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「ヒロシマに来た大統領、朝日新聞取材班 著、筑摩書房、2016」 [読書]

世界情勢、難しい危機的状況になっている現在です。
一人一人が平和について考えること、これも教育の中の重要な課題です。
歴史を知り、現在を知ることは、ほんとうに重要であると思います。
情報を求めて事実を見ようとしなければ、事実に出会えぬまま生きていくことになりますね。

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Yahoo!の意識調査、「原爆資料館、行ったことある?」
https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/30343/result
ある、69%
ないが、いくつもり、16.3%
ない、行くつもりもない、14.7%
2017.8月12日現在、合計:38,445票

あなたは、訪問されたことはありますか。
実は、長崎やドイツの収容所はあるのですが、広島はまだ行けていないのです。
この4月に、資料館がリニューアルオープンしたそうなので行かなくてはと思います。
CGで広島の町がどのように変わり果ててしまったのかを示したものもできたそうです。
ケリー長官もこれを見学した際に、驚愕したそうです。

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「ヒロシマに来た大統領、朝日新聞取材班 著、筑摩書房、2016」
読みました。
2016年5月27日、被爆地・広島を訪れたオバマ大統領。
当時の、ニュースを思い出します。
歴史的なこの訪問が実現するに至るまでを追った取材班のレポートです。
アメリカ人の認識の調査結果などもあり、また被爆者アンケートの結果から様々な意見が掲載されていました。

答えが一つではなく、アンケートに答えた被爆者の方の人数の数だけ回答がありました。

オバマ大統領の17分間のスピーチの中に、
「いつか、証言する被爆者の声が聞けなくなる日がくるでしょう。」とありました。
8月15日、戦後72年目の終戦の日を迎えます。
生の声が聞ける時間のリミットが近づいています。

考えねば・・・・・
平和について、世界の唯一の被爆国である日本の今後のあり方について。



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お盆と死者の日 [ジャンク]

お盆です。
お墓参りにいらっしゃるご家族も多いでしょうか。

メキシコの死者の日も、先祖の霊が戻ってくる日です。
世界の他の地域にも、中国の施餓鬼会や日本のお盆と同じく、
先祖の霊をこの世に呼び戻す文化があるのですね。
調べると他にも例が出てきそうです。

【お盆、精霊流し】
先祖の霊を供養するために行われる仏教行事。
地域によって時期や風習が異なるが、3日間だけあの世から帰ってくる祖先の霊。
精霊が道に迷わないように迎え火により霊を招き、その間は提灯を灯す。
外では、盆踊りなども行われる。
十五日の夜か十六日の朝、お供え物や灯籠を川や海に流す精霊流しを行い、
先祖の霊精霊を西方浄土に送り出す。

【死者の日】
11月1日。亡くなった人の魂が帰ってくる日。
11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日。
楽しく明るく祝う。死は誰にでも訪れるもの。嘆いても怖れても仕方ない。
年に一度帰って来られるし、いっそ生を楽しみ死を笑ってしまおう。
仮装やボディペイントを楽しみ、家族や友人達が集い、先祖への思いを馳せて語り合う。
夜間にはバンドによる演奏なども。
魂がこの世への道を見失わないようにと、ロウソクが灯される。

故人の遺影、十字架、砂絵、花、食物などを配置したオフレンダと呼ばれる祭壇があり、
食べ物や死者の花と呼ばれるマリーゴールド、砂糖で作られたガイコツ、キャンドル、
故人の好んだものなどが色鮮やかに飾り付けられる。

メキシコではおよそ3000年も前から、祖先の骸骨を身近に飾る習慣があった。




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