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プログラミング入門編 [探Q舎]

プログラミングの基礎の教材を作っています。


「プログラミング・・・
たしかに、興味はあるけれど、さらに習い事を増やすのは・・・
色んな意味でちょっと・・・正直のところ、大変。
遊びも大切だもん!
わざわざ、プログラミングに特化した教室に通わなくていいんじゃない?」
すでに習い事をされている子ども達は特に、そう思われるかもしれません。


保護者の皆様も、
「英語も、プログラミングも、道徳も・・・
増え続ける小学校教育のカリキュラム。
さらに、その後、また大学入試もどうなるかよくわからないし・・・
でも、そんなに、沢山学習できるの?身につくの・・・?」
親の立場として一体どうしたらよいのかと、不安に思われることもあるかもしれません。


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知識や情報を詰め込むことでもなく、一方的に与えることでも教えることでもなく、
子ども達自身が面白いと心から思えること、興味を持てることが見つかることが最重要だと思います。

とりわけ小学生の時期には、楽しみながら、興味を持つきっかけに出会うことが大事なのではないかと。
このきっかけになる機会を増やしたり、教育環境を整えたり、情報だけはなるべく知らせておいてあげるなど、サポートしておけば、あとは、ご本人が自分の意志で取捨選択されるでしょうし、
習い事や学校の勉強も自然と面白い分野に力を注ぐ (勝手にどんどん調べたり自ら積極的に学ぶ)ようになっていくのではないでしょうか。

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そこで、探Q舎では、興味を持つきっかけになればという願いから、
プログラミングの基礎を、算数の枠の中で捉えて「考える力」や「探究」の授業の中に。
コンピュータを使わずに簡単なゲームを通して遊びの中に組み込む形で触れることにします。
低学年には、少し難しいと思いますから、まずは高学年の子ども達にトライしていただく予定です。

インプットの授業 (考える力)の中で、まずは、最小限の基礎を学びます。
また、アウトプットの授業 (探究) の中で、ゲームとして実践する予定です。
自分でプログラムを書きながら、そのプログラムを動かしていきます
(プログラムといっても実にシンプルですが)。


算数が好きな子ども達は、秩序ある世界に魅力を感じることが多いです。
その簡潔さ、明瞭さ、美しさを既に知っていることが多いです。
一定の法則性、規則性を見つけ出すことが好きなことが多いです。

算数があまり好きではない子ども達は、プログラミングの美しい世界を知ることで、
これまで気づかなかった算数の秩序ある世界に興味がでてくるかもしれません。
0と1の数字だけで、これだけのことができるんだ、そう感じるだけでも算数への見方が変わるかもしれません。とっつきやすいシンプルな世界に留めるので、きっと楽しんでくれるのではないかと思います。



身近に存在するコンピュータの例を取り上げ、
日常の生活をプログラムと言う視点から見直す機会になればと思います。

プログラムの探Q。
かなり大げさですが、
小さなプログラムを自分の手で作成することから、
自分の生活のプログラムを、
自分の人生プログラムを、
設計することへ繋がるのではないかと思います。


日頃から行っている考える力の授業の学習内容
(二進法、ロジックツリー、グループ分け、暗号の解読、数列の法則性など)の多くが、
コンピュータを動かす基本のプログラム作成にも大変重要であり、
関連性がとても深いことを実感してもらいたいと思っています。

そうです。使える技術、活かせる技術。
実用性のある考える力を育んでいるのです。
いつでもどこでも大活躍する考え方を、身につける。


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例えば、何かのカードとかシールとかコレクションしているものはどのように整理しますか。
何らかのルールを決めて並べたり、わかりやすくグループ分けしたりしますよね。

データも同じです。
大小関係が定められているデータの場合。
例えば、学校やクラス単位でも沢山の人数分のデータから、
テストの点数順や、名簿のあいうえお順やアルファベット順、
家庭訪問のための住所順など、学校でもいろいろな並べ替えが必要ですね。

多くのデータの並べ替えの手法は、様々なプログラムの中で必要になります。
たくさんの数値を、小さい順あるいは大きい順に並べ替える作業をソートと言います。
色んな場面で必要となるので、昔から数ある手順・方法が開発されています。
それぞれ、条件によって適する方法が異なるため、時と場合により、相性の良い方法が選択されます。

バブルソート
バケットソート
基数ソート
ヒープソート
マージソート
クイックソート


あまりに痛ましいニュースが多いです [ジャンク]

あまりに痛ましいニュースが多いですね。
この世のものとは思えないくらい信じられないような事件ばかりです。
ほんとうに人間のすることなのでしょうか。


時代や世の中の状況を把握するため、
ニュースを確認するのは大切ですが、

一方で、知らなくても良いおそろしく痛ましいニュースの方が多く、
ジレンマに陥ります。

ニュースというひとくくりではなく、自分なりに知りたいニュースとそうでないものを上手に取捨選択したいです。"知らない権利"" 見なくてよい権利" みたいなものが必要なのかもしれません。
たった1クリックで、全てを知るハメになります。
時すでに遅し、やりきれない思いになります。
おぞましい犯罪ニュースは精神的に大変なダメージを与えます。
脳にとっても悪影響があるのではないでしょうか。
(痛ましいニュースを知ることの脳活動への影響に付いて、今度まとめてみます)

第三者でさえ、こんなにショックを受けることですから、
被害者や関係者のことを考えると……………


自分で、いい加減のフィルタリング機能を作って、情報の選択をすることが必要なのでしょうか。

↓本記事の内容とは無関係です。

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日本の公立小学校へのパックンの指摘 [探Q舎]

アメリカ出身のパックン (パトリック・ハーラン)は、現在二児の父でお子様を普通の公立小学校に通わせているそうです。
彼が、日本の学校教育について感想を述べていました。

「底上げはできているけど、天井を下げている」
「学習効率が悪い。時間のかけ方の問題あり」

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「底上げはできているけど、天井を下げている」
よく言われていることですね。
パックンの言う通り、
私が小学校の時代でもすでに全く同じことが言われており、
改めて、ああ、相変わらず変わっていないんだなあと思います。

授業が難しい、ペースが速いと感じる子ども達同様、
授業のペースが遅いと感じる子ども達も救う手段が必要なんですね。

それなら、進学校へ行けば?という単純な話しでもありません。
私立の小学校や公立の附属小学校へ行けない事情も多々あります。

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随分昔ですが、少し思い出してみます。
授業の進行が遅くてたしかに退屈でした。
手を挙げてさっさと答えて次に進みたかったんですけど、毎回挙げたところで私ばかり当てられるはずもなく、わからないふりをしなければいけない雰囲気でした。
待ち時間が大半で内職をしたいなあなんて思っていました。
心の中でもやもやと感じていたのを思い出します。

小学校の1.2年生の担任の先生は、私の机の隣に注意欠陥多動性障害の子の同級生を座らせました。
授業の半分くらいは、この子に教えていたように思います。
今から思えば、私が授業を退屈に思っていたことが、担任の先生にはばれていたのかもしれません。


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さらに、パックンは、日本の小学校の学習時間あたりの学習効果の低さを指摘しています。
「学習効率が悪い。時間のかけ方の問題あり」
これもよく言われていることですね。

学習効率の問題ですが、
これは、学校教育だけでなく、社会でも同じ傾向が続きます。
仕事の効率の低さ (労働時間あたりの生産性)の問題に、
さらには、国民一人当たりGDPの低さの問題に繋がってくるのではないでしょうか。

学校の先生も、長い労働時間が問題になっています。
第一に、先生達の不要な雑務の撤廃が必要で、先生達が大事なところにこそ労力と時間をかけられるように改善されるように願っています。
学校の先生の激務を改善するところからはじまり、子ども達の底も天井も上げていけるような教育システムになっていけばと思います。
いろいろ問題はあるかと思いますが、
少子化ということで、先生がお子様一人当たりに目を行き届かせる時間を少しでも増やせたら良いですね。


パックンもこう締めくくっていました。
「日本は資源がそんなにないと言われているなかで、
人材が一番の資源だと思って、
もっともっと教育に効率よく
力を入れていただきたいと思っています」(TOKYO FM「クロノス」)

パックン、いいこと言いますね。
全く同感です。
国力は、教育から。

そんなこんなで、微力ながら、少しでもお手伝いできればという想いが募り、
現在、民間教育に携わっています。
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*HPの「教育相談 (学校が合わない方へ)」の項目を書き換えました。
ご興味ある方は、ご覧下さい。
https://www.tankyusha.com

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参考)Yahooニュース 7/13(木) 17:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00010003-tokyofm-life

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