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北欧リサーチ、再び [探Q舎]

北欧リサーチ、再び。
本日からフィンランドの学校の教科書を読んでいます。
日本の教科書と見比べつつ、

リサーチ、
リサーチ、
そして、リサーチです。

教科書のウラにある、オトナの戦略を読み解くべし、ですね。

探Q舎の授業に活かせるところは、全て活かします。
お楽しみに・・・

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第二回目、市民企画講座終了 [市民講座]

今回は、年長さんから小学5年生さんまでの皆さんにご参加いただいています。
保護者様がフォローしてくださっている中で、わいわいやっています。

一回目の前回の講座では、
脳について学び、自分をみつめる大切さ、仲間をみつめる大切さを学んでいただきました。
なぜ?どうして?と、じぶんのあたまでかんがえることがたいせつ!ということを伝えました。

二回目の今回の講座では、
次のような目的を子どもたちに共有していただきました。

目的(もくてき)・・・つぎのことを知(し)りましょう。
■ふしぎなせかいは、にちじょうせいかつにかくれている! 
■しっているせかいをひろげると、たのしい!やうれしい!がふえる!

まず、実験の前にどのようになるかを予想していただきました。
シンプルですが、二種類のなじみ深い粉を使って、異なる割合で水に溶かしていきます。

ちょっと、面倒に思えるかもしれませんが、
ひとつひとつ順番に丁寧に作業する大切さ、
算数の力、イメージする力、
チームで学ぶこと、異学年で一緒に学ぶこと、

を大切にしていただきたかったので、2チームに分かれて実験していただきました。


五感をフル活用して、
自分のココロとカラダで真実の世界を発見していただきました。


今回の実験では、視覚、聴覚、触覚(皮膚感覚)をフルに活用して、
これまで知らなかった世界が、身近な日常生活の中に隠れていたことに、
きっと気づいてくれたのではないでしょうか?

今後の、学校の学習で、どうしても苦手になりがちな理科と算数。
この2教科の学習がきっと、今後スムーズに進むのではないかと思います。

自分の五感で学び、それが、脳に鮮明なイメージとして印象づけられるからです。
割合の概念や、粒子のレベルでの物質観のタネを植える講座として設定しました。

じっくり考えたり、意見交換しながら学ぶためには、ほんとうは90分欲しいところですが。


ちょっと慌ただしいながらも、
みなさんに毎回の講座で、
何か学んでいただき、
講座前よりも講座後には、
ココロとカラダが一回り
大きく成長されるように努めています。




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まさかの大失態・・・懺悔です [市民講座]

第二回目、市民企画講座でした。

大変ショッキングなことがありました。
まさかの事態です。

手を挙げてくれたので、自信満々でお名前を呼んでしまったんですが、
これが、なんと!間違いだったんですよ・・・

凹みます。
ほんと凹みます。

そうでした。
そうでした。

初回のとき、同時に来て下さった親子ペアさん。
一番始めのときに、完全に真逆にお名前をインプットしまっていたことが判明しました。
ああ、ほんとうにショックです。

大変失礼いたしました。
ごめんなさい・・・・・

お名前って、一番気をつけないといけないのに・・・
ほんとに、思い込みが激しい自分に喝!です。


この場をお借りしてお詫びいたします。
大変失礼いたしました。

来週こそ、リベンジしなければ・・・
至らない点がございますが、どうかお許しください。
私も、お子様たちを見習って毎回学習です。

宜しくお願いいたします。

以上、本日の懺悔でした。



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金 VS 銀 [ジャンク]

モクセイの香りがあちらこちらに漂っています。

キンモクセイとギンモクセイ。
あなたは、どちらがお好みでしょうか。

キンモクセイの方が多いので沢山出会うかと思いますが、
ギンモクセイの香り、上品で控えめな良い香りですよね。

一説では、キンモクセイの香りの方がギンモクセイの香りよりも5倍も香りが強いとか。

ついつい、多数派だったり主張が強いものに目を取られがちですが、
控えめで謙虚なものにこそ、注意を向けたいと思っています。
そこには、きっと大切なものがたくさんあります。

ちなみに、表記ですが、カナよりもやはり、ここはひとつ、
金木犀、銀木犀と、
漢字で書いた方が、だんぜん趣があると思いませんか?








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"考える力"は、ほんとに"考える力"が必要なようです [探Q舎]

考える力、
みなさん、ほんとうに考える力が必要なようです。

うーんってうなりながら考えます。
机の下に這いつくばって?ひれ伏して?考えます。
ぶつぶつつぶやきながら考えます。

最初の頃は、慣れていなくて大変でしょうけれど、
粘り強く、挑戦してほしいです。

みなさんのお力、期待しています。

注意すべきこととして、
みなさんのせっかくの自信を失われないように、
同じ時間の中に、
スッキリできた!!って言えるようなものと、
うーんって奮闘しなくちゃいけないものを、混ぜるように気をつけています。




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熟練 (熟達) による脳活動の変化をみてみよう [リサーチ]

Hill and Schneider, 2006
「The cambridge handbook of expertise and expert performance ,p656」より図を改変


熟達と脳.jpg



この図は、ある運動を学習するために1時間の簡単なトレーニングを行い、
その技術獲得 (熟達) までの脳活動の時間経過を追ったものです。
熟練に伴い、脳の活性化領域が整理されていきます。

左は、トレーニングし始めの脳活動 (初心者)、
真ん中は、中間の脳活動、
右は、技術を獲得した熟練したときの脳活動 (熟達者)、

白い領域は、学習する前に比べて脳活動が増大した領域を示します。
活性化する脳領域は、技術を獲得するにつれ、減少しています。

特に、意識的な注意をコントロールする領域(前頭葉、頭頂葉)の活動が減少しており、
運動技術の獲得がなされると、無意識的にできるようになることを示唆しています。

この結果を学びの段階として捉えるならば、
意識してできる段階から、
無意識的に行える自動処理の段階へと、
さらにステップアップした結果を示しているのでしょう。

同じ運動を行っているにも関わらず、熟達前と、熟達後では、こんなにも、
脳の活動パターンに違いがあるものなんですね。

熟達前は、エネルギーが要りそうに思えてするのが億劫になることも、
熟達後には、いとも簡単に、軽々とできちゃいますよね。
みなさんも、こういう経験を何度もされているのではないでしょうか?

脳では、こういう変化が起こっているのですね。
熟達とは素晴らしいものですね。

この図を見ると、「妙に、納得?!」でしょうか。



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教員免許更新の申請手続き終了 [ジャンク]

この夏、教員免許状更新講習を受けました。


いろいろなバックグラウンドをお持ちの現役の教師の方々と、
お話しさせていただき、一緒に学ぶことができました。
公教育の現状もいろいろと教えていただけました。
塾の授業に活用できる情報も得られました。


先日、無事に講習修了証明書が送られてきました。
書類をまとめ、本日無事に申請手続きを終了しました。
一つ終えてちょっぴりほっとしました。


次回は、10年後になります?!
なんと、生徒さんが成人を迎えられる年です。




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「学びとは何かー探究人になるために」 今井むつみ 岩波新書 [読書]

以前、ブログでご紹介させていただいたこともある今井むつみ先生。
今回は先生の著書のご紹介です。


八月には、翻訳された新書「科学が教える、子育て成功への道」が出ましたが、
こちらの本を読んでみるまでに、先に整理しておきたくて。


原点に立ち返り、
学びとは何か、
知識とは何か、
熟達とは何か、
(ほんとうは、生きるとは何か、まで)

夏にかなりの情報を整理したつもりでいたのですが、
また、新たな方々とお話しさせていただく機会をしばしばいただくようになり、
これらのことをもう一度整理したいと考えていました。
まさに生きた知識のシステムを交通整理しておきたいという思いがあり、
急いで読みたくなったのが、こちらの本でした。

さすが、語彙の習得の専門家の著書、ひとつひとつの言葉について丁寧に明確に定義づけられ、
言葉、言語に対して厳格かつ真摯な姿勢がひしひしと感じられました。
記憶を4つの型に分類したり、直観を3パターンに分けて丁寧に説明がなされていたり、
タイトル通り、自ら探究人としてお手本を示すように、
これでもかこれでもかと、とことん探究を実践されています。
探究好きな方は、間違いなく喜んでしまうと思います。


記憶とは、
知識とは、
熟達とは、
直観とは、
才能とは、
天才とは、
創造性とは。


学びとは何か、について真正面から挑んでいるとても清々しい作品です。
段階を追って、丁寧に読み解かれており、
これまでの学びに関する知識のシステムを、スッキリと再編成できました。

最終章の"探究人を育てる"
の内容に関しても、これまでの自身の体験から、感じていたことではあるのですが、
著者のお考えに全く同感します。
せめて、最終章だけでも、子育て中の方に、ぜひ読んで頂きたいです。



ほんとうの知識とは、ほんとうの学びとは、何か、
改めて問い直したい人におすすめの書です。

文章も、内容の構成も美しくシンプルです。
理解しやすいように工夫がなされているので、サッと読める良書だと思います。
すでに探究人だよという方、これから探究人にという方、
探Q舎に興味あり、という方におすすめです。



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■知識を事実と捉えてしまっている人々が多い。
覚えた事実の量を評価するようなテスト文化の影響は否定できないとのこと。

知識は常に変化する。生きた知識のシステム。
直観と批判的思考による熟慮との両輪として働かせていくことが重要。

■探究人を育てる
・知識は自分で発見するもの。
使うことで身体の一部にするもの。
様々な現象に対して、なぜ?と問い、自分から答えを求めていく姿勢。
これは、幼児期から育てられる。
これは、知識は教えてもらうものではなく、自分で発見するもの、という認識につながるから。
子どもは生まれながらに、自分で知識を発見するようにできている。

・親も探究人であること。
子どもが探究人であるためには、親も探究人となることが欠かせない。
小さい子どもほど親の価値観に敏感であるから、親の影響力は大きい。


■発達心理学でZPD (Zone of Proximal Development)という概念
レフ・ヴィゴッキー (ロシアの心理学者)

誤ったスキーマの修正をしつつ、いまよりも少し発達のレベルの高いところに登って行く。
子どもが自分のスキーマがおかしいことに気づく状況を設定する。
自分のスキーマが誤っていることに気づき、自分で修正することができたら、
その喜びと感動は、テストで良い点を取ってお小遣いをもらう比ではないはずだ。

この経験が学びの意欲へつながる。
子どもが自分で発見し、自分で進化できるような状況を設定することが親や教師に求められる。

■主体的な学びの本来の姿
それは、知識の構築、創造である。
生きた知識の学びは、母国語習得のときにだれもがおこなっている。


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お一人でも多くの方に出会えますように・・・目指せ、探Q伝道師。 [探Q舎]

世界をひろげるチャンスは
いつでもどこでもゴロゴロ転がっているもの

実は、出会いのチャンスも
あちらこちらにあるもの

お一人でも多くの方に探Qに出会っていただきたい・・・
日常生活でも探Qを実践いただきたい・・・


そんな想いがありまして・・・
そんな願いがありまして・・・


これまでのところ、
美濃加茂市、可児市、関市のみなさんに御世話になっています。
ありがとうございます。これからも宜しくお願いいたします。

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このたび、上記の市民のみなさまに加え、
近くの市にお住まいの方にも知っていただく機会があればと願いまして・・・


あらたに、
多治見市のアドバイザー、
犬山市の市民講師、
に登録させていただきました。


ということで、多治見市のみなさま、犬山市のみなさま、
今後、どこかでお会いできるかもしれません。
どうぞ宜しくお願いします。

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そんな流れで、窓口のご担当の方々とお話しさせていただく機会をいただきました。
もちろん、お仕事上の事務的なお話しなのですが、みなさまお子様をお持ちのご様子。
会話の中で、ときおり、人の親としてのご表情に変わったのが印象的でした。
お父様目線から、お母様目線から、ご興味を持っていただいたようで、
いろいろとリアルな質問していただけて、何だか強い激励*を受けたようで嬉しく思います。

*個人の主観的な印象です。
わたくしがただのポジティブ思考人間だからなのかもしれませんが・・・

ご担当の皆様、お世話になります。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。





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ほんと、実験しないとわからないもんだね [探Q舎]

先週の実験の振り返りを行ったときのひとこと。
「ほんと、実験しないとわからないもんだね。」

予想と実験結果が随分違っていたようです。
一週間たってからも、振り返ってとっても悔しそうで、
でも同時になんだか嬉しそうで、ステキな表情でした。

ものごとの思い込みの危うさ、
日常生活の中での認識のいい加減さ、
実験の重要性、

どうやら大事なことに気づいてくれたようです。
その表情にその言動に安堵しました。



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