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Pale Blue Dot [リサーチ]

1977年に打ち上げられた太陽圏外を飛行中のNASAの無人宇宙探査機、
ボイジャー1号が1990年に撮影した太陽系の家族写真。

290px-Pale_Blue_Dot.png

(写真;Wikipediaより)

地球から40天文単位、約60億キロメートル離れているところからの撮影。
(ちなみに地球から冥王星までの距離が48億km)
地球が青っぽいちっぽけな点にうつっているため、pale blue dotと呼ばれている。
ほんとうは、月も映っているのだが、解像度が悪くて月は写真では捉えられない。

このボイジャー1号は、2012年8月、人口物体として初めて太陽圏を出た。
1977年の打ち上げから、太陽圏を出るまで35年かかっている。
太陽圏とは、太陽風が及ぶ範囲で太陽磁気圏のことで、太陽系ではない。
太陽系はもっと広い。

現在の位置は、以下のサイトでリアルタイムで確認できる。
https://voyager.jpl.nasa.gov/where/

ボイジャー1号は地球から最も遠くに到達した人工物となっている。
2025年頃まで、
少なくとも観測装置の一部については十分稼動できる電力を供給できると見られている。



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