SSブログ

ジョン・デューイ(哲学者、教育者,) [探Q舎]

====================================================================
前向きに上昇志向で生き抜く、強くたくましく頼もしい探究人”一人でも多く。
探Q舎は、デューイの提唱する道具主義、経験主義にも合致しています。

実験や探究活動など、科学的探究を軸として、種々の問題に出会う、課題解決の機会を提供しながら、
課題解決の方法を小学生からしっかり身につけていただくカリキュラムです。
死んだ知識の詰め込みではなく、創造的知性を身につけるための教育プログラムを提供します。

====================================================================

●デューイの教育論
人間の自発性を重視するものであり、
彼は人間の自発的な成長を促すための環境を整えるのが
教育の役割だとした。

課題解決型学習は、彼の学習理論であり、学習を能動的なものと規定したもの。
知識の暗記にみられる受動的なものを脱却し、
自ら問題を発見し解決していく能力を身につけていくことに
教育の本質をもとめたものである。


●デューイの道具主義
理論や知性は問題を解決するために有用な道具でなければいけない (彼は道具主義と言った)。
問題解決を行う能力を知性を呼んだ。

●人生の課題解決能力
従来の習慣的生活では上手く処理できない状況がしばしばやってくる。
誰しも、生きているかぎり問題状況に陥ることは致し方ないが、
困難な状況に上手く対処できるかどうか。
これが運命の分かれ道である。

直面する問題を解決する能力こそが知性、単に知識をもっているだけでなく、
実用できるかどうかがものを言う。
デューイはこの課題解決能力のことを創造的知性とよんだ。

●課題解決の具体的な方法
1. 問題の原因と解決策について仮説を立てる
2.仮説が正しいかどうかを、実践によって検証する
3.改善しないときは、新たな仮説を立て、それを検証する。

このプロセスは、

仮説と検証という試行錯誤のプロセスを経て問題を解決するというのは、
科学的探究のプロセスと全く同じ。

科学的研究は言うまでもなく、
日常生活の問題解決、
社会問題の解決、
人間関係の問題解決、
人生の問題解決…………………...


死んだ知識の詰め込みではなく、
創造的知性を身につけるために教育はなされるものだ。


====================================================================


■デューイの有名な著書
経験と教育 (講談社学術文庫) 文庫 – 2004/10/9
ジョン・デューイ, 市村 尚久 訳

生徒が経験を通じて自ら実践的に学んで行く教育、経験からの学びについての思想。
活きた学力は経験から身につくと主張している。
教育に従事する人々の多くは一度は読まれたことがあるかもしれない。

学校教育でも、
やっと、アクティブラーニングが実践される時代になりつつあるがゆえに、
もう一度、今の時代に読み直すことで新たな発見が得られるかも知れない、
古くて新しい貴重な著書に思える。
『民主主義と教育』『学校と社会』も同様である。

デューイの教育論に関しては、まだまだ述べておきたいことがある。
また、別の機会に、何度か彼を取り上げたい。





浮き草レポート [探Q舎]

無事に咲きました。


170726_浮き草AM8-30_開花.jpg

文学部で学ぶ学問の意義 [記事]

withneuwsより。
文学部で学ぶ哲学・史学・文学・芸術学等の学問を学ぶことの意義について。

今年3月、大阪大学文学部長で、大学院文学研究科長も務める金水敏さんが卒業セレモニーで述べた式辞が、ツイッターで話題になっているそうです。

「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます」。

https://withnews.jp/article/f0170724005qq000000000000000W00o10101qq000015619A



たしかに、そういう側面はおおいにあるかと思います。
哲学・史学・文学・芸術学等の学問は、全て、人間学の中に含まれるといってよいと思います。
探Q舎でも、人生の岐路に立ったときに威力を発揮できるような学びを追究していきたいと思います。

これからの時代を“前向きに上昇志向で生き抜く、強くたくましく頼もしい探究人”を一人でも多く。






浮き草レポート [探Q舎]

昨日に引き続き、浮き草レポートです。
今朝の写真です。
もうすぐの予感です。

170726_浮き草.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。