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懐かしい字をみてほっとする [ジャンク]

突然のお届け物。
大学時代のクラブの同級生からだった。

中にお手紙が。
とっても懐かしい字。
大学生の頃からずいぶんときはながれたが、
友人の字は、かわらない。

安定感があり、落ち着いた、温かな字。
お手紙ってやっぱりいいなあ。

いますぐ飛んで会いに行きたくなった。
これ、ほんと。

ああ、どこでもドアがほしい。
いや、タケコプターでもいいから・・・・

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初めて図書館で [ジャンク]

ここのところかなり煮詰まり、生産性が下がりつつある。
これではまずい、なんとかしなければ。

顔を突き合わせディスカッションできる仕事仲間が近くにいれば有り難いのだが、
なかなかそううまくはいかない。

少し気分を変えてみよう。
図書館へ。
デスクを使っている人は少なく机が広々と空いていた。
初めて、図書館で仕事してみることにした。
期待以上にいい感じだ。


普段パソコン前にいることが大半なのだが、
たまには手書きの時間もよいものだ。
静かに作業を・・・いつもより丁寧にノートを書いてみる。

こんなことしたらきっと面白いだろうなあ・・・
もうひとひねりしたい・・・
どうして・・・なんだろうか?
最新の研究成果はどこまで得られているかおさえなければ・・・
そもそも、始まりは・・・?
ここは、絶対にはずせないポイントだ。


ゲーテは、「手が記憶する」といった。


手が記憶するものは、普段考えている以上にずっと奥深いものであるようだ。
手でものを書く機会が極端に減っているからこそ、
意識的に手が記憶する機会をもちたい思う。


場所を変え、手書きした2時間半。
新鮮な時間だった。



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世界の名言_part6 (スヌーピー) [ジャンク]

世界の名言_part6
Snoopyに出てくるふかーい名言。
アメリカの漫画家チャールズ・モンロー・シュルツの『ピーナッツ』に登場する犬。
snoopy”には「うろうろする、のぞきまわる、詮索ずきの」という意味がある。


●They say the best way is just to live one day at a time・・
最善の生きかたは一回に一日ずつ生きること・・
サリー

●I need plenty of rest in case tomorrow is a great day・・
あすがすばらしい日だといけないから、
うんと休息するのさ・・
スヌーピー

●In the book of life, the answers are not in the back !
人生という本の中では答えはうしろにはない!
チャーリー・ブラウン

●I climbed over the fence, but I was still in the world !
へいをのりこえたけど、そこも世界の外ってわけじゃなかった!
スヌーピー

●Don't say, "ALWAYS"! Nothing in this life is for "ALWAYS" !
"いつも”っていうなよ!人生に"いつも"はないんだ
ライナス

●The less you want, the more you love.
欲しいものが少ないほど、もっと愛することができるよ

●Learn from yesterday. Live for today. Look to tomorrow.
昨日から学び、今日のために生き、明日に目を向けよう

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石ころを見つめて [探Q舎]

石を集めました。

実は、石の探Qはもう少し先に予定をしていたのですが、
別の授業で外に出た際、ひょんなことから石を集めることになりました。
予定通りでない流れも、時には面白いかなという判断で、そうとなれば、Go ! です。

私もついついハマってしまい、一緒に楽しんでしまいました。
久しぶりにいろいろな石ころをじっくり、
ひとつひとつつまんではみつめるという静かな探究です。

多くの種類の石を集めて水で洗ってきれいにしてもう一度観察しました。
水で洗う前と洗った後、随分違ってみえるものですね。

とってもカラフルで多くの種類の石から、
同じ種類と思われるものをまとめて行きました。

キラキラ光るもの、きれいな模様の入ったもの。
滑らかで丸いもの、ギザギザ、カクカクしたもの。

どれも、ほんとうにきれいに見えました。
「どれが好き?」って聞かれてちょっと困りました。
どれもほんとうに捨て難くて。
なかなか選べないのです。

じっくりみつめる時間もときには、いいものです。


当たり前かもしれませんが、一つと同じものはありません。
でもそのことをほんとうに知るには、断言するには、
じっくりみつめてこそ、対象と向きあってこそ。

パッと一瞬みて、とか、
遠くからざっと、とか、
そんなことではとてもとても、
どれも同じに見えてしまって、ほんとの姿はみえないのです。

いつの間にか
石ころ一つ一つが、子どもたちと重なり合って。

そんなことを考えていたら、

お子さまが、
「ひとつだけもいいけど、ごちゃごちゃ色んなのが混ざっていると余計にきれいだね。」
と。

全く同感です。

いいこと言いますねえ。

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鉱物へ、地殻へ、元素へ、

さらに、探究は続きます。

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フィンランド教科書 (生物分野) [リサーチ]

フィンランド国内で最大のシェアを持つSanoma Pro社出版の、
教科書 (生物編) を読んでみた。

■対象
日本の中学校にあたる7年生から9年生

■学習の柔軟性
そもそも学校の学習に対する考え方が大変柔軟な模様。
教科書に縛られないという、教師に多くの裁量が与えられている。
p109より。
国家教育委員会が定めた到達目標を達成するために、新・旧、また他社を含め様々な教科書、
時によっては、大学のテキストを中学校の段階で使用することがある。
これらの対応は、指導する教員に任されている。

■内容
・生体システムとして各システムの相互の関連性を重視しており、体系的に述べられている。
・図表や解剖図と文章の割合では、文章の方が多い。ただし、電子顕微鏡写真はかなり多い。
・どう考えるのか?という問題提起が多く、自分自身の考えを問われる場面が頻発する。
・マインドマップの多用
 p124, 練習問題、タバコと体
 タバコの有害な影響について*マインドマップを作成しなさい。
 *フィンランドの教育現場では、小学校からマインドマップはよく用いられている。
 イメージマップともいう。
 (探Q舎でも積極的に使用)

・いきものを"高度な生体システム"として捉える。
その"しくみ"、その"つながり"、に焦点をあて、命あるものとして生きていけるのは、
このような精巧なシステムが背景にあるのだ!と伝えることに主眼が置かれているようだ。

■日本の教科書との対比
・生物は暗記科目なんかではない。
 日本の中学、高校の"生物"の教科のイメージは、
 物理や化学に比して沢山のことを暗記する科目と捉えられがちだが、
 暗記科目と言うイメージはどこにも見当たらない。

 なぜなのか、"しくみ"はどのようなものか、"つながり"はどのようになっているのか。
 すなわち、ものごとを論理的に、階層的に、体系的に、深く考えることが常に求められる。

・日本の教科書に比べ、情報量が圧倒的に多く、内容も高度で詳しい。
 日本の高等学校の学習内容以上の知識を与えている。
 例えば、人体の骨の構造では神経や血管を通るハヴァース管まで記載されており、
 大学でさえも医学部の人しか習わないのではというような知識もあった。

・タバコの悪影響を真っ向から警告
 p120、5章代謝の呼吸のセクションでは、タバコは呼吸器を破壊することを示している。
 喫煙者の真っ黒の肺の写真を載せており、肺胞がタールで一杯になっていることを示している。

・哲学、道徳的な分野とも関連づけがなされており、深く考えさせられる内容。
 第一章、生命の特徴、生命とは何か?から始まり、最終章、人の一生、幸福な人生とは?で終わる。

・生殖の章では
 「成熟する性」、「責任あるセックス」、「赤ちゃんの誕生」の3章から成り、
保健(日本の高校の性教育?)の分野や、思いやりなど人の尊厳に触れる道徳分野が融合している。

・文章の中に、具体的な数字も比較的多く記されている。
 数字から事実を捉えるだけでなく、文章を読むだけでも映像をイメージしやすくなっている。
 決して、数字を暗記せよということではなく、生体システムをイメージしやすいように具体的な数字を 提示しているのだと推察される。

 例) p113
  毛細血管に関する記述
 「毛細血管の網目は非常に細かく、ほとんど全ての細胞が毛細血管に接している。
  毛細血管の直径は平 均で0.008 mm、つまり赤血球の直径と同じである。
  赤血球は、毛細血管を通るときには一列に並ぶことになる。毛細血管の壁は薄く、
  細胞1個分しかない。・・・」

そして、毛細血管の中で、赤血球が一列に並んだイメージ図は、頁をめくった後に現れる
(ただし、原著はどうか不明。日本語訳の教科書の場合だけかもしれない。)


その他の例)
・200年生きたゾウガメ。イガゴヨウマツは樹齢4000歳以上 
・ハリネズミは体温4℃になって休眠に入る。
・ヒトの卵細胞0.1 mm、その他の細胞、0.01 mm以下
・菌類界、150万種の菌類、30万種類の植物存在、140万種の動物、
・シロナガスクジラ全長30m、重さ135t
・節足動物、現在750,000種類
・軟体動物門、140,000以上の種類

・胚性幹細胞 (全能細胞)200種類以上ある。どんなタイプの細胞にもなることができる。
・ヒトの体にはおよそ230種類の細胞がある。
・ヒトの体には200以上の骨がある。成人200-208個、子ども220個、赤ちゃん300個
・心筋は、自律的に、24時間で10万回以上拍動。
・微笑みは17の筋肉による協働作業、まだ目が見えない子どもでさえ、生後4週間後には微笑み始める。
・消化管の全長7m、食物はほぼ24時間かけて通っていく。
・小腸を広げると200m2ほどの面積になる。
・肝臓の重さ約1.5kg、最大の内臓。
・血液、体重70kgの成人だとおよそ5-6L
・赤血球は、体の中で最小の細胞で、全細胞量の約1/4を占める。
 赤血球の重さの1/3は鉄を含むヘモグ ロビン。赤血球の寿命は約3-4ヶ月。
 毎秒およそ2万個が死滅する。
・心臓は、安静時、1分間に60-70回拍動、1分間におよそ5Lの血液、
 つまりヒトの全血液量が心臓から 送り出される。
・心臓は、ヒトの一生の間に約30億回拍動する。
・毛細血管の直径は平均0.008 mm、つまり赤血球の直径と同じ。
・毛細血管の壁は薄く、細胞1個分しかない。
・肺胞の表面積は成人では75-80 m2
・腎臓はそれぞれ約150gの重さで、膀胱は400-500mLの尿が溜まるといっぱいになる。
・原尿は24時間で180L生成され、尿は通常24時間で1.5-2L。
・皮膚の温度が15℃以下、45℃以上になると痛覚受容器が刺激される。
・ヒトの一生の間に生まれる記憶細胞は約1000万種類になると概算されている。
・皮膚の厚さは3 mmから 10 mmと様々。
・遺伝子が働き、ヒトの生体内では平均4万種類のタンパク質が生産される。

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■少し分かりにくいと感じた点
興味関心をひいたり、日常生活に絡めたりするような問題提起をする反面、
文章と図のリンクが少し弱いと感じた。

ただし、これは、意図的にそのように構成されているのかもしれない。
自らの力で、図と文章の間を埋めるよう、子どもたちに求めているのかも知れない。

実際に、この教科書一冊では、答えが見つからないように、
敢えてそのようにしているのではないかと思われる箇所がいくつかあった。

おそらく、前に記したように、他の教科書を照らし合わせたり、複数の資料を併用したりして、
補うことを促進しているのであろう。

自ら、調べたり情報を探したりすることを推奨するため、
読解リテラシー、情報リテラシーを身につけるため、
たった1冊の教科書に頼りすぎることを避けているようにも思う。
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「ことばと思考」今井むつみ [読書]

「ことばと思考」  今井むつみ   岩波新書1278 2010年

先日の「学びとは何か」に引き続き、今井氏の著書です。
こちらも大変面白い内容でした。
ことばに対する深い洞察がきらりと光ります。


異なる言語の話者は、世界を異なる仕方で見ているかという問いは、非常に興味深いテーマでした。

色の名前が、明るい色 と暗い色の2つのみしかない言語。
数字が、1と2しかない言語。

言語は認識にもたらすもの。
言語情報は記憶をゆがめる。

などなど。

人間の世界観への言語がもたらす影響についての奥深い探究を、
最初から最後までずーっと楽しめる内容でした。

子どもたちの発達、言語の獲得についての部分は、
子どもたちと向き合い、彼らの人生の貴重な時期を共有する一人として心引き締めて読みました。

言語の探究は、
決して、ただ、純粋に学問として楽しむだけではなく、
探Q舎における実践として活きたものにしていくための、最重要の探究分野の根幹の一つです。




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スーパーの見学からはじめて [探Q舎]

近くのスーパーマーケット見学を導入として、
経済を基本として、人間の心理と行動の探究を進めます。
店員さんに予め一言申し上げると、笑顔でどうぞとおっしゃってくださいました。
ほんとうにありがたいことです。


普段のお買い物の際に、子どもたちが使われているスーパーと比較しながら、
小さな発見を集めて行きます。

商品の並べ方、置き場所
陳列棚の工夫、温度設定
製造元はどこか、どこからやってくるのか
それぞれの商品の量や、梱包材の違い
デザインやパッケージの工夫
品質保持期限、賞味期限
価格設定の工夫
店員さんの配置、動き方、
お客さんの動き方 (動線)、場所による密度の違い
このお店ならではの工夫、良い点
問題点や、改善したらもっと良くなる点

などなど、
観察すればするほど多くのことが学べます。


現在、カマンベールチーズにハマっている生徒さんは、チーズ売り場に向かいました。

同じチーズですが、カット無しのものと有りのものが隣同士に陳列されていました。
同じチーズ100gでも、カットずみのものは、50円高かったです。
これは、絶好の機会です。

「同じ100gなのに、どうして50円高いの?」って問いかけてみました。

少し考えて、
「包装紙の量が増えるから」
「チーズをカットするのはけっこうめんどくさい」
「めんどくさいことは手間がかかることだから」
と答えてくれました。

次回以降、50円の価値はどこにあるのか、
どうして、50円という値段が出てくるのか、具体的に掘り下げます。

商品そのもの以外に、
付属する価値を生み出す方法はたくさんあることを知っていただきます。


普段のお買い物では、自分の視点 (おそらく、このお菓子が欲しいとか・・・)
のみで、どうしても物欲が高まっているでしょうし、
視野が狭くなっていると予想されます。

そこで今回は、物欲を脇において、
視点をスーパーの店員さんや他のお客さんたちを観察することによって、
気づきを得てほしいと願いました。
今回の見学で気づいたことをまとめつつ、
次回からさらに掘り下げて行きます。
市場経済、貿易、地理、人間行動学、行動経済学の分野の面白いネタを入れつつ、
人間の心理、行動の奥深さに触れて頂けたらと考えています。


かなり、面白くなる予感がしています。




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まど・みちお [リサーチ]

まど・みちお
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素直さの威力は絶大 [探Q舎]

素直ってすばらしい。

みなさん気持ちや考えを素直に率直に表現されます。
最初は、緊張されたり人見知りされたりそういうことはあります。
しかし、すぐに慣れてほんとに素直に、落ち着いて自分の気持ちや考えをことばにされます。
ポジティブなものも、そうでないものも、どちらもストレートに表現されます。


新しくゲットしたものを自ら公表されます。
身につけるもの、文房具、
そして塾では絶対に出番のないおもちゃまで、いきなりご登場。
目をキラキラさせながら全面に押し出したあと、
いいでしょいいでしょ、見てみてって、全身でアピールされます。

素直でストレートな表現には、威力がありますね。
素直さには、敵いません。素晴らしいことだと思います。

これから、ますます楽しみです。




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『ポケットのはらうた』くどうなおこ 童話屋 [読書]

『ポケットのはらうた』くどうなおこ 詩 ほてはまたかし 画 童話屋

普通の大きさの本たちに囲まれた、
ひときわミニサイズの本が一冊目にとまり、サッと手に取った。
表紙には、やんちゃそうだけど笑ってるかわいい黒光りのカマキリ。
赤と緑のきれいな色合いの間に存在感を示していた。
ときには、癒し系もいいかもしれない。

教材開発のために、何か、良いアイデアがもらえるかもしれない。


内容は、
風、木、鳥、虫など、それぞれが主人公の詩の競演だった。
けやき、かたつむり、かまきり、ふくろう、無生物も生物もひっくるめて、
一字一字にまでとことんこだわって、詩が編まれていることに気づく。

個性的なキャラクターぞろいで、癒された。
そっか、あの粋な表紙で存在感を放っていたカマキリは、かまきりりゅうじだったのか。
おれは、○○だぜ、と連発するかなりやんちゃなキャラだったことが判明した。
さらに、後には、甘ったれで照れ屋さんでもあるらしいことが判明した。
なかなか、複雑な心の持ち主の模様。


ほてはまたかしの画とのコラボレーションがこれまた素晴らしい。

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のはらうたの仲間たち、みんな個性的ですてき。
その中で、個人的に、特にいいなあっすてきねえって感じたのは、以下の作品。

p8、かぜみつるさん、「「し」をかくひ」
p34、からすえいぞうさん、「ひかるもの」
p48、うさぎふたごさん、「おしらせ」
p60、いけしずこさん、「えがお」
p70, にじひめこさん、「おいわい」
p94、こぶたはなこさん、「こうきしん」

p104、おけらりょうたさん、「おやすみ」








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