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道の探Q [中高生]

中学生さん、高校生さん。


普段はけっこう慌ただしいですし、
じっくり自分と向き合うことが難しい人たちが多いのではないかと思います。

もうすぐ夏休みです。
道の探Qの絶好のチャンスです。

道の探Qって何だよ、そう感じられるかもしれません。
でも、突き詰めると日常生活の全ては道の探Qに辿り着くのではないでしょうか?
普段頑張っている学習も、この道の探Qに辿り着くものでしょう。



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職業ガイド本。

■『13歳のハローワーク』村上龍(幻冬舎)2003。
500種以上の職業が紹介されています。
・・・が好きかどうか?、自分の好奇心と向き合って、自分の好きな物、好きなことを絞り込んで行きます。当時、大きな話題となりミリオンセラーとなりました。
先日、確認したのですが、今でも、大きなヒントになるガイドだと思います。


■新 13歳のハローワーク 村上龍(著)、はまのゆか(イラスト) (幻冬舎)2010
2003年版に89種類の新規職業が追加されています。
2010年発行ですが、職業とは何か?について考えるきっかけにもなりますし、
世の中には多種多様の職業があることを知ることが最重要であると思います。

近い将来なくなる仕事が沢山出てくると言われますが、現状を把握することもまた重要でしょう。
これからの時代に、重要になってくる職業はどのようなものかについても同時に考えつつ、
自分にとって興味関心の強いモノ・コトを探っていきましょう。

世の中に多種多様な職業があることは、自分には沢山の選択肢があることを意味します。
もしも、ピタリと当てはまるものがなかったら、、、一つの方法は創り出すこと・・・


新しい時代に備え、新版が出ているかとちょっぴり期待して調べてみましたが、
2010年以来出ていないようです。

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暑い日々が続いているので、屋内でゆっくりもいいでしょう。


例えば、

涼しい部屋で、力を抜いて寝転がりながら、一人でじっくりと、
あるいは、静かで快適な図書館の中で、ぺらぺらとページをめくって、
また、あるいは、家族みんなでワイワイと何やらかんやら言いながらでも面白いかもしれません。




生真面目に読まなくても、
焦点をぼかしながら、極力省エネでぼんやりと眺めていたとしても、
自分の中の自分はきっと、自分にとって大切なところを発見してくれることでしょう。


道の探Qをせずに生きて行ける人はおそらく一人もいないのではないでしょうか。


可能性溢れる皆さんには、これから素晴らしいことが沢山待っていると思います。
この夏休みに、自分の探Q、自分の創造、試してみてはいかがでしょうか?

実り多き良い夏休みとなりますように。

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オープンキャンパスのご案内 (多治見市根本交流センター) [探Q舎]

小中学生さんへ。

多治見市根本交流センターにてオープンキャンパス開催します。
7月5日〜19日までの受講受付期間に受講券をご購入下さい。

詳細は、こちらにどうぞ。
https://www.tankyusha.com/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%9B/




19日までまだ日にちがありますので、受講お申し込みを迷われてらっしゃる方は、
お気軽にお問い合わせ下さい。

https://www.tankyusha.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E3%81%8A%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF/

お気軽に探Qを体験できる3回の講座です。

2回目、3回目の内容は、
受講生の皆さんの年齢や雰囲気から決定しようと考えています。


遊びから学びへ、
いつもと、ちょっと違う学びに触れたい、そんなお子様にピッタリです。

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未来の研究者あらわる?! [探Q舎]

一ヶ月の研究を終えて。

振り返りにて。
なかなかムズかしいリクエストをされるのです。

自分は納得できたと。満足いく結果を得たと。


しかしながら、
他のお友達に自分と同じ実験をしてみてほしいと仰せなのです。
誰かやってくれる人はいないのかと仰せなのです。

他のお友達が自分と同じように実験したら、
どうなるのか、その結果をどうしても知りたい、確かめたいと。
次は、自分は実験せずに、経過観察だけしたいのだそうです。

この清廉潔白のお言葉。
研究界の皆さんに聞かせてあげたいですわー。


うーん。これは、未来の研究者かもしれませんよ?!
若干7歳にして、科学研究の再現性と中立的、客観的な見方の重要性をご存知で・・・


実験結果を再現できるかどうかまで、シビアに追究される姿勢は素晴らしい!!
しかも、第三者に委ねられるとは・・・
参りました。恐れ入りました。

この冷静沈着で、偏らない心持ち。
ほんものの研究界の皆さんに見習って頂きたいですわー。








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不思議なこと、ちょっぴり悔しいこと [ジャンク]

不思議なこと、ちょっぴり悔しいこと。

いつも、連絡しようかな、と思った矢先に絶妙のタイミングで連絡をくれる友人。
どうやら、気持ち悪いくらい同じタイミングでお互いのことを想っているようで。

これはずっと昔からそう。
たいてい、こちらが、タッチの差で先を越されてしまうのだけど、

次こそは、負けまい。

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多治見北高校にて小5、小6対象の探究型学習の体験授業 [ジャンク]

小学5・6年生・保護者対象のオープンスクールが多治見北高校にて実施されるそうです。

http://school.gifu-net.ed.jp/tajimikita-hs/tankyu/tankyu.html

平成30年8月1日(水)13:30~15:30

必ず保護者同伴という条件です。
8つの探究型の授業が行われるそうです。

こちらも見学させていただく予定です。
どのような授業なのか楽しみですねえ。どれにしようか迷います。
身体を8等分して、全部見学したいくらいです。

7/13が申込み締め切り日です。

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【夏休み、自由研究サポートのお知らせ】 [探Q舎]

小中学生を対象に、夏休み【自由研究サポート】を実施します。

詳しくは、こちらをご覧下さい。
https://www.tankyusha.com/%E8%87%AA%E7%94%B1%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/

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塾生の方 (塾生割引有) も、塾生でない方もお待ちしています。
現在、お申し込み受付け中です。先着順にスケジュールを組みます。
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自由研究は、貴重な時間と労力をかけ"探究する絶好のチャンス"です。
この機会をいかし、自由研究の課題を、"深い探究学習"へと転化しましょう。

一人一人に合ったサポートを提供いたします。
既にテーマを決定された方でも、具体的な方針や方法など相談を必要とされてらっしゃる方は、
どうぞ探Q舎へお越し下さい。

お待ちしています。


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『石井桃子談話集  子どもに歯ごたえのある本を』  河出書房新社 2015 [探Q舎]

5月に『小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙』ベスト10の結果を見て以来、
子ども達にとってよい本とは何か?という問いを抱き続けています。

それから、子ども達は、夏休みの読書感想文の本選びに大変苦労するというお話しをよく聞きます。

おすすめ図書の紹介本は、大人の世界でも子どもの世界でも多く出版されています。
それでもなお、とってもお気に入りの本に出会うのって、ほんとに難しいと思います。
ましてや、課題図書になると、課題のための読書になってしまうため、ハードルが一気に上がるのは事実でしょう。どうしても、純粋に楽しむことが難しくなるため、お気に入りになっていたかもしれない本が、お気に入りになりえなくなる、というのが本当のところかもしれません。





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児童文学で絶対に外せないのは、子どもの文学の世界に大きな貢献をされた開拓者の
石井桃子氏。

お父さん、お母さんなら、きっとご存知のことと思います。
いしいももこ、の方が慣れ親しまれているかもしれません。
幼児教育、初等教育関係者なら、漢字もひらがなのお名前もきっとよくご存知のことと思います。

2008年に101歳で亡くなりましたが、
高齢になられてもなお精力的に執筆に励まれていました。

特筆すべきは、自宅の一室に子どもの図書室を開かれていたことです。
やはり、子ども達が本を読むその現場を実際に目で見ないことには答えは見つからない、
という信念のもと、実行されたとのことです。

この想いに、この行動に強く共感します。


■石井桃子談話集  子どもに歯ごたえのある本を  河出書房新社 2015
タイトルに魅かれ、読んでみることにしました。
いくつか重要なヒントが得られました。
(ただし、編集が適当なので、テンポは悪いです.)


アメリカやイギリスの図書館を見学されて、何十年単位で読まれている本を分析されたそうです。
もちろん、昔の話しですが、本に"普遍性"を求めるならば、今もきっと変わらないでしょう。


p126
読まれる本はどこかに共通点があるわけです。題材はみんな違いますけどね。
その共通点をまとめると、メッセージは普遍的なんです。
万国共通なんですよね。

何を目安に選ぶかというと、子どもには、外の世界がどう目に見えるように書かれているかということです。

やはり子どもにとっては、手ごたえをもって掴めるものがあるかということですね。


p216
もとから持ってる生命力を失ってしまったら、どうなるでしょう。
たとえば、人間の社会をブロック塀に例えてですね、
人間の古くからの思考力を失ってしまった者たちで社会を満たしてしまったら、
ただブロックに鉄筋入れないようなもので、風が吹くと、
ガラガラッと崩れちゃうんじゃないかなあって気がとてもするんですね。


言葉、文字、本、とてもだいじだと思うんです。












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測り出して止まらない [探Q舎]



本日、畳部屋に初めて入られたことで、スイッチがONになりました。
その後は、何から何までメジャーで測りたくなったようで、もう止まりませんでした。

「畳の大きさは決まっていて、この部屋の畳はみんな同じだよ」
とつい言ってしまったんですが、

「でも、測ってみないとわからない!」
とおっしゃってご自身で確認されました。
感心です。
こうして、自分の手と目で納得するまで確認することはとっても大切ですよね。


畳からはじまり、天井から床までの高さ、ドア、窓、照明、エアコン、パソコン、リモコンまで、
2部屋のほとんどの箇所を次から次へと測定されまして・・・

なにせ、自宅兼寺子屋なもので、全部測られるということで、
正直ちょっと恥ずかしかったのですが、
お子様のパワーには敵いません。無抵抗です。

ロッカーにしまっている脚立も登場です。

先に予想してもらいつつ、実測します。
ピタリと当てるのは結構難しいものです。


こういう体験、きっと大事なのでしょうね。

ゆとりがないとできないものでしょうけれど、
お子様のノリノリで何でも測りたい!という気持ちが湧いたちょうどその時に、
これを逃さない!が大事なのではと思いまして。

色々な景色をみて、色々なものを見て、目測が上手にできると便利ですし、
世界を見る目、科学的なセンスも磨かれて行くでしょう。


最後に、見取り図を描いて、実測した長さ、高さを記入しました。
きっと、これからは、これまでよりも目測が上手にできるのではないでしょうか?

暫く立ったら、確認してみることにしましょう。



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共感力を高めよう! [探Q舎]

共感力を高めよう!

今回の考える力では、

本を音読して、お家の方へ読んだ本のストーリーを伝えるために要約すること、
そして、感想文を書くことの二つを行いました。

主人公の立場、そして、主人公以外の登場人物の立場、両方の立場になって、
共感力を高めます。


音読しながら、ひっかかる言葉に出会うたび、を次々に質問されるお子様。


"ちゃんと"と"しゃんと"はどう違うの?
もってこいってどういうこと?
○○ってどういう意味?


気になって前に進めないのですね。
言葉の一語一語と向き合い、丁寧に噛み締めていくこの真摯な姿勢、素晴らしいです。


どう違うと思う?
どんな意味だと思う?間違ってもいいから予想してみよう。

そして、その後、対話してみたり、一緒に調べてみたりして、
進めて行きます。

最近のお子さんは、検索上手ですね。
ちゃんとと、しゃんとを一緒に入れて調べてみて!!
と指令される始末です。仰せの通りに・・・



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本読みを開始されて、しばらくした後、
さきほどまで机に向かってピシッとされていたのに、
急にリラックスした態勢に。
途中で、壁のそばに移動されて、壁にもたれかかって読まれました。


果たしてこれはどうしてだろう?

と思いましたら、そのタイミングは、ちょうど主人公が大きな木によりかかり、
眠り始めるところだったのです。
自分の身体も何かによりかかって、主人公の気持ちを体感しようとされたのでしょうか。
お子様の身体は、共感力の高め方を良く知っているのかもしれません。

感想文には、自分も大きな木のそばで眠ってみたいとありました。
ぜひ、この夢は早いところ実現させてほしいですね!!

これは、最高に気持いいですから。


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丁寧に読まれるためか、こちらのお子様は本を一冊読みきるのがまだ少し重荷であるようですが、
徐々に慣れてこられるでしょう。

次回は、ステップを踏みながら、要約力を高めていきます。




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人生で最初で最後! [探Q舎]

授業の中でのお子様の発言。

「こんなことできるの、人生で最初で最後だよ!」
とか、
「一生のうちで一回だけだからっ!」
とか、

このような発言があります。


まだ、一桁の年齢なのに、自分の人生を見通せているのだなあと、感心します。


そして、探Q舎の学びを、

一生を通した中の学びとしてしっかりと捉えてくれていること、
たった一回きりの貴重な経験だからと、大切に考えてくれていること、

に、感謝感激です。


こちらも同様です。
子ども達と同様で、そのとき、その場所での、
"たった一回きりの学び"、が日々続いて行きます。



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