力が高いにも関わらず、ほんとうはもっとできるのに、
授業のコース選択で低い方を自ら選んでいたりしませんか?
授業の進度とレベルが子どもたちに足踏みをさせているように思えてならないのです。
謙虚でありすぎるのではないかと思うのですが・・・・・
先生のアドバイスなら仕方ないでしょうけれど、もしも自己評価で"ひかえめ謙虚コース"を選択されているのでしたら、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。


授業のレベルが低すぎたり、進度が遅すぎる中で、
ほんとうの力を発揮するチャンスを失うのはもったいない気がしてなりません。
同じ、授業時間ですし、学校の授業はとても沢山の学習時間を費やすものですから、
子どもたちには、積極的に挑戦してほしいと願っています。
少なくとも、少し頑張る気持ちになるくらいの学習環境を確保できるといいと思うのですが。
筋肉と同じで、少し負荷がかかるくらいがオススメですよ。


随分昔の映画ですが、落ちこぼれの天使たちという実話をもとにした映画があります。

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辞書の使用は結構大事だと思います [中高生]

今回は、(余計なお世話ですが、)中学生さん向けの内容です。

■もしも、英語学習の向上に停滞がみられる、そのようなお子様がいらっしゃいましたら。
←辞書が活躍しているかどうかがポイントではないでしょうか?
英語の学習方法を理解できていない可能性が高いかもしれません。
学習時に辞書を面倒くさがらずに、きちんと使用されているか御確認されると良いかもしれません。

中学生さんのわりと多くのお子様たちに共通してみられる傾向であるように思われます。
英語の学習の際に、辞書をひく習慣がついていないような印象を受けます。
英語の学習時は、迷わず辞書と共に、だと思います。


■学校の授業と自宅での英語学習の違い
彼らの学校の英語の授業がどのようなものか、存じ上げませんが、
そもそも授業の特性上、学校の授業の中では辞書をひく場面がなかなかないのが実情であるように
思います。
従いまして、英語の授業と、自宅での英語学習は異なる形式でなされることになるでしょう。

少なくとも、単語や文章を記述する際に、あれっ?とかスペルどうだったっけ?と思った時には、
(教科書のここに書いてあった!と記憶している場合は別として、)
否応無しに正確な綴りを、辞書を自分で引くことによって直ちに確認する必要があるでしょう。


■保護者さんにおすすめの方法
この単語の意味が分からないからちょっと、代わりに辞書を引いてみて、
とお子様にお願いしてみることです。
普段どれだけ辞書を引き慣れているかがすぐにわかります。


■紙の辞書と電子辞書の使い分け
中学生のうちは、和英辞書、英和辞書を持たずして、
英語の学習をするのはかなり厳しいのではないでしょうか。


紙の辞書と電子辞書の選択ですが、もしも可能であれば、使い分けるのが理想的だと思います。
が、もしもどちらかを選ぶという条件でしたら、中学生のうちは紙の辞書をお薦めします。

やはり語彙力が少ないうちは、語彙力を増やすことが重要だと思います。
電子辞書は基本的には、その単語だけしか表示されませんが、
紙の辞書では一度に多くの単語が目に入ってきますし、多くの用例や意味がまとめて確認できます。
従いまして、紙の辞書の方が学びの効率が圧倒的に高いのではないかと推測できます。

電子辞書の場合は、音声で発音してくれたり持ち運びに便利だったりしますので、
外出時や通学時にこちらを使われるのがよいのではないでしょうか。

■辞書をひくのに要する労力と時間
使う回数が増えればあっという間にひけるようになりますので、
労力も時間も電子辞書を使用する場合と殆ど変わらないように思います。






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ソニー生命ニュースリリース〜中高生が思い描く将来についての意識調査2017 [中高生]

http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_170425.html
ソニー生命さんのリサーチです。

ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2017年3月21日~3月27日の7日間、全国の中高生に対し、「中高生が思い描く将来についての意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(中学生200名、高校生800名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

いろいろと興味深いリサーチ結果がありましたが、以下、一点だけ載せておきます。

●中高生が考える“カッコいい大人”とは、どのような大人なのでしょうか。

全回答者(中学生200名、高校生800名)
中学生
「好きなことに打ち込んでいる」50.5%、
「マナーがしっかりしている」49.5%、
「身近な人々(家族や仲間)を大事にしている」47.0%
「面白い・ユーモアがある」が47.0%

高校生
「マナーがしっかりしている」53.1%
「好きなことに打ち込んでいる」51.9%、
「身近な人々(家族や仲間)を大事にしている」46.4%
「仕事に打ち込んでいる」46.4%

“好きなことに熱中している大人”、
“きちんとマナーを守っている大人”、
“家族や仲間を大切にしている大人”

をカッコいいと思う中高生が多いようです。

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みなさま、ご感想はいかがでしょうか?
お子様が、ポジティブな大人に囲まれていらっしゃることを祈りつつ……………..

小学生にも同じ質問をしてみたらどんな感じなんでしょうね。
中学生とほぼ同じ回答でしょうか。
うーん、自分にあてはめて考えてみます。
好きなことに打ち込んでいる◎、
マナーがしっかり○、
家族や仲間を大事にしている○、
仕事に打ち込んでいる◎、
面白い、ユーモアがある○か△
自分に自信がある◎
おしゃべり、トーク上手  あまり口数が多くなく聞き手ですので△かな…..
対等な目線で接する (上から目線にならない)○

マナーを守り、ユーモアのある人間を目指します。トーク力も鍛えなければ。
少なくとも、未来を担う巨人達にネガティブな印象を与える大人にはなりたくないです。
同じ大人なら、ポジティブな印象を与えられるよう、自らポジティブに生きる大人でありたいと思います。

2017.4.29 日本の中高生が大人をちっとも尊敬しない悲しき事情 [中高生]

同じく、DIAMOND onlineよりご紹介します。
2017.4.29 唐仁原俊博
日本の中高生が大人をちっとも尊敬しない悲しき事情

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ソニー生命調べ

一部、引用します。
●高校生だと大人が「大変そう」「疲れている」と感じている人が9割を超えている。「楽しくなさそう」というのも73.5%。「暗い」と感じているのが67.6%。

●さらに悲しいことに、「大人を尊敬できない」という高校生は56.9%、中学生は56.0%と、どちらにおいても半数を超えてしまった。大変で、疲れてて、楽しくなさそうで、暗くて、しかも尊敬できない。

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あまりに、ネガティブなイメージですね。
ここまでネガティブな印象を中高生に与えてしまっている大人の責任はとても大きいように感じます。
大人の人々、それぞれ自分自身をみつめなおすことも必要ではないでしょうか。
もう少し、ソニー生命さんのHPより、アンケート調査結果をみてみたいと思います。


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