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「ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?」 [読書]

どんな専門家でも、一般の方にわかるように説明できてはじめて一人前と言われる。
研究者も、自分の研究を小学生に分かるように説明することや、
一般の人に対して研究テーマを2分で説明する、といったことができるようにとよく言われる。
普段から本質を追究し、自分の仕事をホントウに分かっていなければ、こういうことはできないだろう。
自分が身をおくこの世界のことももちろん同様である。

たまたま、図書館でこのような本が目に入り、読んでみることにした。
探Q舎の好奇心旺盛な子ども達にどんなことを聞かれても動じないように(?!)




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「ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?」
ベッティーナ・シュティーケル 編、畔上司 訳、2003年  主婦の友社

空はどうして青いの?
愛情って何?
電話ってどうしてつながるの?
戦争はどうして起こるの?
地球はいつまで回っているの?
1たす1はどうして2なの?

など、小学生が尋ねそうな質問ばかりですね。
質問はシンプルですが、本質をついた重要な質問ばかりですね。
探Q心の強いお子様たちは、きっとこのような疑問を持つでしょう。

このような質問をされて、すぐにビシッと答えるのは相当難しいように思います。
自分が小学生の頃を思い出しながら、質問するところを想像してみたり、
小学生の親御さんの立場で、答えるところを想像してみたりしました。
自分だったらどんなことを質問するだろうか、どんな風に答えるだろうか、と考えながら。

みなさんはいかがですか?
小学校高学年でも読めるとは思いますが、結構難しい項目もあります。
中学生でも面白く読めると思います。
しかしながら、お子様がいらっしゃる保護者の方に最もお薦めしたいです。
参考になる部分が多いですし、大人にとっても学べる内容です。

それぞれの質問に対して、それぞれの受賞者が回答しています。
ちょっとズレている気がして完全に納得いかないものもありましたが、
さすがに分かりやすくビシッと回答されているなあと思うものの方が多かったです。









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